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風香の詩2のパート9

*ライオンの坊や


子供も大きくなると
本当に大変
お父さん猫と
お母さん猫の間に生まれた
可愛い子猫ちゃん
大きく育って
親の身長を超えた途端に
ライオンに変身しちゃうのかしら?

冗談を言うと
向こうも冗談のつもりで
肩をたたいたり
押したりするんだけれど
こちらへの衝撃は
想像以上に強いんです
ふざけてキックなんかされた日には
「親に向かって何すんのよぉ〜」と
大人気なく怒り出したりして・・・

「もうあなたたち
大きくなったんだから
自分のことは
ちゃんと自分でやってちょうだいよ」と
猫の母さん
口やかましく言うんだけれど

大きなライオンの坊やは
何言われても
まるで馬の耳に念仏

2003年06月04日

*我が家の語り草


末娘がまだ
オムツをしていたころ
二歳半になっても
オムツが取れないことを
棚に上げて
ときどきおねしょをする
小四のお兄ちゃんに向かって
「一つおむつ貸してあげようか?」と
生意気なことを言っていた
みいちゃんのことは
今でも我が家の語り草

次男がまだ
小学校の低学年だったころ
学校に着いて自分の机に
ランドセルを降ろそうとしたら
ランドセルがなかったと言う
もっちゃんのことは
今でも我が家の語り草

三男がまだ
小学校の低学年だったころ
担任の先生から
「やっちゃんの首や背中に
傷があるのですが
本人はお兄ちゃんにやられたと言っています」と
電話があった
やっちゃんのこと

そして次男の担任の先生に
その話が伝わり
こってり絞られた
もっちゃんのことは
今でも我が家の語り草

2003年06月04日

*ピタリと当てるお坊さま


サークルで一緒の
美人で優しい
とっても素敵な友人が
目を輝かせて
教えてくれた

悩み抱えた友達に
誘われ行ったあるお寺
顔見ただけで
言い当てる
凄いお坊さまなんだよと
目を輝かせて
話してくれた

私も早速行ってみた
手足が殆ど利かなくなった
父を連れて行ってみた
父を見るなり
お坊さま
それは首から来てるから
この医者行けよと
教えてくれた

医者に行ったら
とんとん拍子に
こと運び
あれよあれよと
数日後には大手術

あれから三年過ぎた今
痛い痛いと言いながら
日に日に父は若返る

2003年06月04日

*ねえ地球


車を走らせてたら
どこもかしこも
工事工事
通行止めで
まわり道
片側通行
狭い道

こんなに沢山一偏に
工事だなんて
無茶なこと
脳の手術に
心臓、肝臓、腎臓
おまけに足まで
一偏に
手術をしてるようなもの
大丈夫かな?
ねえ地球?

安静に
してなきゃいけない
ねえ地球
それでも地球は
回ってる
今日も休まず回ってる

2003年06月04日

*心


みんな自分と
おんなじことを
考えてると思ってた
本当は違うんだよね
自分の中では
当たり前のことでも
人はそんなふうには
思っていない
人との違いに
驚いてしまうことが
いっぱい

私の気持ちを
伝えたい
人とは違う
私の心を
伝えたい

あなたの気持ちも
教えて欲しい
人とは違う
あなたの心も
教えて欲しい

2003年06月04日

*亀になる


誰もが皆
平等に
与えられてる二十四時間

あれもやらなきゃ
これもやらなきゃ
心ばかりが先に行き
食事に
お掃除
運動
休養
大急がしで
サッサと済ませてみたけれど
あれもやれずに
これもやれずに
今日も結局
日は暮れる

どうせ出来ないものならば
明日があるさとのんびりと
大きな心でゆったりと
生きてみるのもいいかしら

気分を変えて亀になる
たまには一日亀になる

2003年06月04日

*みいちゃんからの手紙


今夜もまた
七歳の娘の手紙が
置いてあった
私の枕

手紙には
「母ちゃんへ
いつもしゅくだい
おしえてくれてありがとう。
あしたもおしえてネ!
じゃおやすみなさい。」と
書いてあった

そしてその下には
娘が眠っている似顔絵と
くまちゃんの絵

忙しがっていて
宿題だって
そんなにゆっくり
見てやっていないのに
ありがとう
みいちゃん

2003年06月04日

*一枚のTシャツ


長女が着られなくなった服を抱えて
私のところにやって来た
そして一番上の
一枚のTシャツを見ながら
「お母さんの念願のこの服あげるよ」
「前欲しがってたじゃない」と笑う

うん?
何か変だぞ?
だいたいあれは
元々私が
買ってやったものじゃない?
それでも
また夏になったら着ようかな?と
気を良くしていたのも束の間
次女がやって来て
「このTシャツ
カッコイイから着たいよ〜」と言いながら
もう早速鏡の前で着ている
「可愛くて、丁度いいよ」
「お母さんには小さいでしょ?」と言って
持って行かれてしまった

2003年06月04日

*手紙


忘れた頃にやって来た
君からの手紙
ずっと待ってた君から手紙を
諦めかけた頃
私の元にようやく届きました

私の中で
勝手に川柳の先生と
思っている方がいる
メールする時
「先生」って言うと
彼から「先生、先生って言うな
そんなに言われると
馬鹿にされてるみたいだ」って
そんなメールが返って来た
私が人を馬鹿にすることなど
ないことを
彼は知らないんだな

勝手に先生と
思い込んでいるだけの先生に
初めて出した詩句集を送りました
いろんな方から「届いたよ」と
返事が来る中
彼からは来ない
誰よりも先生の感想が
聞きたかったのに・・・

忘れた頃先生からようやく
お手紙が来ました
すぐにメールで「ありがとう」
それだけで良かったのに・・・
川柳を投稿するための
原稿用紙の裏に
きれいに赤と青の色鉛筆で線を引き
びっしり四枚に感想が書かれていた
おまけにイラストまで入れてあるものだから
小一の娘まで大喜び

殆どの方は誉めてくれるだけなのに
彼は違っていた
悪いところをちゃんと
指摘してくれた
そして最後に
「これからも長〜く一緒に川柳を
楽しんで行きましょう」と書かれていた
やはり私の先生は違うな

私は彼を全然知らないのに
何故だかピピッと来ちゃって
私の先生だと勝手に思い込んでいた
やはりそうだったよね
先生

2003年06月04日

*夫婦


最初は楽しく話していたはずの
夫との会話
そのうち意見が食い違って
お互いに自分の意見を主張する
そして口喧嘩が始まる
お互いに自分が正しくて
相手が間違っていると思っているから
いくら話したって
らちが明かない

この間も子供たちのことを
楽しく話していたはずなのに
またまた意見の食い違い
私は「それじゃーお父さんの言っていることが
100パーセント正しくて
私の言っていることが
100パーセント間違っていたとして
もしそうだとしても
私たちは二人とも子供のためと思って
やっていることなんじゃないかなぁ〜
お父さんはいつも私を攻めてばかりじゃない」
ついにこんなことまで言い出した

ドラマなんか見ていると
ご主人が「何やってるんだ!」って
奥さんに言っても
奥さんが上手に
受け答えをしている場面を見るにつけ
自分はまだまだだなぁ〜って
実は反省している私です

だいたい夫は一番たちの悪い
大きな息子
怒鳴りつける訳にもいかないから
始末に追えない

ま〜、仕事が大好きで
健康で
子供たちのために
頑張ってくれている主人に点をつけるとしたら
やはり100点だろうなぁ〜〜・・・と
結局の所
そんなものです
夫婦って・・・
きっとどこもそうなんじゃないのかなぁ〜〜

2003年06月04日

・・☆


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