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風香の詩4のパート7

*大きなキャベツ君


とあるスーパー
野菜売り場のコーナーで
小さな白菜従えて
大きな顔で
デーンと構えた
キャベツ君

こんなキャベツは
見たことない
ここは
おとぎの国かしら?
あなた
キャベツの王様ね

2004年02月01日

*悲しいこと


「この間渡したあれは
どうなっているかな〜」と
尋ねると
「わからない
昨日のことっだって
忘れてしまうのに
そんな前のことは
覚えていない」と
思いもかけない言葉が
返って来た

そう言われてしまったら
もう何の言葉もない
ただ
悲しい気持ちに
なってしまっただけ

忘れるって
こんなにも
悲しいこと

2004年02月01日

*わからない


「どんなふうに
考えているんだろうか」と
相手の気持ちを
知りたいと
思う人ほど
その気持ちが
わからない

どうでもいい人のことなら
はっきり見える
気がするのに

2004年02月01日

*そんな人がいたら


「結婚するつもりは
なかったけど
オレを好きになってくれる人が居たら
結婚したい」と
息子は言っていた

わたしの詩を
好きと言ってくれる人が居たら
わたしもまた
詩を作り続けたい

2004年02月01日

*喜びにも 悲しみにも


車に乗ると
酔ってしまう
高い山に登ると
高山病にかかる
妊娠すると
つわりで大変

そんな私は
喜びにも
悲しみにも
過剰反応してしまう

あなたの心が
手に取るようにわかる私は
喜びにも
悲しみにも
涙がこぼれてしまう

2004年02月01日

*また笑顔を 見せて下さい


生きているのが
辛くても
生きているのに
疲れても
生きていたら
きっと
いいことあるから

生きていて
良かったって
思えること
いっぱいあるから
生きていて貰わないと
困るって思っている
私が居るから
だから
辛くても
負けないで
生きて下さい

私があなたの幸せを
祈っているから
だから
負けないで
また私に
笑顔を見せて下さい

2004年02月01日

*尊い存在


片寄っては
いけない
私を見守って下さる
多くの人に
目を向けよう
みんな
みんながそれぞれに
尊い存在なのだから

2004年02月01日

*人は皆良い人


人は皆
良い人に作られているはずだから
悪い人はいない
ただ
人は弱いもの

植物が風で倒れるように
人もまた
曲がった方向に
進んでしまうことがある

倒れた植物を
起こして支えてやれば
真っすぐ
光に向かって
伸びて行くように
人もまた
手を差し伸べて
支えてやれば
光に向かって
伸びるはず

人は皆良い人に
作られているはずだから

2004年02月01日

*幸せな人


辛いことでも
考え方を
百八十度変えたら
楽しいことになる

当たり前に考えたら
大変なことを
楽しんでいるかのような
あなたは
偉大な人

前向きに考えられたら
幸せ

幸せか
不幸せかは
考え方ひとつで
自分で決められること
あなたは
幸せな人

2004年02月01日

*悲しむよ


長男が通っていた高校へ
今は長女が通っている
久しぶりに
長女を送った帰り道
長男を送ったあの日が
よみがえって来た
今見て来た高校生の集団の中に
長男の友達の姿があった

電車を降りると
みんなが一斉に高校へと向かう
その、人、人、人の中に紛れて
何を話しているのだろうか
楽しそうに笑う
彼の姿が
私の頭の中に
はっきり見えた
彼はまだ
あの高校を卒業していなかったんだ

どうしてだ
どうしてなんだ
彼は
もう
いない

先日久しぶりに
電話をして来た息子が言っていた
「母ちゃん、オレ、いつ死んでも
幸せだから
母ちゃん、オレが死んだって
悲しまないでくれよな」
嬉しそうに話していた
私はそれを聞いただけで
涙が出た
息子が「幸せだ」と言ったって
居なくなってしまったら悲しむよ
ずっとずっと
私が生きている限り
悲しむよ

息子の友達が居なくなったことで
こんなに悲しんでいるではないか
もう二年も経つのに
こんなに泣いているではないか

2004年02月01日

☆詩の小部屋「風香の詩」

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