会いたくて早く過ぎてと願ったり 止まって欲しいと願ってみたり
秋の夜は確かに長いはずなのに パソコンすればもう午前様
鮮やかに春告げている水仙の 色に心も染まるひと時
鮮やかに私の前で咲く薔薇が スッと心に入って咲いた
あしたには変わってしまう心です 今の思いを大事にしたい
明日の受験控えて寝ると言う息子 現実逃避したいとも言う
温かい心に心すぐ通う 森のあんずの花愛でながら
あちらこちらダルマ出向いて幸せの 輪を広げます和になるように
あと少しの命の炎と知りながら 尚も生きよと包む木漏れ日
あと少しの命の炎と知りながら 尚もやさしく包む木漏れ日
あなた色にまだ染まりたくない私 今年も咲いた真っ白なまま
あの頃のものはどこにも無いけれど 思い出ここにいつまでもある
あの時と同じ同じ日同じ時 おんなじ場所であなたと一緒
あの人があって今ある私たち 何があっても大切な人
あの人が言ってたよってその言葉 あなたの思いそんな気がして
アパートに独り残して来た息子 桜見守る静かな別れ
甘酸っぱい蜜いっぱいの信州の おりんご贈るエールを送る
雨の日も嵐の日だってあったはず 夫婦の苦労富士は知ってる
ありがとねって全て好意はいただいて 年の終わりにおリンゴ贈る
ありふれた言葉なんかじゃ表せないよ あんまり君がきれい過ぎてさ
あれこれと先走るのも良いけれど まずは自分の足元だよね
いい時期は早いわなんてカレンダー 見ながらめくる明日は六月
いいなって思うやさしい人は皆 どんな人にもやさしいものよ
いいよってただそれだけを聞きたくて だから私は頑張れていた
幾度か同じ季節がまた巡り 変わらぬままの心と出会う
幾たびか話し合っては決めたこと 悪いねなどとくつがえされる
頂いた相手あなたと勘違い かけた電話は留守で幸い
一円も稼がないって今更ね 仕事やめてと言ったのは誰
一年で一キロ増えて二十年 あっという間に戻していいの
いつあなたに会っても困らないように 年を取るのはもうやめにする
いつだって私が私であることを そっと見守り教えてくれる
いっぺんに押し寄せて来た悲しみは きっと一度に去って行くわね
いっぺんにやろうだなんてしていたら 変になりそうそんな片付け
いつまでも朝はボーっとしてる子が 弁当詰めて社会見学
いつもとは違う声して鳴くタマは タンスの上でハエ捕るつもり
いつも見ている色と違うそれだけで 違う世界を見ているみたい
いつになくすっきりしてる今朝の顔 ただそれだけで幸せ気分
いつになく元気でゴミを出しに行く 降る雪の中小ニの娘
いつの間に見えなくなったあの蝶は あなたの部屋のここに居たのね
居てくれるからこそいつでも親孝行 出来る喜びかみ締めている
いなければ楽でいいなと思いつつ 出てく子の身がまだ案じられ
今ここに誰の前にも平等に 与えられてる新しい年
いろいろな思い思えば思うほど 巡る思いの果てしなきかな
嫌な日も苦しい時も笑ったら オーラあふれて輝く私
うぐいすの声をやってとせがまれて 下手な口笛吹いてみている
美しく咲いた菖蒲がポーズ取る 晴れた五月の空を見上て
運動と遠くに止めた駐車場 お風呂上がればどしゃ降りの雨
運動と自分自身に言い聞かせ 家事をしながら心は揺れる
枝を這い山椒の葉を食べている お前いずれはあのアゲハ蝶
美味しさと思いあふれるあの方の 生菓子の味心に染みた
起き上がる度にダルマは強くなる 明るい明日へ一歩前進
起き上がる度にダルマは強くなる 大きくなあれ優しくなあれ
送り出しホッと一息新聞を ゆっくりめくるそんな日がいい
幼い頃祖母から聞いた戦争は 遠くなったが平和も遠い
おじさんのやさしい顔をイメージし ダルマ描けばと娘のアドバイス
お釈迦様の手のひらの上で守られて 自由自在に水は転がる
お手軽に健康増進ダイエット リンゴはいつもあなたの味方
お隣の部屋から襖通り抜け テレビの音と夫のいびき
お願いは一つ平和と的しぼり 代表決めてお参りするの
おばあちゃんに先ずただいまと言ってから パソコン付けてただいまと言う
おやすみと弾んだ声が駆け上がる 雪が降ってるただそれだけで
折り紙を八枚使い箱作り ハンカチと飴入れて母の日
お礼状と思ったばかりに数日後 お詫びしながらお礼の電話
俺やっぱ細かいことが好きなんだ おまえはだいたいおおざっぱだろ
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