蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 川柳の小部屋 

川柳7(2005.09〜12)

パート1(2005.09〜10)


転んでも起きてダルマと描く夢

その後は晴れるしかない雨が降る

食卓に四季も一緒に盛り付ける

思い出を心に残し過ぎる夏

みんな好き愛してるのはあなただけ

新しい靴が心を弾ませる

寝て起きたらまた新しくなる私

「母ちゃん嫌い」息子が好きと言っている

体調があっさり夢を諦める

やりたいこと削り削って夢ひとつ

過ぎる夏に未練残している残暑

過ぎる秋に未練残して暖かい

太陽と見てた子どもの運動会

終わる度ホッと一息荷を降ろす

比べたら腹が立つから比べない

与えられた体で今日も生きている

与えられた顔と体で生きている

ありがたい仕事だけれどつい不満

運動会 年を忘れて引いた綱

まだ夏の疲れも癒えぬまま多忙

嫌だなと言ってやってるうちが花

日は過ぎて秋へと変わる掲示板

綱引きで痛くなるのと言われても

食べさせられ実はうんざりする体

いつどこへ女を捨てて来たのやら

青いってずっと思っていたい空

まだ秋になり切れなくてこの残暑

断れば話を聞けとまた電話 

目を開けているのに耐えている会議

ストレスが溜まると我慢しなくなる

出来るなら顔もしたいな衣替え

あなたも私も変われないって思えた日

よく噛んで食べて元気が作られる

無駄省き全部素敵な言葉たち

人それぞれ比べられない比べない

落ち着いて出来る予感の曇り空

2006年01月09日
パート2


夏物と思い出仕舞い衣替え

万歳で今年も終わる運動会

行動を読んで催促してる犬

買い物を夫に頼み子も頼み

一切れとむいたリンゴを全部食べ

日中は薄着真夏に戻るから

パソコンは おあずけ片付け済むまでは

乗りかけた船にしばらく乗ってます

好天の秋へと回る洗濯機

パソコンのせいだよなんて攻めている

パソコンに誘惑された目の疲れ

パソコンに使われてから超多忙

感謝状 「パソコン様」と送りたい

パソコンがボクに会わせてくれた人

パソコンに週休二日与えよう

現実と夢の狭間でもがく日々

今日これをやろうと決めて慌てない

一枚に詰まる思いの写真見る

いただいた体 治してまだ使う

良くなる為の手術で命落とさない

身を任せるだけでしかない患者です

少しだけ近付きたくて若作り

降る雨が一歩秋へと向かわせる

太陽で居なきゃならない主婦である

いくつまで生きてくれても残る悔い

すぐ話せる電話でまずは「ありがとう」

これでもかこれでもかって食べている

日本語が好きで日本を出られない

ゴミ箱に捨てる容器に出すお金

はじめからないと思って生きている

見た夢の額には高い宝くじ

何があっても月が照らしている地球

誤った地球の未来の選択肢

男性が痩せた女性を好むから

もう少し私のあなたでいて欲しい

2006年01月09日
パート3


みかん色になったみかんに秋を見る

時少し動かすことが出来たなら

頑張って生きた私に見えたもの

理科室の記憶は今も蘇る

頑張ったところで所詮こんなもの

今朝買った花を見てたり見られたり

「秋だね」と「太ったのね」とご挨拶

夏に見た花火一緒に仕舞う秋

思い出の中でコスモス揺れている

降りそうで降らない雨を待っ紅葉

顔文字の笑顔はいつも忘れない

寒い中だけに絵になるタバコの火

春に咲く花の球根植える秋

心にも秋が来たよう十九日

冬支度済まないうちに来た寒さ

掃除したみたいに見える掃除法

サ〜今だ賞味期限が切れぬうち

ゆっくりと歩いてゆけば見えて来る

ヘトヘトにならない程度主婦しとく

忘れてた夢がひょっこり現れる

尽きるまで咲いてしまおう彼岸花

片隅で良くないことも描きつつ

虫の音が素敵 独りでない暮らし

もっと早く好きだと言って欲しかった

昔の良さ今の悪さを比べても

ほころびを縫う者足りず金足りず

その時々片付けながら生きている

明日は明日はと思ってる間の過ぎる時

思い出す度にご無沙汰詫びている

そのうちに出会う顔ともする会話

洗濯物干す度に見た山は消え

体調を写真の顔が物語る

話したら二つ三つと縁があり

ひと区切りついた夫の庭仕事

お出掛けの前にカレーをこしらえる

すぐそこに居ると思ってするメール

2006年01月09日
パート4


上に上にゴミ寸前の宝物

やり掛けて上に積まれて忘れられ

あなたの手 借りたらきっと飛べるはず

ひとりなら何があっても飛びません

順番が狂うシナリオだってある

野良猫が起きる私を待って鳴く

会えないと知って会いたくなる心

早朝の散歩ついでのお買い物

買い物があって散歩をサボれない

この体使って生きるという使命

見なかった聞いてなかったことにする

打ち明けてくれた話を聞く笑顔

話すのはみんな内緒のつもりだね

小さな秋もやがて大きな秋となる

ああすれば良かった過去を振り返る

ピッタリの靴に出会えた時の足

夜更かしのせいよ体に攻められる

やることに口出しをするカレンダー

子の年の分も一緒に生きた母

秒針の音が今夜は聞こえる日

広い地球の上の半径二十キロ

2006年01月09日
パート5(2005.11〜12)


余すとこもうふた月という焦り

あの時の言葉ひとつに残る傷

孫の為娘の為と爺元気

子育ての悔いを生かして孫を見る

立冬を迎えお日様まだ元気

南へ北へ幸せ運ぶダルマくん

無理したらいけませんよと仏様

暖かいだけで嬉しい七五三

生きている限り女の続く家事

どこで手を抜こうか家事に思案する

居ないはずのあなたを探す夜の町

縁あって出会えた人と今も居る

寒さに向かう心も晴れる秋の空

そのうちに柿の実だけが残される

息子の名 名乗りかかって来た電話

人里にうっかり迷い込んだ熊

蒔いた種の袋に春の花が咲く

寒い時 好んで開く花もある

セピア色の過去はきれいに塗り替える

言いたいこと言えて暮らせて家族です

並でいい頑張りたくはない私

我がままでないから頼み聞いてやる

根掘り葉掘り聞かれうっかりついポロリ

知らないでまじめに聞けば馬鹿を見る

わたし見て後悔してる元彼氏

途中でやめて数ヶ月経つアレやコレ

セールスの若さ明るさ爽やかさ

あなたらしさ出せて初めてあなたです

カッコ良く撮ってと鹿の取るポーズ

残された道であるのは勝利だけ

捨てた身の賭けた命が勝利する

あなたには負けましたよと笑う神

あなたの勝利 人をも救う

鏡見て最後のチェック忘れない

愛犬も気付かぬほどの厚化粧

2006年01月09日
パート6


化粧した私にポチが通り過ぎ

百均に百円よりも安い品

百均が浮かび出た手を引っ込める

特価品よりも隣の高い品

お買い得のはずのチラシで無駄遣い

実現に向けて一緒に見てる夢

それぞれの年の終わりを迎えてる

暖かな日だからあれもこれもする

春になったら服も脂肪も脱ぐつもり

痩せた息子に少しあげたい体脂肪

これ以上 心寒くはしたくない

今年中に使い切りたいアレやコレ

雪舞って冬らしくなる十二月

気のない子 如何に動かす親の知恵

送ろうか〜と聞けば要らぬと素っ気ない

心癒しに猫が毎日来てくれる

幸せに包まれ聴いた娘のピアノ

娘が弾けば下手なピアノも世界一

楽を知り体は元へ戻れない

ジッとしてのんびり食べていたい冬

冷蔵庫みたいに冷やす山の雪

サンタさんへ宛てて娘の書く手紙

寂しさが少しプラスの安堵感

冗談じゃないと自分の色で咲く

動けなくなった私に残るもの

時代の波 乗れず途方にくれる日々

ケータイに監視されたりしていたり

ケータイが親子の距離を縮めてる

空腹も寒さ睡魔もなんのその

風さんがそっと残して行ったもの

心にスッと入る言葉に癒されて

やさしさを取ったあなたに残るもの

やさしさが溢れ出してるあなたから

いくつだっけ年女でしょおばあちゃん

川の字にネコを相手に寝る老後

2006年01月09日
パート7


来るうちはチューも抱っこもしてあげる

弱音と威厳使い分けては子を育て

パパのため喫煙室と貼るトイレ

くれたのがあなたでそれでお気に入り

うちんのが漬けたんですと笑った目

薄っすらと白く解けずに積もる雪

プールよりついでのランチお買い物

輝きは遠いあの日に連れ戻す

冷蔵庫みたいな中に建てた家

拾う方の身にもなってよポチお前

良いことを見つけ人間やって行く

好きだった雪が私を苦しめる

積もるほど嬉しい雪もありました

夢一緒に見たら確率倍になる

雨ならば土砂降りかしら積もる雪

分別をしてから出して欲しいゴミ

予定分終えたら今日の幕を引く

取り替えた犬のお水も凍る朝

白い歯がキラリあなたが照れている

白鳥も一緒になって住める冬

立ち上がるだけで気合いを入れる冬

はずしたら指が覚えた開放感

もう手抜き出来ずに早く済ます家事

大勢の中で分かってくれる人

作りたくなくてわざわざスーパーへ

おばあちゃんの何回目かの干支の年

押入れに仕舞う年の瀬アレやコレ

先へ先へいつも応えてくれる人

肉体改造励む夫のマイペース

ひとつ二つ愚痴がはじけたシャボン玉

相手さえ間違えないと良い話

冷蔵庫にあってもなくても気に掛かる

言ってから言わない方が良いと知る

子の心知らない母と閉ざす口

人が居るという幸せの中に居る

平凡という幸せな日が暮れる

2006年01月09日
パート8


今日よりも良くなる明日が待っている

三つしかない能力が十をやる

無駄でしかない言い訳は止めておく

翌日になって記念日思い出す

何枚も撮ってみたのに選べない

雪の中可愛いウサギの目がキラリ

話す相手 間違えたから浮いた愚痴

終わるまでジッと座って耐える時

当たり前のことしか言えぬ句を作る

悪いことだって教えてくれる友

良いことをする友達を望む母

大人にも子供の時があったでしょ

取り敢えず分かったような態度とる

凄いな〜普通そんなん出来ないぜ

日と共に消える不安と増す不安

この人も猫好きだったいい人だ

歩いて5分迎えに行って待ちぼうけ

立方体いろんな面を持って人

遊んでくれるうちに娘と出掛けてる

あの人に会わせてくれる為の人

出過ぎないように足並み合わせとく

お見事と言わせる写真出来るまで

一枚の写真に懸ける心意気

そんなことない怒りの中で出た言葉

誘惑に負けて少うし食べてみる

果物がお腹の隙間埋め尽くす

時効でも冗談なんて言わせない

大丈夫君はちゃあんとここに居る

数十年過ぎたあの日に戻す蝶

何もかも放っぽり出して今夢中

冗談とキラリ白い歯のぞかせる

同じ血を引いた子孫が生きている

2006年01月09日



☆川柳の小部屋

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