蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 川柳の小部屋 

掲載された句他2(2001.03まで) 

川柳また俳句も少々
夫や子供の作った句も少々載せています

パー1(2000.12〜2001.01)


悔やむほど相手は気にも留めてなく

通知票一目会いたや五の一つ

長男は十八肩の荷も降りて

迷ってもお歳暮いつも同じ品

買ってない宝くじでも気にかかり

妹を見させた母は夢の中

初日の出祖父の頭を思う朝

開運の福袋には福はなく

今年はの思いはすでに崩れかけ

食べて寝た増量だけのお正月

声だけが花だったりして電話口

痩せるぞの言葉もすでに聞き飽きて

PCより飯を作れと子に言われ

失敗を疲れてるので済ます母

始業式今日から母は冬休み

不機嫌と思えば凝りずまた禁煙

スタイルが娘に負けと悟る風呂

頂いたお世辞はお世辞ですぐ返し

金絡み真の姿が見えて来て

反対に遺伝だからと子に言われ

休日の遠慮しがちに洗濯機

指さして毛がないと言う児を叱り

家計簿の意味が知りたいこの赤字

遮って前聞いたとは言えません

飛びついても健康食は続かない

折り返し地点 常識置いて来た

サイフのひも閉めて出掛ける特売日

減量とは言わず風呂場で読み聞かせ

犬でさえ抱っこされたり服着たり

ネガで見るヤマンバの顔 普通かな

買ってばかり捨てずにいたら狭くなり

プー太郎がパラサイトでは親泣けず

鬼さえも恐れぬ人が医者恐れ

心配は暖冬よりもこの寒さ

2001年11月10日
パート2


喉元過ぎ懐中電灯見当たらず

本当のことが言いたいサービス業

春を待つ思いむなしく大寒波

カタログで夫はモデル選んでる

友人の数だけ体欲しくなり

捨てるはずの服をまた出し着てる義母

幼子の氷柱持つ手を紅く染め

真冬日に追い打ちかけて寒の入り

献血で検査してから病院へ

サウナ風呂汗より多い飲んだ量

運動と自分に諭し家事をする

テレビ消す手間よりリモコン探す手間

渋滞に身を置き山の雪眺め

貯まるまで待ってられない貯金箱

覚えてはいないが話聞く夫

小雪舞う中に烏の色映えて

電話でも頭下げてるお人好し

金掛けない趣味にしたらと妻が言う

日溜まりで犬が日差しに目を細め

寝てるのに返事するからまた遅刻

子の年を話して年は鯖読めず

幼稚園送ってそっとお買い物

おしゃべりがメールに代わった教室内

猫よりも食べない娘お年頃

学生の家路へ急ぐ服に雪

休日のセール客足にぶる雪

降り続く雪と休日格闘し

弁当持ち給食懐かしがる息子

子のしつけしばらく風邪のままでいる

飲んで付けもう諦めた白い肌

除雪車の音が闇夜に響いてる

困る困るとウキウキ雪をかいている

憂鬱にかすかな光苺の香

マイライン放っておけば拾ってくれる

お日様に負けるものかと雪だるま

2001年11月10日
パー3(2001.02)


スピードは事故車見る度落ちて来て

長電話互いにテレビ見て話し

友からのみかん届いて無事を知る

着痩せする黒い服にも見離され

子の話確認してる参観日

寒の夜ファックスの音ひと光

ウィンドーに咲く浜茄子と雪景色

年季入りと汚れた鍋も誉められる

赤字には追いつけなくて給料日

鬼恐く節分休むと言う娘

特産に春の足音添えてあり

寒稽古終えて来た子のかすれ声

振り向けば後ろで子供も爪を噛み

せんべい布団太陽さんに会いたがり

冬プール脱毛処理は久しくて

飲み過ぎを顔に描けない営業マン

頂いたたくあん主役で花が咲き

任地より異国語混じる初電話

松ぼっくり幼子の手にまだ遠い

寝不足で今日の授業は短いぞ

受話器取り途端に変わる母の声

赤信号前の車の後を追い

誰を待つ雪に置き去りスニーカー

窓際も住めば都でここち良く

川柳ネタメモ取っている講演会

バーゲンを待ってるうちに春が来る

頑張って何をするんだ頑張って

子の迎えスキーバックも軽くなり

良き思い出色鮮やかに塗り足され

カフェインの効果空しい試験前

チョコレート狙い優しくなった俺

子を送り出せば半分仕事終え

顔見知り変な服だと良く出会い

野沢菜の叔母のおやきの宅配便

通販のカタログ留守の時に見る

チョコなくても顔では笑うバレンタイン

子の都合で病状だって変わる風邪

美人誉めお前もなって付け足され

紛らわしい義理なら義理と言ってくれ

父赴任知った息子のはしゃぎよう

羽伸ばし過ぎて戻れぬ元のさや

子の成長増える出費に減る年収

明日からと言っては寝てる受験生

2001年11月10日
パート4


福耳しか思い付かない誉め言葉

燃えた火は煙に変身するんだね

厳寒の雪国で聞く花便り

我慢する体に年が音を上げる

風邪で休みたがる子に無情体温計

寒い日に寒い川柳寒さ増し

男勝り彼女いるかとからかわれ

春行きの切符手にする南から

運動量減り忠実な脂肪です

どの顔も我が子我が子と発表会

お守り増え揺れる心も落ち着いて

上役の下手なカラオケ湧く拍手

チャンスだとボクが思ったあの誤解

知るよりも知らぬが仏楽でいい

電話の音痛い腰にも魔法かけ

風邪の人用事頼んで遠ざける

やめたはずがまた夢描き宝くじ

見覚えある息子の顔は父の顔

寒さ緩み気持ち緩んで風邪を引き

着膨れと自称スマート言っている

春来ても脂肪脱げなきゃ服脱げず

汚さは子のせいにして通す客

いい嫁をやめて楽しい嫁稼業

娘を美人と誉めて聞かれた 「お父さん似?」

雪解けて解けない雪だけただ残り

良いことだけ思い出しては子に自慢

遠距離を知らずに話す電話口

鬼ばばと鬼嫁どおりで馬が合い

ローソクで照らした顔に逃げる嫁

引っ越し決め掃除を止めて早三月

御老体横領してまで何を買う

花粉症春手放しに喜べず

末っ子の当たる所のない辛さ

夜勉強すると寝た子が夜も寝て

成長と共に破れる親の夢

ばあちゃんの懐冷えて生活費

子は受験親金策と手分けして

減量中福々しいと誉められる

中学生撮らせてもらう子の写真

好きと言うたった二文字に要る勇気

口止めをされた話で句にできず

慎重に選んだ日記続かない

金利より粗品が勝る定期預金

目標を探してる間にもう卒業

美人の横避けて収まる記念写真

2001年11月10日
パー5(2001.03)


春の日浴び忘れたケータイ鳴り響く

沈丁花香りやわらか便り読む

後悔も時々してる捨て上手

ラストシーン分っていても見たくなり

不況風と仲良く遊ぶ春一番

置いてきぼり ぎんさんようやく追いついて

お雛様次女ともなれば出たがらず

耳の日と雛に隠れた耳が言い

卒業の息子の背には羽が生え

今かけて元は取れるか教育費

CMのこすらず落ちるでまた買って

おしつけはおの分見栄も入ってる

お互いに若いとかばう同級会

同居して勝ったり負けたり春と冬

並ならまし自信作までボツになり

また会おう何度言ってるEメール

予定にはなかった悪いテストの点

若葉マーク覚悟を連れて助手席へ

ロボットの話アトムで年がバレ

出た虫も雪に震えてまた戻り

生活の悪さ病気が教えてる

薬指なかなか指輪欲しがらず

雪も見せ少しじらして春は来る

CMがローンもいいなとインプット

ストーブに給油頼むと使われる

目の前に学校あるから遅刻して

慰めの言葉お互い多くなり

会わなくていいメル友でいたいから

筋肉減り年々増えるしわ脂肪

時間ない寝てる時間は別らしい

2001年11月10日
パート6


子の食べた残りは犬と分けて食べ

待つ体力ないと行けない大病院

早退して治ったけれど出られない

句にかまけ暫くぶりに見る鏡

もう一度楽しんでいる金縛り

痩せてから服買うつもりが早一年

お互いの臭さを批評する兄弟

もう顔が化粧品など欲しがらず

本物と葉を見せ威張る桜餅

夢の中いい句出来たがメモとれず

杉の木も育ったんだな花粉舞う

子の悪さ親が悪いと言わぬ親

チラシ見る為取るのではない新聞

高校生アルバイトにも要る履歴

冬物をまた出し着てる慌て者

遊ぶ子の声もはずんで日脚伸び

着てみたり脱いでみたりと春おぼろ

風邪予防より花粉よけにするマスク

猫はいいな寝息聞いてる春の朝

いけないと速くばかりを使う親

外泊に親お気に入りの友を出し

勘違い干支は一緒だ知らん顔

心配も少し残して受験終え

チョコあげて妥協はしないホワイトデー

独りごと言うな全然聞いてない

節約に通帳マイナス良く利いて

日々老いて過去の栄光話す父

客よりも店員多いこのお店

春なのにまたかと太陽解かす雪

変わるほど話題性ある同級会

太っ腹単に腹出た太っ腹

慎みと恥じらい途中に置いて来て

子に服借りついでに若さも借りて着る

授業中睡魔も連れて春が来た

離婚決め二人は仲良くローン分け

2001年11月10日
パート7


二十歳まで吸ったら止めると未成年

太ること気にせぬ妻が気に掛かり

じゃあまたと言って終わらぬ立ち話

万能鍋買えば作れる気にさせる

言えないこと人が言ったと話す義母

手と口が指令聴かずにまた太り

同級会声を聞いたら思い出し

借りた服高かったのと見栄を張り

片付けまい仕舞い忘れるよりましで

ごはんよの声に一番乗りは猫

多数決でやっと決まったあみだくじ

女らしさ女性に伝授するオカマ

お彼岸に春来るのかと念を押し

あたまだしがんばっているつくしのこ

末っ子の参観日には若作り

宿題は聞いても無駄と子も悟り

テストの点 悪いとゲーム機雲隠れ

夫が適に回れば義母を味方にし

合格の喜びも消す請求書

取りたての免許命はかけられず

多機能は飾り使うのONとOFF

不細工は寝不足と服のせいにする

この財布居心地悪いか長居せず

うわさ話伝言ゲームより適当

生足にお日様ちょっぴり照れて差し

かあちゃんを幼稚園ではママと呼び

夜遊びはおやじ寝てから堂々と

棚に上げ初めて言える人のこと

子に厳しく言って親にはまだ甘え

親が逝き生家近くて遠くなる

無駄な努力するより自然な髪と胸

子の良いところ夫か義父似と義母は言う

お月様見てたかしらと目をそらす

犬だけは夫の帰り待っている

嫌な時楽しい時も立つキッチン

店員に迷子と言ったか親呼び出され

2001年11月10日
パート8


季節変わる心変わらぬはずがない

お引っ越し連れて行こうかこの恋も

毛深さを娘と比べた春の午後

午前様過労死しちゃうこのお肌

盛装した途端お腹も緊張し

事故車見てマイ古車堂々走り抜け

首に綱代わりにケータイ持たせとく

コレクション増えて居場所を脅かす

欠点も個性と言って誉められる

本当の願い書かない言ってない

無理するなを忠実に聞きゲームする

更年期に子は反抗期親はボケ

自然体と言って惣菜買い並べ

女優の真似長風呂やはり効果なし

洗い物頼む間もなく家族散り

遠回しに聞いてもトゲのある話

母親は子への質問まで答え

子の自慢なくて子の友自慢する

何故親が遊んでる子のお引っ越し

顔と言うキャンパスに描く別の顔

子に託す夢も今ではただの夢

息抜きの遠出が逆に息つまり

休日は目覚ましかけてアニメ観る

もう済んだ話持ち出し怒る親

減量して桜咲く頃咲きたいな

任地へと向かう電車に春の雨

居なければ嫌なタバコも懐かしい

少しでも痩せると未練が奮い立ち

やな奴の顔の羊で眠れない

あれもこれも後で使うとまた仕舞い

探し物出て来た時はすでにゴミ

水仙が冷たい雨に打たれ咲く

花に雨当たり別れの季節かな

2001年11月10日



☆川柳の小部屋

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