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風香の詩7のパート7

*陽は昇る

  
今、正に

まっさらな

このお部屋から

陽が昇ろうとしている



わたしは遠くから

眩しそうに眺める



陽は昇り

陽は沈む

それを何度となく

繰り返しながら

四季折々に移りゆく



あなたが

あなたである限り

このお部屋から

陽は昇る

2005年05月26日 06時11分26秒
*春

  
時は巡って春

何月何日かだなんて

そんなことはわからない

また春が

巡って来たのさ

だから咲きたくなったのさ



時は巡って春

あなたに巡り会えたのは

あれは去年の今日のこと

同じ日が

巡って来たのよ

だから会いたくなったのよ

2005年05月26日 06時21分09秒
*そんな自分

  
川柳を

作ろうかしら

それとも詩とか

短歌とか

いいえそれより

手作りダルマ

それもいいわと

考えている

そんな自分が

何だか好きで

もうすぐ終わる

時を楽しむ

2005年05月26日 06時22分38秒
*みんないる

  
犬二匹

親子仲良くつながれて

猫のシュガーは

トラ猫ちゃんがお友達

金魚は二匹水槽で

スイスイ仲良く

泳いでる

私には

頼もしい旦那様

おばあちゃんだけ

独りだけ

でも

子供たちも

そう呼んでいる

お写真のおじいちゃん

おばあちゃんには

おじいちゃんがいる

2005年05月26日 06時23分49秒
*ただ願って

  
心配しても

結果が同じなら

ただ願っていよう

無事を願っていよう

なるようにしか

ならないのなら

全てを受け入れよう

秋枯れた花も

春には花を咲かせる

2005年05月26日 06時25分30秒
*刻まれる

  
今していることが

顔に刻まれる

心に刻まれる

体に刻まれる

だから出来るだけ

良いことをする

2005年05月26日 06時26分48秒
*困らないように

  
小学生の娘に

話しておく

ずっとお母さんが

守ってあげるって

なるべく元気で

長生きして

助けてあげるって

死んでからだって

天国からいつでも

守ってあげられるって

その力がつくように

お参りもしてよって

娘が困らないように

今から話しておく

私が居なくなった

時のことも

今と同じように

話しておく

2005年05月26日 06時27分41秒
*修行

  
俺が高校の時

母ちゃんは

修行だと思って

高校に行け

と言ったから

修行だと思って行った

今も修行だと思って

やっているから

どうってことないよ

受話器の向こうで

二十二歳の

息子が言った

2005年05月26日 06時28分52秒
*花見

  
寒い冬の

先には春があることを

知っていたから耐えて来た

耐えて耐えて

耐え抜いて

やっと迎えた春だもの

やっと出逢えた花だもの



花を求めて行楽へ

花を眺めて酒を酌む

美しい花に酔いしれる

働くことも

つい忘れ

桜さくらと踊りだす

明日も花見と騒ぎだす

花の命が長ければ

浮かれた時間も長くなる

これには困った花たちは

「早く花びら落として」と

やさしい風に頼みます

風さん心を鬼にして

涙流して花びらを

落として去って行きました

2005年05月26日 06時29分45秒
*これ位は

  
小さなことに

心を痛めて

いられるのは

大きな悲しみが

ないから



出掛けの雨も

大きな災害に

ならない為のひとつ

訳があって

起きていることだから

これ位は我慢しようか

2005年05月26日 06時30分55秒

☆詩の小部屋「風香の詩」

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