蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 川柳の小部屋 

掲載された句他3(2001.04〜06)

川柳また俳句も少々
夫や子供の作った句も少し載せています

パート1(2001.04)


子にパソコン聞いてメモ取り笑われる

遅い夫にかけたケータイ家で鳴り

借りてきた猫の手邪魔なお引っ越し

ドーナツは美味しい余韻が穴を埋め

少しの腫れ顔大袈裟に騒ぎ立て

子の自立楽しみ子には負けてない

息子連れ夫婦を気取る若作り

誉め育て誉め過ぎ子にも馬鹿にされ

洗車してくれるじいちゃん欲しくなり

こんなにも変わるものかと妻を見る

しゃべり過ぎよりも無口はなお疲れ

あの顔が思い出させる嫌なこと

抜いちゃえばホラ変わらない初白髪

外国人に君も外人かと聞かれ

倹約と貯金が趣味のお金持ち

吸うところ吐いてしまったレントゲン

長電話やめてメールをする娘

しつこいとキレていないで切る電話

こんなにも咲いて疲れるでしょ桜

地震にも気付かず娘よく眠る

上手には描けず失敗今日の顔

居心地の良い場所猫に聞いて見る

太ったね親に厳しい子供の目

美人見て鏡は見ないその直後

夫のすね太くて良かった子沢山

母怒り逃げてく兄と鬼ごっこ

外で待つ新入生の子の帰り

酔った時の愛の言葉は愛がない

一口が数ヶ月後のデブとヤセ

少子化でたった三つのランドセル

長男が巣立ち次男が陽の目見る

宇宙人位に思いあきらめる

小さくても年数かけて大きな差

さよならは前にも一度してたわね

貸す方はそう簡単に忘れない

噂には聞いてたこれが二千円

2001年11月11日
パート2


いい骨とレントゲン見て誉める医者

何番だっけこの電話って聞いて来た

親指族無理パソコンの手も借りる

ヒステリーと言えば血相変える人

十年前確か好きだと言ったよね

大空を見上げて指で書く日記

ケータイに黙っていてと削除する

食べられないと余計食べたい検査の日

言ってよと言うから言えば怒る人

残らないようにヒーター灯油入れ

授業中寝てはダメよと子を送り

咲く花に長居は無用とこの暑さ

春の日差し少し多目の日焼け止め

三才の時を懐かしがる五才

聞かされて言わないでねと帰りぎわ

取り敢えず聞いてはいるが上の空

何度でもやり直しがきく砂時計

微笑んでみよう鏡の中の私へ

体重が気になり出したのはあの日

頼む時子の顔になる反抗期

筆無精背中かくのもヤダと言う

一人くらい来てなくたって気付かない

式決まり輝き増す娘にへこむ父

世の中の動きに負けず散る桜

反論に過去のことなど言って来る

また一人巣立ち活躍するメール

よけてくださいそこそこそこの御一行

二人にはどんな指輪もまぶしくて

子に負けて明日はどの手を使おうか

猫だけは成長してもついて来る

給料日なのに通帳まだ赤字

これあの子好きだったなと立つキッチン

おまけ付き人数分が欲しくなり

付き合って貰えるうちに子と遊ぶ

口だけは出して来るのよこの社長

食べるのが賞味期限に追いつけず

今日もまた蓄えている体脂肪

久々で替えたタイヤは目を回し

年相応異常ではない疲労感

待たされて聞き入る電話のオルゴール

2001年11月11日
パート3


旧姓で呼ばれ開いた過去のドア

疲れてる夫待ってる妻の愚痴

餌忘れたのにワンとも言わぬ犬

四十過ぎ父に似て来た兄が居る

マザコンもそれはないわと思う人

読み聞かせ一緒に聞いている童心

喜びも悲しさも倍にする満月

喜びは二倍悲しみ癒す満月

家族よりお金選んだ人の結末

会った時知らないふりをする身内

起こした時ハイと言ったら起きてない

集会の時だけ忙しがる彼女

その時の気分でしてるアドバイス

香り来る花はどの花春の色

園児の声聞いて泳いだこいのぼり

無くす程土地もお金も無く自由

胸小さくなって着られる服もある

ここはどこ私は誰の昼寝起き

安物のタオルを顔が指名する

送らせて早く帰れと言う娘

電話代出すと言ったら急に増え

花粉症仲間増えたと安堵する

苦労してと見られる白髪身を助け

春の雨野鳥の声も混じってる

できなくて何故国立なの知人の子

温度差に負けたよ喉も痛くなる

車のドア閉めると言って児は落ちた

注射嫌い犬の注射は見たがる児

ケータイはどのポケットと服選ぶ

引っ越しで要らなくなった家具と犬

参観日遅刻するなと子に言われ

マスクして今度は暑さ我慢する

羞恥心なければあまりない恐怖

前言ったことは忘れてまた自慢

写真をね毎日撮ったら痩せるかな

動物園見られてる人見てる人

病弱な夫に保険と笑う友

連休はパパと財布をこき使う

出掛けなきゃいけないかなと連休前

2001年11月11日
パート4(2001.05)


困った時だけは風水信じてる

貴重品入れ歯に任せて眠る人

たんぽぽの花敷き詰めたあぜの道

連休の疲れ会社で癒してる

予報見てビデオを借りる連休前

下の子の反面教師の第一子

子に勇気分けてやりたい参観日

お夜食はたぬき寝入りで聞かぬふり

おかしいと聞かれおかしいとは言えず

恥じらいを置いて来たのか見つからず

何もかも分った気になる十五歳

お守りのつもりで渡す薬箱

行って来ます皆出た後の家が好き

誉め言葉嫌味と取られ嫌われる

読まれても良いことだけを書く日記

洋服を大事に着てと姉に言い

ケータイを探す時間がやけに増え

一人なら気楽と思う大家族

新芽踏みマレットゴルフの音を聞く

クリニックになって患者はお客様

レジを打つカゴにチャッカリ子のお菓子

夢の中電話の音で飛び起きる

二千円札そのうちきっと価値が出る

忘れてたあや取り指は覚えてる

提出物計画表だけ誉められる

母の日に送る幸せくれる母

パチプロの指でパチンコしてみたい

引きつった顔は笑うが手は震え

減量に増える予定のない体重

親老いる前にお願い介護ロボ

いつになくビール飲みたい休肝日

思い描く程も変わってない再会

2001年11月11日
パート5


子の前でやたら忙しがって見せ

制服を着た児に暑い五月の陽

園庭に思い思いの鯉の群れ

半分はレンジ頼りのお弁当

お守りのお陰だったとほこり取る

プリンター壊れ悪筆での手紙

飽きぬ味と書いてあるけれどもう飽きた

自分のことは自分でねって児に言われ

相談され文句言われたアドバイス

性格も一緒につけて出したゴミ

お二人の笑顔喜ぶコウノトリ

日焼けすると気に掛けながら立ち話

遠い日の父に貰ったあやめ咲く

火遊びも過ぎればメール命取り

安全と思ってるんだなマイペース

扇風機どけてストーブ仕舞い込む

少子化で児の友近所のおばあちゃん

一度だけ買って何度も来る電話

いたまないうちと古いの食べる羽目

買い替え時来ても洗濯二層式

もう一度書かせて指に聞く漢字

この服は小さいでしょと子にせがみ

夫赴任していて義母と暮らす日々

品行方正と不安気に言う夫

都合悪いことだけ忘れる物忘れ

風音に窓開けさつきの花を見る

まだ五月と抗議をしたくなる暑さ

寝るつもりないのに寝てた授業中

ヒューヒューと何か言いたげ風の音

あなた好き偉いあなたはもっと好き

病気まで完治した気になる検査

遅れて来て文句言う時一人前

2001年11月11日
パート6


お返事にちょっと困った上手な字

ケータイとリップとメモを持ち歩く

試験後に富士急行くという褒美

雨の中パンクをなおす土手の上

子の誕生苦労始めの記念の日

傷口を埋めてくれる人開く人

母親を注意しているおママごと

ストレスも五七五〜と出る不思議

またメール眠り邪魔する子のケータイ

五歳の孫にもう忘れたのと注意され

雑草がいやに元気な雨上がり

よく働く蟻によく似た特捜部

迷惑なメール今では懐かしい

くじ運良く特にあなたは大当たり

気にくわぬ兄に妹うりふたつ

陽の目見ずほこりかぶっている資格

聞いているうちはまだ良い人の愚痴

また出掛ける妻がカレーを作ってる

顔文字でまず謝っているメール

特売前うっかり買った高い品

ユニクロと分らぬ無地を選び買う

年老いた父母の作った初キュウリ

可愛かった猫は大きくなり過ぎた

食べたいなぁ妻の嫌いなお料理を

おしゃべりが過ぎて出て来るボロの数

たまに来て欠席の人責める人

草取りをするぞと出れば雨が降り

ウエストとサイフは絞めた方が勝ち

食に気を付け過ぎ具合悪い人

軽乗用太った人は似合わない

妹は諦め兄の子待ってる児

初めての遅刻に機嫌の良い息子

実現せぬ目標掲げ早十年

新世紀の夏は私初めてです

母の話十年前もちょっと前

美味しいと言えば数日続く味

アルバム見て若い若いと児が連呼

刈り入れ待つ黄金の麦風に揺れ

ものもらいいつもの顔と人は言う

銀行マン大奥様はと無愛想

遊んでる園児集める笛の音

2001年11月11日
パート7(2001.06)


遅いなと車を見れば妻の父

夜更かしで明日の体調もう読めた

ゼッケン付きジャージで入った大型店

線香出し仏壇で待つ孫娘

  あの父ちゃんでさえしてると子のしつけ

好きだったのはこの主人とアルバム見る

三度三度薬飲まずに食べてます

変だったら母が着るさと買う娘

病院で待って体力逆に付き

治療までしない検査が長かった

正直に言ったばかりに嫌われた

  見てるのが好きなんですよ料理本

  道草も上手になった一年生

買う時は眠くならない本選ぶ

  この辺り一番かなとアルバム見る

傷付けて傷付けられてライバルで

吸わぬ子が吸い殻拾うゴミ拾い

  メル友には気を付けてねと言うメル友

弁当にそっと嫌いなおかず入れ

  体にいい料理作れば売れ残り

買ってさえ貰えば娘無愛想

入れ歯にしようやく歯磨き力入れ

おばさんて言うけどいくつと年聞かれ

出るだけと嫁に言われて出た作業

無農薬キャベツのミミズ尚恐い

入ろうと思ってるうちに店つぶれ

歯がきれいそれだけ凄く誉められた

お母さんの仕事と言って寝ている子

幼稚園今日も休むと咳する児

外国語何時まで経っても外国語

2001年11月11日
パート8


休肝日いつの間にやら働肝日

ニワトリの気分になった回転寿司

雨降って地固まらず土砂崩れ

ネタつきた赴任先から夫のメール

相談を聞いてて逆に相談し

歩けないと言っていたのにもう出掛け

梅雨時に時々羽を伸ばす雨

休日の雨に感謝の昼寝かな

親になり諺の嘘に気が付いた

悪いとこ直せばあなたじゃなくなるわ

お小遣いあるのか来ない子のメール

ゲームくらい勉強したら子は天才

仕送りは変えず食べろと言われても

アリの真似無理と悟ったキリギリス

大根も足と一緒にされ不満

円満と言う二文字にする妥協 

聞かされて深みにはまった悩みごと

冷蔵庫に冬季限定チョコがある

孫巣立ち靴磨く祖母の仕事減り

買って来てと義母に頼まれ試着する

続く雨てるてる坊主にゃ荷が重い

雨に消えた無言の息子の背が消えぬ

娘と一緒に成長したので水着買う

夜の田の水満たされて鳴く蛙

運動はしたが翌日寝てばかり

どうしようマスク外したゴムの跡

梅雨の夜の姨捨山の遠灯り

梅の実のこぼれ落ちそう幼女の手

髪あればいいと悟ったクラス会

手土産の中身知らずにその批判

大家族ボタンの主が見つからず

2001年11月11日
パート9


ライトアップされた道路にない車

胃が痛いお陰で二キロ痩せました

白雪姫ママより美人と鏡見る

取り過ぎにはうかつだったな健康食

太陽が顔も出さずに済ます夏至

娘は美人で母似と言われ気を良くし

帰ると言い紅茶飲んでた友の家

合わなくなった結婚指輪がものがたり

故障して初めて取説見ています

整形はしてないよねと念を押し

死にたいと言いつつ今日も金勘定

押し付けず勝手にすればマイブーム

暇な義母に聞こえるように子に頼む

まずは目を開けてるか見る記念写真

まだ若いもう年と勝手に言う周り

梅雨空に傘の花咲く通学路

おまけ買う為に飲んでいるコーラ

電源はどれ抜いてさすコンセント

道を渡るのに思案している蛙

ふりかけの料理美味いと誉められた

元気って電話元気と寝て答え

洗濯物陽に当て梅雨の中休み

録音したラジオ体操してる午後

怒ってるより恐い やさしい母の声

凄いって言われた頃が花だった

馬鹿だなぁ〜あれキーどこと握り締め

小さい頃はやりたがってたお手伝い

寂しくてつい結婚をしたくなり

気付くのはゴミ出す時間過ぎてから

酒止めて友の誘いもグッと減り

人前で元気な顔する四十代

買い忘れその品さえももう忘れ

ズボンではなくて良かったかすり傷

食べ放題朝食抜きで二食無理

黙っててと昨夜の話もう耳に

2001年11月11日



☆川柳の小部屋

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