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風香の詩4のパート8

*何年だって ずっと


「今から
逃げ出してしまいたい」
何度そう思ったか
知れないけれど
私は逃げ出したりはしない
逃げ出さなくたって
十年
二十年
ずっと
待っていたら
今とはきっと
違っているから
きっといいことあるから
だから私は
何年だって
ずっと
待っている

2004年02月01日

*あと何回


両親の元を離れて
この家に嫁いで
早、二十二年
あと何回
父に会うことが
出来るだろう
あと何回
母に会うことが
出来るだろう

年老いて
二人だけでいる両親と
一緒に暮らしたい
ふと
そう思うことがある

2004年02月01日

*それだけでいい


上手であることよりも

まずは

私らしくあること

そして

楽しめること


それだけでいい

それだけで

十分だ

2004年02月01日

*ホラ こんなにも


期待するから

いけないのさ

はじめから

期待などしなければ

ホラ

こんなにも

軽くなる


軽くなる



2004年02月01日

*ビーズのブレスレット


小学生だった私が
プレゼントしたおもちゃの指輪を
祖母は喜んでしてくれていた
その指輪を見た人が
「いい指輪ね〜」と
誉めていたっけ
私は子供心に
「素敵な人がしていると
おもちゃの指輪でも
本物に見えちゃうんだな」と
密かに思っていた

今私は
小学生の娘が
「お守り」と言って作ってくれた
ビーズのブレスレットをしている
高校生の娘からは
「おかしい」と笑われているけれど・・・
時々
友人から「可愛いね」って
言われることもあるけれど・・・

今の私がしても
多分本物には見えないだろう
もしかしたら
本物だって
本物には見えないかも知れない

ただひとつ
言えることは
私はこのブレスレットに
守られているということ



 ビーズのブレスレット(パート2)

小学生だった私が
プレゼントした
おもちゃの指輪を
祖母は喜んでしていた
近所の人がいい指輪と
誉めていたっけ
おばあちゃんがしたら
本物に見えるんだと
私は密かに思っていた
今、私は小学生の娘が
お守りと言って
作ってくれたビーズの
ブレスレットをしている
どう見ても
本物には見えない
ただ一つ言えることは
このブレスレットに
守られてるということ

2004年02月01日

*新しい市へのカウントダウン


カウントダウンの日
終わって帰って来たあなたは
「水でもかぶったようだった」って
あなたのお父さん
おっしゃっていたよ
トラの着ぐるみ「長野まで行って借りて来て」って・・・

カウントダウンの唄が出来た時までは
良かったんだけどね
人が大勢集まると意見の食い違いから
いろいろもめることも多くて・・・

何回か話し合って決まったことでも
事実かどうかもわからない噂で
人の心は揺れ動く
カラオケ大会では
誰が踊って
カウントダウンの会場では
誰が歌って
誰が踊るか
ぼんやり決まってはいたんだけど
はっきり見えなくて
こんな状態で本当に大丈夫なんだろうか?って
不安な気持ちだった

悪い噂がただの噂と伝わって来たのは
もうすぐカウントダウンという
八月も終わりに近付いてからのこと
悩んで悩まされて
本当に本当にようやく出た答え

この時、あなたが居てくれたから
私は平静を保っていられたような気がする
「もし誰も踊ってくれなかったら
一人でも踊るから一緒に踊って下さいね」と
そんなふうに言ったよね、私
そうしたらあなたは
思いがけず「いいですよ」って言って下さいました
即答だったし
まさかまさかの嬉しいお答えに驚いたの何のって
本当に救われた思いがした
私はあの時のこと
忘れないよ
どこの誰かもわからない私に
あんなに親切にして下さったこと
私はずっと忘れないから

2004年02月01日

*家族ごっこ


家を離れて暮らしている
一番上のお兄ちゃんのことを
「たけ兄ちゃんがお父さんだったらいいのにな〜」と
小二の末娘はいつも言っていた
最近になって
テレビのニュース番組を見ながら
「堀内さんがお父さんだったらいいのにな〜」
隣町の商店街のミニコミの編集をしている
聡ちゃんを見て
「そうさんがお父さんだったらいいのにな〜
また一人増えちゃった」と言いながら照れ笑いしている

そのうちに今度は何を思ったのか
本物の母親を目の前にして
「祥吾君のお母さんがお母さんだったらいいのにな〜」と言い出した

遅くに帰宅した
夫に夕食の準備をしながら
「みいちゃんは
この三人がお父さんだったらいいって言うの
お母さんは祥吾君のお母さんで
祥吾君はお兄ちゃん」
「ペットはくみちゃんの家のハムスターがいいらしいよ」
こんな話をしながら
幸せそうな娘を思い描いている私に
夫が「一番いいのは祥吾君のお母さんだな〜」と・・・
そんな冷静な答えが何とも可笑しい

早速、祥吾君のお母さんに話すと
「うん、いいねぇ〜〜」と嬉しそう
きっと今夜あたり
祥吾君のお宅は
みいちゃんの家族ごっこの話で
盛り上がることだろう

2004年02月01日

*きっと神様が


「巡り合いって
不思議なことだね
神様が
コントロールしているのかな〜〜?」って
祐美ちゃんからのメール

そうだねぇ〜
きっと神様が
あなたには必要な人だからって
巡り合わせて
下さったのかも知れないね

「だからあなたも
必要な人にならなければいけませんよ」
そんな神様の優しいお声が
聞こえて来たような
気がした

2004年02月01日

*風香のオリジナルだるま


子供たちが生まれる前
作っていただるまを
小二の末娘にせき立てられて
作り始めた

だるまの顔を描いているのを見た
高二の長女は
「私も手に職をつけたいな」と言う
これは誰でも出来ることだけど
そんなふうに言われたら
何だか嬉しくなって来る
そして
小学校の時のや
中学校の時の
習字のセット
絵の具のセットを
「これ使って」と
持って来てくれた
高一の三男は
大切にしている画材道具を
持って来てくれた

作っただるまを人に見せると
お世辞かしら?
「このだるま売れるね」と
嬉しいことを言って下さる方もいる
夫は「三十円か五十円くらいだろうな〜」と言っていた
三男は「ただなら貰うけど
百円もするなら買わないな〜」と笑わせる

言うことも
人それぞれ
考えることも
人それぞれ

私はただこうして
だるまを作ることが
楽しくて
だるまを作っていたら
幸せな気持ちになれるから
私はただこうして
作っていたいだけ

売ってしまうのは
だるまが可哀想
喜んで下さる方に
貰っていただける
それが何より
嬉しいこと

2004年02月01日

*あしたを始める為に


私の心を
そのまま綴った
詩のファイルが
二冊になりました
あしたから
三冊目の
新しいファイルになる
古いファイルは
もう
封印してしまおうかしら

楽しいことも
嬉しいことも
あったけど
悲しいことも
辛いことも
あったから
新しい気持ちで
あしたを始める為に
昨日までのことは
もう
忘れてしまおうかしら

2004年02月01日

・・☆


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