私の心の中には女の私が居て男みたいな私が居て私の心の中には童心のままの私が居てお年寄りみたいな私も居るその時々でいろんな私が顔出して私に指示をするのです
不平不満を言いたくなりそうな今も長い人生からすればほんの一時のことで子供を抱きしめてやれるのもわずかなことで子供と一緒に暮らせるのも一生からすれば短い期間でしかない来年の春になったら娘は出て行く今のように毎日一緒に暮らすことはもうおそらくないだろう不平不満を言いたくなりそうな今がどんなに幸せで一時一時がどんなに大切なのかは過ぎてから気が付くのだろうか
甘やかすのではない甘えて来たら甘えさせてやろう時期が来たらちゃ〜んと巣立って行けるように甘えさせてやろう
弱音を吐きたくなるのは黄信号体が参っているならゆっくり休んで元気になったら気にもならなくなることさ不満を言いたくなったら黄信号やっていることが多過ぎるならもう思い切ってやめてしまうのもいいさ
鳥のように飛べたらなんて思ったことはないけれど私の心は宙を舞う夢がかなった喜びで私は宙を舞うのです
人に年を尋ねることはありません知りたいと思うこともありませんそれは私が感じた年があなたの年だからです
寂しいってこんなにも辛いことだったのかって思い知らされたあの日寂しさの中で日が過ぎることだけを待っていたあの日今の私なら何も考えないようにして夢中になれることを捜すでしょう夢中になれることをするでしょう今の私ならきっと
戸籍上の年は本当の年なんかじゃないどう生きて来たかそんなことはどうでもいい大切なのはこれからこれからどう生きて行くかってこと今どう生きているかが本当の年
新しい今日を告げてくれたあなたが「またあした」と秋色に染めて帰って行った私も一緒に秋色に染まる夕暮れあすにはまた会えるから「またあした」と言って私も家路に急ぎます決して裏切ることのないあなたに必ず会えることを私は知っているから「またあした」
それは土曜の昼下がり遠い千葉からやって来たお花抱えてやって来た初めて会ったその人はまるで「夢見る乙女」のよう少し一緒に居ただけでホワ〜〜ンとその場を和ませて幸せ色で包みますあなたは夢見ている乙女
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