「風香の詩いろいろ」パート2

2-11.あした〜98.算数 ヾ(^- ^〃)   

*あした


a038 あした


*あした

泣いて
笑って
怒って
眠る

眠れば
あしたが
待っている

☆☆

*祖母


十五年間
一緒に暮らした
祖母を思い出す

戦争で
三人の息子を亡くし
その後間もなく
夫を病気で
亡くした祖母は
戦争をことごとく嫌い
少しでも戦争場面が
テレビに出て来ると
「嫌だ」と言って
テレビを消した

子の成長を見るにつけ
祖母の思い出が
悲しい

*一つ考えたい


行動を起こす前に
一つ考えたい
その人の親が
その場に居ても
言えるだろうか
その人の親が
その光景を見た時
どう思うだろうか

行動を起こす前に
一つ考えたい
その場に誰が
居合わせても
言えるだろうか
その場で誰が
見ていたとしても
出来るかどうか

*海


あれは今から十年も前のこと
小三、小一、年中、年少の子供たちを残して
突然アメリカに単身赴任することになってしまった夫
私の住んでいるところは
海のない長野県
ないからこそ憧れる海
長男が歩けるようになった頃から
家族で毎年欠かさずに行っていた海水浴

夫の居ない夏を迎え
私は独り悩んでいました
ただでさえお父さんが居なくて
寂しい思いをしている子供たち
お父さんが居ないから海にも行けないなんて
悲し過ぎるじゃないかと・・・

夫が我が家を離れて十ヶ月が過ぎた頃
子供たちもそれぞれに少しだけ成長して
小四、小二、年長、年中になっていた夏
私は決めました
お兄ちゃんは頼りになる
無理さえしなければ
お父さんが居なくったって
私独りで大丈夫
この子たちを海に
海水浴に連れて行こうと

*帰省した息子


家を離れ
久しぶりに
帰省した息子に
お昼の用意を
してやり
「飲み物は
これでよかった?」と
お茶を差し出すと
「黙っていても
出して貰えるなら
何でもいいよ」と
もうわがままは
言わない

*花火


a102 花火


*花火

人生は花火のように
短くはないけれど
ひとつの花火を
ゆっくりゆっくり
何十年もかけて
打ち上げているような
そんな人生でありたい

大きくなくても
美しくなくても
立派でなくてもいい
私らしく
私が満足できれば
それでいい

最後には
何の未練も残さず
きれいに消えて
無くなります

☆☆☆

*あなたは知っている


いつもなら
私が文句を言っても
「何言ってるんだ」と
聞く耳さえ
もたないはずなのに

子供たちの休み明け
疲れきっている私に
あなたは優しい

私のことを
分かってくれなかったら
多分私が
爆発してしまうだろうことを
あなたは知っている

*いつものあなたに


小さな病気の虫の中には
元気よりも
やる気よりも
強い力を持っているものがある
人の考えを変える力を
持っているものもある

小さな病気の虫を
取り除くことが出来れば
取り除いてやりさえすれば
いつもの元気なあなたに
戻れるはず
本来の優しいあなたに
戻るはず

人は元々
みんな元気で優しく
作られているのだから

*笑顔


笑顔でいたら
福が来てくれるような
そんな気がして
「今日もいいこと
ありますように」と祈りつつ
鏡に向ってニッコリ笑う
今日も笑顔を作ります

笑顔見せたら
君が頑張れるような
そんな気がして
「気を付けて
行ってらっしゃい」と声かけて
君に向ってニッコリ笑う
今日も笑顔を送ります

*おりづる


夏のはじめ
長男がかえってきたときに
みいちゃんのためにと
おいていってくれた
インコのキャンディー
「今日おにいちゃんと
キャンディーが
かえってしまうから」って
おともだちと
キャンディーの
“さよならパーティー”を
するのだという
なにをするのかなぁ〜とみていたら
キャンディーに
おりがみでつるをおってやっていた
う〜ん キャンディーは
よろこんだのかなぁ〜?

きゅうに秋が
やってきたようなわがやに
キャンディーがおいていった
おりづるが一羽

*輝く星


a004 輝く星


*輝く星

夏の夜
初めて見た君の目は
輝いていた
だけど
どこにいても君は
輝いているんだね

今まで思い出せなかった
どこかで見たことのある光景
やっと思い出せたよ

よく晴れた夜
空一面に
キラキラ輝く
沢山の星
その中でひときわ
輝いている星

そうだよ 凌
君はちょうどあの星に
似ているんだよ

*猫のミーコちゃん


我が家で初めて飼った
オス猫のミーコちゃん
三男が拾って来て
三男が名前を付けた
その名はミーコ

我が家には
小学生が四人いて
みんながミーコちゃんを大好きで
みんなが抱っこしたくて
「お母さん 猫四ひき飼ってよぉー」って
まるでおもちゃを四つ買うみたいなことを
言ってたよね

ミーコちゃんが
我が家の一員になって
急にアルバムの写真が増えたよね
子供達のそれぞれのアルバムには
ミーコちゃんの写真ばかりが貼られて
子供達と写った
ミーコちゃんの写真をシールにもした
五番目の子が生まれてからは
この赤ちゃんの枕にされていたミーコ

ミーコちゃんが
天国に行く数日前の元気な写真は
五枚焼き増しして
子供達のアルバムにそれぞれ貼った

我が家のアルバムは
今でも元気なミーコちゃんの写真でいっぱい


猫のミーコと犬のシチ

猫のミーコは、我が家の一員になった犬のシチを快く迎えてくれました(H9)

*蝶


人間て
不思議だね
何十年も
過ぎてしまった今でも
感動した時の場面は忘れない
あの日の映像が今もはっきり浮かぶ

長い長い冬が過ぎても
まだまだ寒さが残る信州の春
急に温度が上がった昼下がり
暖かな陽射しに誘われて
舞う蝶を見つけたのは
まだ私が
小学校の低学年の頃だった
蝶が春を運んで来たようで
私の心も舞っていた

子供の頃に見た
あの蝶は
今も私の心の中で舞う

☆☆

*振り返る


生きている者は
今を生きることに
精一杯

だけど時々
立ち止まり振り返る
ことがある
懐かしい想い出に
浸りたくなる
ことがある

一時想い出に
浸ったら心に
仕舞い込む

そしてまた
現実に戻って
行くのです
前だけ見てまっすぐ
まっすぐ進んで
行くのです

*ライオンの坊や


H18.5.19 モカ(もうすぐ2か月)


*ライオンの坊や

子供も大きくなると
本当に大変
お父さん猫と
お母さん猫の間に生まれた
可愛い子猫ちゃん
大きく育って
親の身長を超えた途端に
ライオンに変身しちゃうのかしら?

冗談を言うと
向こうも冗談のつもりで
肩をたたいたり
押したりするんだけれど
こちらへの衝撃は
想像以上に強いんです
ふざけてキックなんかされた日には
「親に向かって何すんのよぉ〜」と
大人気なく怒り出したりして・・・

「もうあなたたち
大きくなったんだから
自分のことは
ちゃんと自分でやってちょうだいよ」と
猫の母さん
口やかましく言うんだけれど

大きなライオンの坊やは
何言われても
まるで馬の耳に念仏

 H19.4 モカ2(1歳)  H19.4 モカ1(1歳)

*算数


三時間目の算数の時間に
先生が
「計算をやって下さい」って
言ったから
みいちゃんは
計算してみたんだけど
一問だけ
わからなかったの
そうしたら
けんちゃんが
指で四ってやって
両方のお手々を
上にあげて
カニさんみたいに歩いて
答えを教えてくれたんだよ
本当は
答えが四だったのに
みいちゃんは八だと思って
八と書いちゃったの

夕食の時
みいちゃんは
カニさんの真似をしながら
学校でのことを
とっても楽しそうに
話してくれました

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