お隣さんが
山奥から
子猫を拾って来て
困っていたから
飼うことにしたと言う長男
子猫の名前はシュガー
長男が帰省する時
シュガーも一緒にやって来た
アパートに戻ると言う日
「アパートなんだから
連れて行ったらダメだよ」と説得して
シュガーを置いて行かせた
しばらくして
友達と一緒に
シュガーに会いにやって来た
長男と友達がアパートに戻ると言う日
「シュガーの幸せを考えなさい」と諭して
シュガーを置いて行かせた
長男はシュガーのことは言わなくなった
諦めたのかと思っていたら
何のことはない
別の猫を飼い始めたと言う
もうすぐ
友達と一緒に一軒家に住むからと言って
引越しの準備を始めた
これで安心して
猫を飼えるのだろう
シュガーは
大家族の中に溶け込んで
もうすっかり
我が家の猫になってしまった
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