蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 詩の小部屋 

風香の詩6のパート7

*家族の為の時間


子どもたちが
手を離れたら
のんびり出来る
はずだったのに
相変わらず
忙しい

いくら忙しくても
家族の為に
使える時間だけは
いつでも
確保しておきたい

2004年07月26日

*万歩計


一日一万歩
そう聞いたから
万歩計を付けてみた

万歩計を付けると
歩きたくなって
一万歩は軽い
それなら万歩計など
付けなくても大丈夫だと
はずしてしばらくしたら
歩かなくなってしまった

万歩計を付けていないと
歩く意欲がなくなるようだ

また万歩計を付け始めた
もう手放さないことにしよう

2004年07月26日

*生きていれば


言ったところで
どうにもならない
ことがある

だけど言いたい
誰かに言いたい
言って心を
軽くしたい

生きていれば
いろんなことが
あるから
言って心を
軽くしたい

2004年07月26日

*散歩


o019 散歩


*散歩

川の音
鳥の声
風の音

出会う人は皆
「おはよう」と言う

わたし
生きてる

2004年07月26日

*生きる道


どうしたらいいか
迷った時
一人で考えていないで
しかるべき人に
相談する
その話を聞いているうちに
不思議だな〜
ぼやけていた
自分の答えが
はっきり見えて来る

一人より二人
二人より三人
人の力を借りること
それは
大切な生きる道

2004年07月26日

*ドッジボール


今度の参観日
親子レクレェーションは
ドッジボール
娘は私を気遣って
「母ちゃん年だから大丈夫〜?」って

小学生も三年生ともなると
ちょっと手ごわい
ま〜
三年生が限度でしょう

それにしても
娘がこんな心配を
しなくてもいいように
日頃の運動不足
何とかしなければ 

2004年07月26日

*でんでん太鼓と紙風船


大体こういうものは
自分がもらえると思っている
末っ子だからね

じ〜っと
物欲しそうな顔で見つめていた娘
「まだ早いけど、お孫さんに・・・」って
書いてあったから
手を出せずに居た様子

翌日
とうとう我慢できなくなって
中からでんでん太鼓を取り出した
その音を聞いて「ニッコリ」
そして、風船を膨らませて
ポンポンと遊び始めた

「あら〜〜
でもねぇ〜
みいちゃん
おばちゃんだって
まさかね〜
みいちゃんにだなんて
悪くて言えなかったのよ〜
だって
これ赤ちゃんが遊ぶものでしょ〜」

しばらくして見たら
でんでん太鼓と紙風船は
元通り
袋の中に入れてありました

2004年07月26日

*同じ人


使う当てのない人が
お金を持っていたり
今日の生活にも
困っている人がいたり

それって
変じゃないですか〜

しばらくは
しまっておくお金なら
今日明日の生活にも
困っている人に
まわしてあげても
いいですよね
元をたどれば
みんな同じ
同じ人に
たどり着くのだから

2004年07月26日

*見て育つ子どもたち


楽に
思い通りになることが
凄いと思っていた
本当に凄いのは
思い通りにならなくても
負けないで
努力する姿だったんだ

努力する
大人の姿を見て育つ
子どもたちがいる

2004年07月26日

*父


若い頃は
決して弱音を吐くような
父ではなかった
年を取って
小さくなって
あそこが痛い
ここが悪いって
出て来る言葉は
悪いことばかり

そんな父を見て
兄が言った
「我がままばかり言っていたら
誰も相手にしてくれなくなるからな」
そして
笑いながら付け加えた
「相手にしてくれるのは
さよこぐらいだ」

そうか〜
私だけか
この世に一人
父の可愛い娘が一人
相手にしてくれる人が一人いる
それで
十分でしょう

これから先も
私は
私なのだから



 *父(パート2)

若い頃は弱音を吐く
父ではなかった
あそこが痛い
ここが悪いと言う
父を見て兄が言った
「我がままばかり
言っていたら
誰も相手にして
くれなくなるからな」
そして笑いながら
「相手にして
くれるのは
さよこぐらいだ」
私だけ この世に一人
父の可愛い娘が一人
それで十分でしょう
これから先も
私は私なのだから

2004年07月26日


☆詩の小部屋「風香の詩」

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