蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 川柳の小部屋 

川柳6(2005.05〜08)

パート1(2005.05〜06)


鯉のぼりに夢を託した池の鯉

吐き出して私に戻る旅の空

のんびりが好きで近場でお買い物

タンポポの綿毛が思い描く風

言葉から生えて来た羽 出た尾ひれ

わたし見て話し出しそう縫いぐるみ

ここだけの話は風に乗りたがる

スタートを切るその為にまず雑事

久々に電話かければ長くなり

見送って一人になれば眠くなり

グルグルと喉を鳴らして猫が来る

たどり着き晴れた心で見る景色

持ち分を咲かせただけとライラック

引き出しに仕舞った過去に触れてみる

懐かしい思い出詰まる柏餅

ひとつずつ重荷降ろしたカレンダー

言えるなら言い分だって言うつもり

お守りは家族揃った日の写真

四千万あればと買った宝くじ

吐き出してバランスとって生きている

おしゃべりも今日の予定に入れている

生態を知れば全てがいとおしい

お昼寝が済めば遊んでくれるタマ

新入りの若い猫には気も遣い

不機嫌を当たられているカゴの鳥

ジャガイモは暗いお部屋で眠らせる

子が帰省するとお料理したくなる

与えられた顔で生きよと不公平

体調にソッポ向かれた日の不安

癒されたい心あなたに会いたがる

奇想天外 当たり前ではないあなた

中で見た景色と違うカゴの外

花びらになって折鶴舞っている

冒険が出来ぬ私の服選び

諦めた夢は老後に取っておく

句を読めば君の心が見えてくる

2005年09月30日
パート2


工作をやらされている夏休み

暑くなることを忘れている体

お互いに考えている途中下車

一時の暗闇迫る前の空

いつまでも咲いてばかりはいない花

咲く花も型から抜けて色を変え

のんびりの私を急かすカレンダー

お出掛けにカメラと笑顔 忘れない

そそっかしいと聞いて親しみ感じてる

ジャガイモの芽に負けないように食べている

寝る時は猫も独りになりたがる

羽つくろう鳥も独りになりたがる

眠ろうとしてる娘を襲う咳

見送って猫と一緒にティータイム

夫との間に猫が丸く居る

しおれても得意なことで開く花 

頑張り過ぎる人へ病という救い

覚悟して落ちる一滴待ってる目

ギャングエイジと朝は戦争する日課

何事もなかったように来る電話

抱っこされ越して来た児が中学生

言い分があっさり通り決まる役

二十年住んで私らしくなる

それでまだ許してあげるつもりなの

心ふたつ聞かない方が良い本音

あれこれとやって花ならまだ蕾

何事もなくて記憶もない好い日

死にたいと言葉の武器を持ち出され

花粉症と甘えて来た子 目が赤い

明日の元気保障ないけど信じたい

父の顔になって子供と遊んでる

あしたかも百かも命 終わる時

文明を追って追われて暮らす日々

今着てる服はいつでも脱ぐつもり

パソコンする横で寝て待つ猫がいる

じゃれて来たタマに忙しそうな振り

起きてるとタマが遊ぼと寄って来る

おとなしく猫寝てる間のお片付け

2005年09月30日
パート3


カゴを出たインコもボクの膝が好き

アルバムの君の笑顔はセピア色

掃除した分だけ心リフレッシュ

出かかったクシャミ息子に邪魔をされ

純粋でどんな色にもすぐ染まり

生きる価値見失わせる人と居る

空梅雨の空を眺めて雨を待つ

程々の暑さビールを美味くする

面倒なことから済ませ軽くする

雨の日の為にお花の傘を買う

チチンプイプイ母の秘密の隠し味

ここだけの話を仕舞う場所がない

空梅雨を嘆いた花がうな垂れる

つつがなく過ぎた私の二十年

嬉しくて多分笑いが止まらない

陽を受けてみどりゆらゆら風任せ

その色と甘さを誇るプチトマト

迷惑メール削除にかけて来た時間

次々と膨らむ夢の中で生き

お隣の喧嘩の声を子に聞かれ

いつ死なせてやろうか神も迷ってる

四季折々 姿を見せてくれた山

スーパーで簡単レシピ考える

箱入りの猫で大事に飼ってます

カラカラの大地に少し雨よ降れ

家離れ予想以上に子は育ち

励ましがあって感謝の今がある

父の日へ娘迷わず選ぶ品

飛び出して来そうな犬のカレンダー

定期券忘れちゃったという知らせ

要領の良さは兄ちゃん見てたから

ケータイを忘れ心に空いた穴

無意識の世界で僕がしてたこと

痩せたねの言葉会話も弾みます

別人になって笑顔で出る電話

楽しげな会話思わず出る笑顔

あの人と知らず話していた電話

拾ってくれる神もいるさと歩き出す

2005年09月30日
パート4


延びて来た寿命分だけ若返る

手の平に乗せたサプリは拒絶する

咲く時をじっと待ってて開く花

切り札はこんなことでは使わない

歩いたら止まれ曲がれと予想外

これも修行か良くもならずに生かされる

子の為とすればする程子は離れ

どこもかしこも老いて行くのか生きる知恵

誉め言葉全て本音とインプット

錠剤のあとは目薬点鼻液

本能に任せています分かれ道

そのうちに星や月にも見放され

感謝していますいつでも心では

その続きあとはメールが繋ぎます

更年期の頃はいいよとおばあちゃん

年頃の子を持つ友と語り合う

癒すため咲いてるような花を撮る

足取りを一時止めて見る夕日

来る夏を前にバッサリ髪を切る

悲しみがあふれ出したか雨が降り

無駄なことばかりにかけて来た時間

やりかけて もう始めてる違うこと

朝早く雷様に起こされる

不愉快な顔を我が家に持ち帰り

月末になると突然 超多忙

過ぎ去った半分の年振り返る

涼しくなったばかりに服がまた出され

雨降らず暑さばかりの梅雨に居る

独りになってパソコン向かう夕食後

伸びようとしてる頭を抑えられ

家に居るばかりに次は猫の世話

幸せは少し仕舞えと届く箱

2005年09月30日
パート5(2005.07〜08)


やらない日あってもやめることはない

一身に真心受けて咲いた百合

男と女違いがあって上手くいく

アレルギーだけど私はタマが好き

大勢で行ってお一人様ひとつ

ボクだけを使わないでと目の悲鳴

大地から貰えたような樹のパワー

溜まらないうちに句にして出す本音

堂々と近頃年のせいにする

ストレスをちょっと安易に捨てた場所

銀行役所あれもこれもと金曜日

少しずつ変えて変わって良い方へ

あのやさしい声がメールをしてた人

水ナスという初めてのナスを買う

健闘を祈っています遠い空

終わったら何はともあれ一休み

持参した美味いビールで場が和み

寝たふりにまだ気付かないパパとママ

気をつかう息子 今夜も寝てる振り

真実をまだ知らないで見てた夢

真実に負けるものかと立ち向かう

蛇口ひねるようにはいかぬ雨である

火水木ペースに乗ってひた走る

乗り出したペース崩さずひた走る

晴れ渡り見える緑は風に揺れ

帰らないタマを小声で呼んでみる

何しても可愛いタマがひざに乗る

名を呼べば駆けて来るけどタマは猫

我が子のように育て育った猫のクロ

居るだけで心癒してくれるタマ

行く先々タマはゴロリと横で寝る

外出の為に早目の家事をする

ATM後ろに人が居る気配

恵みの雨降ってようやく明けた梅雨

汗流しきれいな水と入れ替える

字余りにしても言葉は譲れない

2005年09月30日
パート6


七月の朝吹く風で蘇る

昨日ホカ弁 今日コンビニのお弁当

犬飼うと言った娘の八年後

ゆっくりと行けばゆっくり過ぎる時

あかすりで気分だけでも脱皮する

子どもの頃の私が夏の中に居る

暑いねと声かけ合って過ごす夏

夏祭り続いた後に出る疲れ

笑って延びた寿命分だけ若くいる

緊張をほぐしてくれた誤字脱字

赤い字で土用と書いたカレンダー

強引に娘に指きりさせられる

孫を見たじいちゃん急に若返る

心の隙間に可愛い孫が入り込み

小さな孫に心半分支配され

元気な子を生んで娘がくれた夢

幸せの種を気ままに蒔く仲間

帰って来た娘あすから夏休み

台風は去ってきれいな緑色

夏祭り三つ四つとはしごする

作った句よりも身近にあったこと 

休み帳済ませエミちゃん海へ行く

スッキリと痩せて笑顔の日が続く

見つめてるポチのおねだりしている目

台風が日本丸ごと掃除する

苦労してやる程もなし夢の価値

富士山がいつでもそこにある暮らし

七月の風を充電した心

さ〜乗ってごらんと雲がそこにある

見守ってあなたの傍で咲いてます

分かれ道決める時間が長過ぎる

迷わずにコレと決めたい分かれ道

決めるのはあなた次第と言われても

決まったらすぐに行動開始です

うちの蚊はみんな夫が好きらしい

雨降って草も元気になりました

2005年09月30日
パート7


お散歩が済めばご飯と急き立てる

ゆみちゃんの笑顔一緒に咲いた夏

遊びに行く時は元気な夏休み

冬思い出して幸せ浸る夏

暑い夏もやがて嫌でも秋が来る

どこででもゴロリうたた寝できる夏

夕立が涼風一緒に連れて来た

思い出をいっぱいくれた夏休み

足かせも手かせも取れて五十代

夏バテの体にやさしく雨が降り

灼熱の光 雨には敵わない 

早朝の散歩ひとりになれる時

甘えさせてやろうしばらくタマと居る

それはねえ昔むかしの話です

飲み込んで次の仕事に取り掛かる

言い訳は親の介護と更年期

郵便受け元気ですよとあなたの字

持って行く徳を積もうと今日を生き

夏休み終われば家に居なくなる

涼しさが夏の疲れを癒します

ひとつずつ楽しみながら終わる夏

お気に入りの鍋でいつでも使われる

起きたのが遅かったのかすぐに暮れ

気付かない振りして犬の横通る

入ってるはずの財布にないお金

まっいいか あとは詫びたり許したり

虫の音が夏の疲れを癒します

台風が去ったら夏に逆戻り

子にとって親は生きてるだけでいい

治し甲斐あります顔のしわとしみ

目が覚めて朝だと思う昼寝起き

終わったのは良いが今度はもめている

盆だ暮れだと喜んだ日が懐かしい

大阪弁って心まあるくなるみたい

方言が心に耳に心地いい

気にせずにいたからいつの間にゴール

2005年09月30日
パート8


縁起物にパワー貰って元気です

煙モクモク夫婦仲良く吸うタバコ

みんな生きてる小さな虫にもある悩み

坪庭に私だけの花を植え

思い出す夏にはいつも夢がある

噛み合わない歯車だけど まだ夫婦

食欲が秋の訪れ知らせてる

暇じゃない割には長い寝てる時

グラグラの歯が抜けたのと娘の笑顔

らを抜いていいか迷って話してる

叱られて眠った遠い日の私

新米に食べ過ぎ注意と貼っておく

降る雨が夏から一歩遠ざける

まだ暑いと思ってた夏去って行く

三回の確認のあと言う苦情

一番の味方一番敵になり

少しずつ近くなる声我が子かも

台風のしわざね夏を吹き飛ばす

生活のみだれ体のメッセージ

今日何にするか出掛けに聞くメニュー

体ひとつ絞り絞って夢ふたつ

ポスターの中でダメよと言う美人

伝わらない言葉はすぐに持ち帰る

一人でも悲しむ人がいたらダメ

それぞれに輝いていて皆素敵

肩書きを社に置いて来た日のあなた

計画を立てたことすら忘れてる

時間まで待ってられずにポチが鳴く

腹が立つ過去の扉に鍵をかけ

スマイルでたった一言ありがとう

どのカード引いてもやはりあるドラマ

増え続ける思い託した句がガード

出来た句に励まされては今日を生き

花たちもこぞって日の出待っている

お出掛けの時はみいんな置いてゆく

しばらくは空っぽにして遊びます

2005年09月30日



☆川柳の小部屋

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