蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 川柳の小部屋 

短歌2(2002.12〜2006)

パート1 (2002.12〜2003.05)


自分より不幸な人はいるけれど 今は自分のことでいっぱい

運動と自分自身に言い聞かせ 家事をしながら心は揺れる

両親に時々元気な顔見せる あとで後悔したくないから

幼い頃祖母から聞いた戦争は 遠くなったが平和も遠い

雨の日も嵐の日だってあったはず 夫婦の苦労富士は知ってる

悪いことばかりなんかじゃなかったと 振り返りみる私の歴史

明日の受験控えて寝ると言う息子 現実逃避したいとも言う

猫外に出したらカゴのインコ出し 肩で遊ばせパソコン向かう

いつになくすっきりしてる今朝の顔 ただそれだけで幸せ気分

卒業式数年ぶりに息子(こ)と写る ふざけた友が切ったシャッター

いなければ楽でいいなと思いつつ 出てく息子(こ)の身がまだ案じられ

咲く花の色と香りに誘われて 蝶の気分で春を楽しむ

皆同じ制服姿の子供等の 中から捜す我が子を捜す

ギャラリーからステージに立つ君を見る 卒業というひとつの節目

ステージに向かう息子(こ)を目で追いかける 卒業証書受け取る姿

学生服姿の君を見ることも もうないものと改めて見る

生徒らは幼さ消えて成長し 先生やつれ今日は卒業

長い冬耐えて静かに春を待つ 桜似ているウエディングドレス

寒い中芽を出していた水仙は 花開かせて春を告げてる

何もかも受け止めようと海を見る 生まれ変わって聞く波の音

嫌な日も苦しい時も笑ったら オーラあふれて輝く私

息子(こ)の入学周りは知らぬ人の中 知ってる顔が入場してく

花開くことを願って待っている 思いを馳せる時の幸せ

アパートに独り残して来た息子 桜見守る静かな別れ

ひらひらと桜の花の舞う中を 君は見事に駆け抜けて逝く

昨日まで咲いてた桜散るように 未練残さず君は旅立つ

体温は低くエンジンかからない 寝不足の目に光る春の陽

怪我をした娘(こ)のひと月を振り返る 桜はすでに散ってしまって

居てくれるからこそいつでも親孝行 出来る喜びかみ締めている

母親は当たり易いし言い易い 見て見ぬ振りに騙された振り

昨日まで普通に出来たそのことが 今日は出来ずに涙に暮れる

2003年06月08日
パート2(2003.06〜2004.06)


休日を待ってスイカを切りながら 夏も終わりとしみじみ思う

悪い噂信じた人が忠告に 耳傾けぬと注意している

秋の夜は確かに長いはずなのに パソコンすればもう午前様

やりかけた仕事手を止めパソコンの 前に座って忘れた時間

若き日の苦労はすでに流されて 時はやさしく笑顔を包む

美味しさと思いあふれる篠じいの 生ドラの味心に染みた

生ドラをお風呂で食べている娘 はしゃぐ姿をじっと見ている

甘酸っぱい蜜いっぱいの信州の おりんご贈るエールを送る

幸せな猫の寝顔に負けました 消すに消せないファンヒーター

二十三時帰省した息子(こ)の夕食を 作らされてる冬のキッチン

久しぶりに見る帰省した息子(こ)の笑顔 帰ってホッとしてる月曜

いつになく元気でゴミを出しに行く 降る雪の中小ニの娘

受話器から息子の言葉まだ消えぬ オレ母ちゃんの子だから判る

自転車の盗難登録取られても 車体番号でも分かるのね

マシュマロを食べたらしわがなくなると 聞けば紅茶にもう浮かんでる

あちらこちらダルマ出向いて幸せの 輪を広げます和になるように

それぞれに違うお顔を持つダルマ 幸せの輪を広げる笑顔

心込め作ったダルマそれぞれに 行く先々で幸せ願う

ひとつずつ心を込めた手作りの ダルマ幸せあなたに運ぶ

おじさんのやさしい顔をイメージし ダルマ描けばと娘(こ)のアドバイス

幸せをダルマに込めて描きます あなたの幸せ祈って作る

幸せをダルマに込めて祈ります あなたの幸せ祈っています

起き上がる度にダルマは強くなる 明るい明日へ一歩前進

起き上がる度にダルマは強くなる 大きくなあれ優しくなあれ

夢でいい叶えば尚いい夢描く 描いた夢をいつも見ている

山菜が宅配便でやって来て タイミング良く息子(こ)も帰省して

折り紙を八枚使い箱作り ハンカチと飴入れて母の日

寝る前のメールチェックをする我を 画像と曲がやさしく包む

いい時期は早いわなんてカレンダー 見ながらめくる明日は六月

頼まれたままになってたスカートに アイロンかけて五月も終わり

月変わる前に済ませてしまおうなんて 珍しいことだから雨かも

運動と遠くに止めた駐車場 お風呂上がればどしゃ降りの雨

そのうちに直るだなんて待ちながら 他はどうかと見に来たりして

画像で見たあの絵あの文字あの葉書 今ここにある私の元に

何度となく流しておいたCDが 今は違って聴こえたりして

謙遜して言った言葉を真に受けて そうだねなんて言っちゃったりして

ひとつだけ叶えてやると言われたら 迷わず君の幸せ願う

お隣の部屋から襖通り抜け テレビの音と夫のいびき

やさしいに今日はきれいも追加され 娘が誉める友だちのママ

子どもらの食べる音などパソコンの 手を止めている耳に聞こえる

幾たびか話し合っては決めたこと 悪いねなどとくつがえされる

太られても困るだなんて娘(こ)は笑い 減らして運ぶ父親の元

間違ったことは言わない人だけど お世辞を言える人じゃないから

たたずんで何を思うか水鳥の 池を見ている目が気にかかる

興奮が冷めてするのは良いけれど 数日したら忘れたりして

あしたには変わってしまう心です 今の思いを大事にしたい

お礼状と思ったばかりに数日後 お詫びしながらお礼の電話

末娘はパパとお出かけ昼食は 自分の為に作ったりして

2004年07月26日
パート3 (2004.07〜2005.06)


どこにでもゴロリと横になれること 感謝忘れて暑いと苦情

福島の桃で感謝を伝えます インコ見つけてくれた彼女へ

取り扱い注意 赤ちゃん 生物も 桃も豆腐も人の心も

徳島から海越え野を越えやって来た まん丸スダチ可愛いスダチ

会いたくて早く過ぎてと願ったり 止まって欲しいと願ってみたり

いつあなたに会っても困らないように 年を取るのはもうやめにする

空見上げ遠く輝く星見れば あの日のままの君よみがえる

ない知恵を絞り悩んでいるよりも やさしい人に話すのもいい

天秤にかけて選んだフリーター 十年過ぎて今何思う

睡眠は深さだからと言い聞かせ 睡眠不足忘れておこう

口うるさく無駄に注意をするよりも 働く姿見せびらかそう

ヨン様の顔の靴下カレンダー ヨン様好きの娘のもらい物

水色と白のハートが可愛くて 買った手袋はめて見る夢

降った雪解かしてくれた太陽は 雪を残して山へと沈む

いっぺんに押し寄せて来た悲しみは きっと一度に去って行くわね

あの人が言ってたよってその言葉 あなたの思いそんな気がして

春近し日増しに伸びる水仙の 芽を眺めては花待ちわびる

2005年09月30日 15時11分14秒
パート4


人文字の航空写真その中に 幼さない時の我が子の笑顔

遠くから離れて君を見ていたら 心に君が住みついたのさ

若いっていいわねなんて君の歌 遠いあの日をひもといている

仲間との別れを惜しみ見送って 明日は我が身と胸膨らます

待ちわびた桜を長く見てたくて 曇った空に安堵している

片付いて外の景色を眺めては うとうとページめくらぬままに

見る影もない程痩せた父を乗せ 走る車に桜舞い散る

久しぶりに通る景色を懐かしむ 父の言葉は途切れぬままに

こんなにも伸びてたのかと桜の木 花のトンネルしみじみ眺め

幸せは小さな幸の積み重ね 何もなかったことの幸せ

すぐに散る運命と知り咲く花よ せめて命のある限り咲け

眠ろうとしてる娘を遅くまで 咳よいつまで続けるつもり

うぐいすの声をやってとせがまれて 下手な口笛吹いてみている

いつまでも朝はボーっとしてる子が 弁当詰めて社会見学

真夏から翌日春に逆戻り 仕舞った服をまた出している

息子から父へ母へとプレゼント 初給料を手にした思い

寝てる猫の隣へゴロリ横になる 喉を鳴らして癒してくれる

ついでにねなんて笑顔で照れ隠し 前置きをして始めたりして

我がことのように一人で喜んで やったよなんてはしゃいでる人

飛び出して来そうな犬のカレンダー 清らかな目が心を奪う    

2005年09月30日 15時13分34秒
パート5 (2005.07〜12)


やらない日だってたまにはあるものさ だけど決してやめたりしない

前夜から計画立てて家事をして 今日は土曜日プールに行く日

枝を這い山椒の葉を食べている お前いずれはあのアゲハ蝶

昨日まで着ていた服は脱ぎ捨てて 夏を楽しむ涼しげな服

何となく私の気持ちが重いのは タマが未だに戻らないから

年月が過ぎても終わることはない ずっと咲いてて伝えておくれ

あの頃のものはどこにも無いけれど 思い出ここにいつまでもある

これ済めばもうお終いと思っても 終わらぬうちに次が待ってる

窓際に吊るされなくて風鈴の 溜まるストレス取れぬまま秋

少しずつずらして時をいくつもの 時計が刻む私の為に

あれこれと先走るのも良いけれど まずは自分の足元だよね

三文の徳は何だか良いけれど 夜まで持つかちょっと心配

ひとごとが今は我が身に迫り来る どうやり過ごすその時々を

水分は分けて何度も補給して 寝起きに一度体重量る

素晴らしい あなたの花が開く時 膨らませてる大きな蕾

ふと風に吹かれていたいそよ風に ぽっかり穴が開いたこの胸

やさしくておじさんみたいでかわいくて 聞けば息子と同じ年とか

届かなくなって初めて知る痛み 空気みたいに大切な人

寒くなる前の楽しい時過ごす 幸せな秋幸せな時

きれいなものいっぱい見せてくれる秋 拾い集めて心に仕舞う

2006年01月09日 14時11分09秒
パート6


いいなって思うやさしい人は皆 どんな人にもやさしいものよ

花火見て少しあなたが幸せに  なれるといいな なれたらいいな

ありふれた言葉なんかじゃ表せないよ あんまり君がきれい過ぎてさ

幸せにしてくれた分幸せに なれるんだろな なるんだろうな

いつも見ている色と違うそれだけで 違う世界を見ているみたい

寒くても声掛け合えば温かい 風邪が入れる隙間はないの

ありがとねって全て好意はいただいて 年の終わりにおリンゴ贈る

一年で一キロ増えて二十年 あっという間に戻していいの

受験生にだってやがては訪れる 光り輝く希望の春が

おやすみと弾んだ声が駆け上がる 雪が降ってるただそれだけで

鮮やかに私の前で咲く薔薇が スッと心に入って咲いた

見守りつつ見守られたりそれぞれに 互いを思い今ここに立つ

あなた見た私の笑顔ヨン様と おんなじ位ダブって見えた

守られているから私ただ前に 向かい歩いているだけでいい

カメラ担いで今日は南へ明日は北へ 揚がる花火のその先々へ

目の前の煌く灯りのその中に 遠いあの日のあなたと私

ゆったりと娘と冬至の長い風呂 一緒に遊ぶ柚子を浮かべて

食卓にカボチャ 風呂には柚子を入れ 過ぎる冬至にホッと一息

降る雪にあの娘と仔犬楽しそう はしゃぐ姿が嬉しい私

あと少しの命の炎と知りながら 尚も生きよと包む木漏れ日

あと少しの命の炎と知りながら 尚もやさしく包む木漏れ日

輝きがスッとあの日に連れて行く 若いあなたと若い私と

いつの間に見えなくなったあの蝶は あなたの部屋のここに居たのね

つまらないとかつまらなくないだとか じゃなく黙っていたらいいだけ

2006年01月09日 14時14分53秒
パート7 (2006)


わかっています多くを語ることはない 信じた道をゆけばいいから

お願いは一つ平和と的しぼり 代表決めてお参りするの

良い年にしようと心少しだけ 引き締めてみる年の初めに 

十二月終わって次にある月は まだ新しい白いキャンパス

今ここに誰の前にも平等に 与えられてる新しい年

満面の笑みと書いたら一段と えべっさんからこぼれる笑顔

君がまだ咲いてる時よお願いだ このままずっと止まっておくれ

君はここで咲いててくれるだけでいい  変わらずずっとただ居て欲しい

いいよってただそれだけを聞きたくて だから私は頑張れていた

詩を入れてみてってお花くれたから すぐに言葉が浮かんできたの

数少ない言葉の中に詰められた あなたの思いやさしい心

食べさせて貰らう代わりにない自由 繕った羽 背中に仕舞う

疲れたなたまには少し伸ばしたい 羽を仕舞って家路へ急ぐ

不自由ではあるが餌にはありつける 住めば都と目を瞑ってる

左腕に元気右腕にはやる気 寒さに少し気が奪われる

羊もラクダも同じだなんて言うのよね やさしいその目あなたは羊

車から降りてあなたとあの頃を 少し話してみたい夕暮れ

先にある春に向かって着々と 芽を出す準備していたんだね

凍る身のわずかに解けた水滴の 思い描いた夢叶う時

木を植えた頃は通らなかったはず 救急車とか消防車とか

どんな日も見守る月のやさしさと どこか似ているあなたの笑顔

この海と共に過ごして来た人の 想いがここに染まる夕暮れ

頂いた相手あなたと勘違い かけた電話は留守で幸い

鮮やかに春告げている水仙の 色に心も染まるひと時

いつだって私が私であることを そっと見守り教えてくれる

閉ざしてた私の小さな隙間から パッと明るく心を照らす

あなた色にまだ染まりたくない私 今年も咲いた真っ白なまま

旅立ちの時を迎えたタンポポの 綿毛は次に来る風を待つ

タンポポの綿毛がそっとささやいた 高いお空に飛ばしておくれ

温かい心に心すぐ通う 森のあんずの花愛でながら

ポケットに詰めて帰った思い出を 出して仕舞ってまた出してます

やらなきゃと思うだけでも無駄だから 気が付いたことすぐにやろうよ

一円も稼がないって今更ね 仕事やめてと言ったのは誰

手を合わせ祈る姿も愛らしい 童地蔵に訪れた春

2007年06月27日 11時12分50秒
パート8


そっと手でパワー欲しくて触れてみる 仰いでいたら元気になれた

いっぺんにやろうだなんてしていたら 変になりそうそんな片付け

送り出しホッと一息新聞を ゆっくりめくるそんな日がいい

変わらない相手に文句言うよりも こちらが工夫すればいいだけ

美しく咲いた菖蒲がポーズ取る 晴れた五月の空を見上て

間違えて仕舞っておいたストレスは 捨てて来ましょう素敵なところ

本当に大切なことじゃなかったら 白黒はっきりしなくていいよ

おばあちゃんに先ずただいまと言ってから パソコン付けてただいまと言う

あの人があって今ある私たち 何があっても大切な人

来るものはどうぞどうぞと招きます あとはあなたにお任せします

緑の葉は太陽が好き風が好き やさしい人と自然愛して

何々をしなきゃじゃなくて何々を したいなんてねいうのがいいね

内容は日々に薄れて残るのは 嬉しかったか悲しかったか

さよならも言わず立ち去る女の子 早く追ってと見送るベンチ

肉球に風とお日様当てながら 君の動きもちゃ〜んと見てる

寝ていても君の話は聞いている ボクってきっと天才かもね

遠い日の花火よ私をあの頃に 天轟いて地を揺るがせて

お釈迦様の手のひらの上で守られて 自由自在に水は転がる

困った時の神頼みでもいいんだよ その為にある神様だから

果てしなき夢を備えたパソコンに 無限ではない時をささげる

踏み台にして旅立って行く子どもにも 気を付けてねと笑顔を送る

いろいろな思い思えば思うほど 巡る思いの果てしなきかな

幾度か同じ季節がまた巡り 変わらぬままの心と出会う

あの時と同じ 同じ日 同じ時 おんなじ場所で あなたと一緒

幸せを願える人に幸せが 回り巡って訪れるもの

体にもいいのよ早く食べてみて さ〜さ お一つ さ〜 召し上がれ

信州育ち私は美味しいリンゴです さ〜さ お一つ さ〜 召し上がれ

クリスマス太ってなんかいられない 美味しいリンゴさ〜召し上がれ

信州の山でのんびり陽を浴びて 蝶よ花よと育ったリンゴ

お手軽に健康増進ダイエット リンゴはいつもあなたの味方

いつもとは違う声して鳴くタマは タンスの上でハエ捕るつもり

俺やっぱ細かいことが好きなんだ おまえはだいたいおおざっぱだろ

自分のこと言う時人のことを言う あなたはあなたで私は私

2007年06月27日 11時18分05秒



☆川柳の小部屋

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