当たり前みたいになった優しさに ありがとうって感謝を込めて
あの時はゴメンと軽く言われても 石に刻んでもう消せません
あの人がそう言うのには訳がある 何年かのち身を持って知る
いい風にゆらゆら揺れて嬉しそう クルクル回れコスモスの花
言うだけの人はいいなと言ったから 言うのが仕事なのねと答え
生きて百年いずれは終わるそれまでは 生きる姿を見せておきたい
生きることちゃんと寝ること食べること それが出来たらやりたいことを
一日の無事感謝してまた眠り 一日の無事祈り働く
いつだって一緒だったねありがとう 今も変わらず私の中で
いつだってスキップしたくなるような 心ずーっと保っていたい
居なくても寂しくなんか無いんです 私自身があの人だから
亥の年に生まれた子が二人 三十六と二十四歳
いろんなこといっぱいあった夏が去り 秋が優しく手招きしてる
美しく咲いた姿を湖が 写し出してる紫陽花の花
Aさんはハッキリ言うのとBさん 私を誘う理由はそこね
思い出と夢を残していった君 身軽になって宙を旅する
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