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風香の詩2のパート3

*子供は五人の約束


結婚する前「子供は五人欲しい」と主人が言いました
「そんなに?」と笑いながらも
私はいつしか心に決めていた
口には出さなかったけれど
私の子供たちには
是非こんな素敵な立派な人を父親に持たせてやりたかったから

「子供は五人」
これが主人と私の初めての約束

それから結婚して
男の子が生まれ
又男の子が生まれ
女の子 男の子と
次々に元気な赤ちゃんを授かることができました
ところがそんなある日
主人は突然「もう子供はいらない」と言い出したのです
「何故?五人という約束だったじゃない?」
私が言うのも聞き入れず
「もっと早く五人生まれていたら良かったんだけど
もう年だから子供が成人する前に定年になってしまうからな」
これが主人の答えでした
私は「約束だったじゃない
どんなことでも言うことを聞くから私のお願い聞いて」
そう頼みましたが
私の言葉など主人には通じませんでした

ところが
四番目が生まれてから八年後に
なんと待望の五番目
女の子が生まれました
私はどんなことがあっても五人と決めていました
主人との約束だったから
五人と信じていました
主人は最初「どうしてこんなことに・・・」と言う顔をしていましたが
今では五番目ももう六歳
上の子供たちも
大学二年、高校三年、高校一年、中学三年と
親離れする年になり
「もうお父ちゃんを相手にしてくれるのはみさちゃんだけだよ」と
主人は目を細めている

2002年07月17日

*一つ考えたい


行動を起こす前に
一つ考えたい
その人の親が
その場に居ても
言えるだろうか
その人の親が
その光景を見た時
どう思うだろうか

行動を起こす前に
一つ考えたい
その場に誰が
居合わせても
言えるだろうか
その場で誰が
見ていたとしても
出来るかどうか

2002年07月17日

*あの人に


私の好きな
あの人に
メールを送る
Eメール
何の返事が
なくっても
ただ読んでくれる
それだけで
私の心は
温かい

私の好きな
あの人に
メールで送る
私の詩
私の想い
つづります
ただ送れると
いうだけで
私の心
満たされる

2002年07月17日

*ひまわり


去年咲いてた
あのひまわりの
落とした種が
大きく育ち
今年も咲いた
ひまわり咲いた

太陽仰ぐ
あのひまわりは
父さんみたい
強くて立派
私の好きな
ひまわりの花

2002年07月17日

*人は誰も


悩みをかかえて
生きている
悩みを仕舞って
生きている

人はいつも
認めて欲しいと
思ってる
優しい言葉を
待っている

人は誰も
笑顔の裏では
泣いている
それでも笑顔で
生きて行く
幸せ求めて
生きて行く

2002年07月13日

*与えられない


誇りたいと
思う気持ちが
あるうちは
与えられないのかも
知れません

きれいになったら
誇りたいし
何か出来たら
誇りたい私は
きれいになれないし
特別なことは出来ない

誇りたいと
思う気持ちが
なくなったものから
与えられる
そんな気がする

2002年07月13日

*人生は


欲しいと思いながら
取らずにいた資格
そんなことなど忘れて
気ままに続けて
数十年が過ぎた今
いただけると言う

欲しいと
思っていた時には
与えられず
そのことすら
忘れていたら
与えられる
人生は
そんなものなのだろう
それでバランスが
取れるのかも知れない

2002年07月13日

*輪の中へ


輪の中をのぞいて見ると
○さんたちと
△さんたちだけだったから
□の私は入ることが
出来ません

しょんぼり立ち止まって
様子を伺っていると
☆さんがやって来て
ためらわず輪の中へ
入って行きました

すると笑顔で
○さんたちがやって来て
「☆さん いらっしゃい」って
優しく迎えていました
笑顔の△さんたちもやって来て
口々に「☆さん よろしく」って
何だかうれしそう

気が付いたら
□の私もその輪の中に
解け込んで
そしていつしか
新しく入って来た
◇さんを「いらっしゃい」って
笑顔で迎える側になっていた

2002年07月13日

*祖母


十五年間
一緒に暮らした
祖母を思い出す

戦争で
三人の息子を亡くし
その後間もなく
夫を病気で
亡くした祖母は
戦争をことごとく嫌い
少しでも戦争場面が
テレビに出て来ると
「嫌だ」と言って
テレビを消した

子の成長を見るにつけ
祖母の思い出が
悲しい

2002年07月13日

☆詩の小部屋「風香の詩」

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