風香の蝶の舞う丘「ホームページ一覧」 - 風香の川柳の小部屋 

風香の川柳-タイトル別に拾い集めて♪

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[似てる句を拾い集めて♪] [変更した句♪]

「あ」 あいさつ. 相性. 愛情. 愛想. 会う. 秋. 諦める. 開ける.  明日. 預かる. 遊ぶ. 与える. 頭. 新しい. 当たり前. 集める. アドバイス. 甘い. 雨.  ありがとう. 歩く. アルバム.


インコにはちゃんとあいさつしている子

おはようと鳥や猫にも声をかけ

おはようのインコの声でなごむ朝

世間で言うマスオさんだとご挨拶


いい人だ先ず相性をチェックする


愛情というひと手間をかけて煮る


大奥様はと愛想の無い銀行マン


会いたくて若いあの日に会いに行く

会える日を待ってて長い日を送る

会った時知らないふりをする身内


秋風に大きなスイカ持て余す

秋晴れに洗濯物も眩しそう


諦めた夢は老後に取っておく

諦めた夢を時々出してみる

諦めもつくし慣れても来る体


・温めたり叩いたりして開けるビン


*あしたかも百かも命終わる時

・あしたには変わってしまう心です

明日会える今日は会えたと眠れない

*明日がある明日があるからあわてない

明日からと言っては寝てる受験生

・明日はないつもりで今日を生きている

明日は我が身いいことだけにしておこう

明日は我が身人のことなど言えません


預かっているけど中は見てません


遊ぶように作られている子供たち

遊んでる園児集める笛の音

・しばらくは空っぽにして遊びます

小学生までは遊んでもらえます

末娘に遊んでもらっている夫

好きなのはご飯寝ること遊ぶこと

付き合って貰えるうちに子と遊ぶ

童謡を歌い遊んだ帰り道


与えられた顔で生きよと不公平

与えられた顔と体で生きてます

与えられた体で今日も生きている

与えられる罰も知らずに捨てている


頭の上のハエも追えずによそのハエ

氷まくら頭の下に手も入れる

最悪も少し頭に入れておく

それよりも先ずは頭のハエを追え

チャンネルのように替えたいこの頭


新しい命となってよみがえる

新しい靴が心を弾ませる

・新しい出会い心も弾む春

新しい水着と夏を待つ娘

一夜明け新たな年が動き出す


当たり前と思って頼り過ぎていた

・あたりまえを私に望むのはやめて

・奇想天外当たり前ではないあなた


集めてたピアス今では児のおもちゃ

幸せな顔を集めた写真集


相談され文句言われたアドバイス


甘いって苺にちゃんと描いてある

甘え上手でタマはみんなの人気者

甘柿の中で時々出会う渋

甘そうな顔して見てる渋い柿

子に厳しい母も猫には甘くなり

子に厳しく言って親にはまだ甘え


雨上がり犬を連れ出すお昼時

雨上がり花びら敷いたアスファルト

雨に消えた無言の背中まだ残る

雨の日の為にお花の傘を買う

雨降って地固まらずに土砂崩れ

雨降ってページ一枚めくる秋

雨降ると少しためらうスニーカー

・雨の日を待って夫をこき使い

揚げ物の音に雨かと目覚めた日

その後は晴れるしかない雨が降る


ありがとういつも感謝の手を合わす

♪ありがとう今日の心の色で書く

ありがとう心でいつも手を合わせ

*ありがとうってイッパイ言った方が勝ち

ありがとうみんな周りがしてくれる

いつもいつでも一緒だったねありがとう


歩いたら止まれ曲がれと予想外

歩きだと忘れて買った重い品

歩けないと言っていたのにもう出掛け


アルバムに言いたいことが言えた頃

アルバムに落ち葉に埋まる児の笑顔

アルバムに幸せだけを貼ってます

アルバムに何でも好きに出来た頃

アルバムの君の笑顔はセピア色

好きだったのはこの夫とアルバム見る

「い」 いい人. 言う. 家. 息. 生きる. 育児. 医者. 意地悪.  忙しい. 一緒. 犬. 命. 祈る. いびき. 今. 嫌. 癒す. イライラ. 居る. 入れる. 色. インコ.


いい人だあの人ボクを誉めている

いい人だ美しいのにトゲがない

いい人だ先ず相性をチェックする

いい人も一緒に住めば嫌な人


それでもいいと言う人だけでいいじゃない

身勝手な人が言ってる正当化

もっと早く好きだと言って欲しかった


家空けられるようにペットは諦める

家に居たらずっと子のまま親のまま

家を出た子の無事祈り守る家

・ぶつからないように合わせる家の中


息抜きの遠出が逆に息つまり


生き死にのどうせ誰もが通る道

生きている証みたいに押し寄せる

生きている限り女の続く家事

生きている限り勉強だよと言う

生きている限りやろうと決めた仲

生きて百年あとはどうする使い道

生きること全て血となり肉となり

生きることちゃんと寝ること食べること

生きるのもいいね空には月と星

*愛されて愛して今日も生きている

*あなたのままそのまま生きていたらいい

いくつまで生きてくれても残る悔い

あと少しあともう少し今日を生き

あなたらしくこの世で生きるのが定め

失敗を慰めながら生きている

終活見直し心機一転今日も生き

・それぞれに生きよと世界与えられ


片手間に出来ることではない育児


いい骨とレントゲン見て誉める医者

今までの集大成と医者は言う

薬より医者との会話良く効いて

主治医から異常はないと見放され

・大丈夫医者が言うからもう元気


意地悪をあなたの耳に聞かせてる

・意地悪をされていい人やめられる


忙しいと言ってやってるうちが花

忙しい人が作っている多忙


一緒っていいね心も温かい

一緒には居ない努力をして元気

いい人も一緒に住めば嫌な人

子の年の分も一緒に生きた母

夫より義母と一緒に居た時間

幸せも一緒に連れた春を待つ

実現に向けて一緒に見てる夢

大根も足と一緒にされ不満

たまにならいいよ一緒に居てあげる

繕って繕ってまだまだ一緒


犬だけは夫の帰り待っている

犬と猫インコ目当てに孫が来る

犬二匹大きい方が娘です

犬に悩み聞いてもらって楽になる

犬の方が付き合わされている散歩

亥の年に生まれた子が二人

雨上がり犬を連れ出すお昼時

愛犬に心の内を見透かされ

看板にスコップ持った変な犬

何故犬と話してるのと聞く娘


命の水時には命脅かす

命の水時には命を落とす水

新しい命となってよみがえる

あり余る食べ物前に絶つ命

・あんなこと命かけてた若かった

限られた命無限じゃない時間

・限りある命それぞれあるドラマ

消える前に命機械でカバーする

支えたい思いが長くする命


家を出た子の無事祈り守る家

幸せをだるまに込めて祈ります

育つ子へ無事でと祈り忘れない

ただ祈りどう転んでもいい覚悟


大きなイビキふすま一枚通りぬけ


今生きる二十年後を生きる為

今はない庭の紅葉変わる頃

今は娘と遠いあの日の雪遊び

今はよそう言えば私が責められる

今までの集大成と医者は言う

今までのどの時よりも今がいい

今までは耐えてた二十五年間

・今までもこれからだって大丈夫

あのシーン今ならわかるあの映画

あの日のまま今も私の中に居る

さあ今だタイムリミットあとわずか


嫌がることずっと言わなきゃいいんだね

嫌だけど虫も地球に住んでいる

嫌なこと忘れる為に早く寝る

嫌な時楽しい時も立つキッチン


・癒されたい心あなたに会いたがる

居るだけで心癒してくれるタマ

お天気に振り回されて癒されて

コーヒーの癒やし効果のある苦味


イライラの訳を吐き出させる作業


居なくても我が家ひとりも気付かない

居なくなったら居なくなったで悩みごと

居なくなれば新たなボスが現れる

居なければ嫌なタバコも懐かしい

あなたが居て今の私がここにある

あなたが居て星も出ているそんな夜

ちょっとだけと言って半日居座られ


弁当に嫌いな物をそっと入れ


あなた色に染まるあなたの小物たち

色のない絵にもならない冬の雨

純粋でどんな色にもすぐ染まり


インコにはちゃんとあいさつしている子

おはようのインコの声でなごむ朝

犬と猫インコ目当てに孫が来る

可愛いねカエルの声で鳴くインコ

「う」 上. 浮かぶ. 宇宙人. 美しい. 腕. 奪う. 上手く. 梅.  占い. 嬉しい. 噂. 運. 運動会.


ピョンピョンとカラスが跳ねる土手の上


最悪ばかり浮かんで消えてまた浮かぶ


宇宙人位に思いあきらめる

宇宙人くらいに思うことにする

宇宙人と時々思う世代の差


美しい花に似合いの蝶が舞う

美しく咲いたばかりにまた摘まれ

美しく蝶を映した水溜り

美しさ恐さも秘めた白い雪

その美貌今日だけ貸してくれません


腕相撲子に勝つうちにしつけ終え

・腕のいいあなたならばとポーズとる

どうしたらやるかな腕の見せどころ


落ちているアリのお菓子は奪えない

子どもから大事な親は奪えない

持参した本は睡魔に奪われる


*うまくいくと思えばきっとうまくいく


梅干しが寝てる体を目覚めさせ

梅の花見かねた雪が解けて降り

食欲不振やさしい梅に助けられ


占いだよと言って半分信じてる

信じてはいない占い見る日課


嬉しいとき悲しいときも光る星

嬉しさに寂しさついて回ります

・幸せを人に分けたい嬉しい日


うわさなどどこ吹く風と聞かぬ耳

噂などどこ吹く風と聞き流す

・噂には聞いてたこれが二千円

うわさ話伝言ゲームみたいだね


運がいいのか今もこの家住んでいる

運のいい桜は池に落ちて咲く

大吉を引くのに運を使い切り

聞く耳を持ってる人の強い運


運動会親を見付けた児の笑顔

運動会年を忘れて引いた綱

運動会張り切るママのお弁当

「え」 笑顔. 干支. 縁. 縁起. 園児. 鉛筆. 円満.


・受け取ってくれる笑顔に出す便り

笑顔から拍手に涙する米寿

笑顔だけで幸せだった片想い

お出掛けにカメラと笑顔忘れない

変わらない笑顔をいつもありがとう

変わらない笑顔を見せてくれた夢

お出掛けにカメラと笑顔忘れない

苦しくて笑顔うっかり忘れてた

断れない作り笑顔がハイと言う

ご無沙汰に変わらぬ笑顔ありがとう

整理整頓すぐに笑顔も取り出せる

どのページ見てもあるのは笑顔だけ


おばあちゃんの何回目かの干支の年


・縁あって出会えた人と今も居る

*縁のある人へ人へとつなぐ縁

本当のことを言ったら切れる縁


縁起物供えて福を招き入れ


公園で園児集める笛の音

先生の胸に園児の手が伸びる


鉛筆立てになった牛乳パックです


・円満と言う二文字にする妥協

「お」 美味しい. 大きい. 怒る. 教える. おしゃべり. お洒落. お世辞. 遅い. 夫. 音. 男. 大人. 同じ. 鬼. 脅かす. 重い. 面白い. お守り. 思い出.  玩具. 折り返す. 親. 終わる. 恩. 温泉. 温度. 


美味しいと言えば数日続く味

・美味しさの秘密信州育ちです

・美味しさをそっとあなたに密リンゴ

美味しそうに見えてただけのレストラン

ドーナツの美味い余韻が穴を埋め

納豆が美味いいい日という予感


大きく広く心の窓を開けて待つ

大きくなるもの年をとるもの大空へ

大きなイビキふすま一枚通りぬけ

大きな悩み消えて忘れていた悩み

大き目の方がと迷い買った靴

犬二匹大きい方が娘です


怒ってる静まるまでは離れてる

怒ってるより恐い優しい母の声

怒り出す時は決まって二人だけ


これでもかこれでもかって教えてる

難題が教えてくれるお人柄


おしゃべりが過ぎて出て来るボロの数

しゃべり過ぎよりも無口はなお疲れ


お洒落すればどこへ行くのと疑われ


自信過剰になりそうお世辞ありがとう


遅くても速いウサギと思うカメ


夫から一口貰い呑むビール

夫との間に猫が丸く居る

夫の稼ぎと猫に話して餌をやる

夫の話聞いてるような子の話

夫への愛は負けそうお母さま

夫より義母と一緒に居た時間

犬だけは夫の帰り待っている

いびきかく夫の聞いているテレビ

うちの蚊はみんな夫が好きらしい

覚えてはいないが話聞く夫

会社へと向かう夫を見届ける

カタログで夫はモデル選んでる


音楽会鼓笛の音で迎えられ

・カスタネット幸せ色の音がする


厨房に入る男の大ざっぱ


大人にも子供の頃があったでしょ

大人びた体の中に住む子供


同じことこれで何千何回目

同じ血を引いた子孫が生きている

同じ年になって言葉を噛み締める

十二ある中であなたは同じ干支


・鬼ばばと鬼嫁どおりで馬が合い

鬼に金棒強い味方の君が居る

鬼に金棒ボクにはいつも君が居る

鬼の面金棒持つ手震えてる

心やさしい鬼で金棒似合わない

幸せな二人で鬼も赤くなり

情に負けずに心を鬼にする勇気

節分は園を休むと言う娘

避難して来たので鬼を家に入れ


コレクション増えて居場所を脅かす

生活をまた脅かす小さな蚊


重いと言う学生カバンの軽いこと

重い税減ってくパパのお小遣い


・最後まで分からないから面白い


お守りが揺れる心を落ち着かせ

・お守りは家族揃った日の写真


思い出す夏にはいつも夢がある

思い出と貯蓄秤にかける夏

思い出の君を封印したあの日

思い出の品を選別する作業

思い出の中でどこでもひとっ飛び

思い出は作るものよと友に会い

思い出をエネルギーにして待つ未来

思い出を心に残し過ぎる夏

思い出をゆっくり刻む夏休み

思い出を忘れてしまう幼い児

石焼き芋若き日の母思い出す


赤ちゃんのすぐにいらなくなる玩具

集めてたピアス今では児のおもちゃ


折り返し地点今さらあわてない

折り返し地点常識置いて来た

折り返し地点手前で引き返す


親である育つ大地に根を下ろす

親の為子の為次は私です

親の方が注意されてた参観日

親を看たお蔭ピンコロ目指す日々

言い訳は親の介護と更年期

いつまでも無駄な心配尽きぬ親

うちの子が一番ですと親の顔

産んだ親知らずに卵並べられ

かじる子に文句言わせぬ親のすね


終わる度ホッと一息荷を降ろす

終わる花そしてこれから開く花

終わるまで修業と思い時を待つ

きのこ採りと言っていたのに終わる秋

子の自慢やっと終われば孫自慢

この時が終われば明日が見えてくる

すぐ終わる時を静かに見つめてる

万歳で今年も終わる運動会


育つ子に教えて貰う親の恩


温泉で友と語って流す憂さ


温度差に負けたよ喉も痛くなる

「か」 蚊. カーテン. 外見. 外国. 介護. 会話. 買う. 蛙. 顔.  鏡. 輝く. 柿. 覚悟. 隠す. 過去. 菓子. 家事. 風. 風邪. 数える. 家族. 片隅. 片付け. 価値観. 勝.  叶う. 悲しい. 金. 花粉. 壁. 我慢. 神様. 噛む. 亀. ガラス. 体. カレンダー. 監視. 感謝. 頑張る.


一匹の蚊に体調を崩される

うちの蚊はみんな夫が好きらしい

花粉症で鍛え負けない蚊の痒み

入った蚊に刺され放題した運転

生活をまた脅かす小さな蚊


雲のカーテン下ろしお日様昼寝中


外見は諦め中を磨きます

外見も中身もいいとのろけられ


外国語幾ら経っても外国語


言い訳は親の介護と更年期


男湯の会話聞こえる露天風呂


味を知る為に一度は買ってみる

気に入ればどんな椅子でも買うつもり

30円その差に迷い買った品


騒がしい蛙の声もすぐに慣れ


顔のパン食べさせ弱るアンパンマン

与えられた顔で生きよと不公平

与えられた顔と体で生きてます

居眠りをしていましたと顔に型

おばあちゃんにチラシ貰ってママの顔

おばちゃんのお顔可愛く娘の絵

家族だとすぐ分かっちゃう顔と顔

この顔にあの髪型は似合わない

上手には描けなかった今日の顔

その時々いろんな顔を持って人

それらしい顔と態度でする反省

どれ位見ても飽きない児の寝顔

もう顔は見向きもしない化粧品

やな奴の顔の羊で眠れない


鏡見て最後のチェック忘れない

ため息もやはり映している鏡


・それぞれに輝いていて皆素敵


柿の実が色付き秋は深くなる

柿の実の色付く頃に食べ飽きる

甘柿の中で時々出会う渋

甘そうな顔して見てる渋い柿

植えてない柿が芽を出し実をつける

強風に耐えてた柿が陽を浴びる


あとはもうどう転んでもいい覚悟

引きたくないクジに当たるという覚悟


隠すことじゃないし言うことでもないね


過去ばかり浮かび未だ見えない未来

ああすれば良かった過去を振り返る

旧姓で呼ばれ開いた過去のドア

引き出しに仕舞った過去に触れてみる

引き出しにもう懐かしくなった過去


落ちているアリのお菓子は奪えない


生きている限り女の続く家事


風に乗り言葉を変えて舞い戻る

*風に身を任せ自然に生きてみる

風の中舞ってる蝶の心意気

・風向きが変わる用事を思い出す

・いい風が吹いたら回るつもりです

いい風を願って回る風車

・いい夢を描いて回る風車

ここだけの話は風に乗りたがる

爽やかな日です風吹く曇り空

そよ風が吹いたら回るつもりです

そよ風にくるくる花の風車

そよ風を待って咲いてる風車

北風が心の隙間通り抜け

北風と太陽のその風タイプ

波風は立てたくないと目をつむる

一息つく風もいろいろ夏の風


*幸せを数えていつもいい笑顔


栄養と休養風邪は直ぐ治す


家族だとすぐ分かっちゃう顔と顔

言いたいこと言えて暮らせて家族です

新米パパが赤ちゃん抱いた家族連れ

大家族ボタンの主が分からない

ちぐはぐな家族で一つ屋根の下


片隅で良くないことも描きつつ

片隅に別の人生仕舞い込み

片隅にポカンとひとつ空いた穴


片付いてひと息つかの間の笑顔

片付けて心スッキリ整理され

片付けて捨てて捨ててもまだ重い

片付けてと渡せば隅に置いてある

片付けで見つけた本につい夢中

片付けはつけたテレビに邪魔をされ

片付けまい仕舞い忘れるよりましで

・その時々片付けながら生きている


価値観の違う相手とした会話

価値観の違う両者の言う正義


*ありがとうってイッパイ言った方が勝ち

最後まで勝つと思っていたい夢

幸せ祈り今を楽しむ方が勝ち

下の子が上の子に勝つその瞬間

様子見て勝った時だけ聞く試合


子の成長願い叶えば年も取る


悲しくて悲しくて良い詩ができた

悲しみの中で喜び探してる

・悲しみは流しましょうと出る涙

・悲しみを癒す涙が伝う頬

・悲しみを乗り越えて来たいい笑顔

悲しみを優しく包む青い空


金絡み真の姿が見えて来て

金持ちのお客さんには愛想いい

最後にはやはりお金の話です

死にたいと言いつつ今日も金勘定

貯まるまで待ってられない貯金箱

無くす程土地もお金もなく自由


花粉症と言えば会話もすぐ弾み

花粉症と聞いて身近になった人

花粉症で鍛え負けない蚊の痒み

治すよりうまく付き合う花粉症


壁に穴二つ三つと反抗期

高かった壁も越えれば低くなり


我慢していたのね家で荒れている

我慢していたら良い日が来るのにね

我慢して黙っていたらしおれそう

我慢する体に年が音を上げる

我慢する為に不便と同居する

あと五年我慢しようと決めている

よく我慢しましたここは八合目


神様が敢えてくだすた苦労です

神様と思いたいけど客も人

神様とした約束はもう忘れ

*神様と先祖味方に付けてます

神様にとても言えない願いごと

神様に何でもお願いしています

神様に悪いことまでお願いし

神様の気を付けよとのご忠告

神様は全て見ている知っている

神様も見落とすことがたまにある

いつ死なせてやろうか神も迷ってる


噛まずにはいられない飴その寿命

同じ年になって言葉を噛み締める

かみ合わない時は言葉を仕舞い込む

噛み合わない歯車だけどまだ夫婦

よく噛んで食べて元気が作られる


亀だってたまには速く歩きます


・ガラスの靴落とし忘れたシンデレラ

・ガラス玉喜んだ日もあった君


体にいいからと食べてはまた太り

体にいいからとまた買う無駄遣い

体に良いと知ってようやく飲むワイン

体に良い物が一番好きである

体より心に残る痛み増え

与えられた体で今日も生きている

あれこれと体にいいと食べ過ぎる

いただいた体治してまだ使う

この体使い生きるという使命

たったひとつだけの体を持て余す


一枚になって夢見るカレンダー

十二月の務めを果たすカレンダー


子を監視してるつもりが監視され


感謝されていると思っていた私

・感謝して生きてる人のいい笑顔

感謝して全て任せて祈るだけ

感謝して全てを任せ祈るだけ

ありがとういつも感謝の手を合わす

来てくれるだけで感謝とこばまない

不満ですですが感謝もしています


頑張ったところで所詮こんなもの

頑張っていると応援したくなる

頑張って何をするんだ頑張って

・頑張らない努力私してみます

頑張り過ぎる人へ病という救い

「き」 気. 記憶. 聞く. 着ぐるみ. 機嫌. 刻む. 傷. 帰省.  奇跡. 季節. 期待. 気遣い. 気付く. キッチン. 記念. 昨日. 希望. 君. 決める.  気持ち. 客. 休日. 給食. 旧姓. 給料. 兄弟姉妹. 今日. 去年. 距離. 嫌い. キラキラ.  切り札. 着る. きれい. 金運. 禁煙. 金.


しないのがいいのかやる気起こらない

潤滑油の様ねやる気を起こさせて


記憶にはないけど前世あるらしい

詰め過ぎてすぐに取り出せない記憶

どちらでもいいよいずれは消す記憶


聞かされて深みにはまる悩みごと

・聞かないという優しさで癒される

聞き飽きた話私も話してる

聞く気ない耳に話を切り上げる

聴くことが好きでピアスが似合う耳

聞く耳を持ってる人の強い運

いいことは見たり聞いたり言ってみる

意地悪をあなたの耳に聞かせてる

一段落したので話聞く覚悟

覚えてはいないが話聞く夫

遮って前聞いたとは言えません

さりげなく上手く内情聞いて行く

自分らしくあれと自分に言い聞かせ

末っ子は聞くのも得意母のグチ

・ただ聞いて欲しい話にアドバイス

ただ聞いて笑っていたら済む話

注意など聞かない頭何思う

のどかだな蛙の声を聞いている


着ぐるみがどうのこうのと言う見た目

どんな着ぐるみ着てるみたいなそんな外見


ご機嫌を伺いながら住んでます

子の機嫌良くて話ができる朝

不機嫌を当たられているカゴの鳥

プラス思考の時はみいんな良い機嫌


・刻まれた遠い私の1ページ

刻まれたはずの言葉も溶け始め


傷口を手当てする人開く人

傷付いた心ひと言忘れない

傷付きたくなくてあなたを遠ざける

傷付けて傷付けられてライバルで

傷付けてしまう言葉は置いて行く

傷付けてもいいよ傷付けずに済んだ

あの時の言葉ひとつに残る傷


帰省した子の手土産を先ず供え

帰省子も親と暮らせばまた甘え


奇跡とは決して諦めない勝利


・変わる季節こころも変えてくれるはず


*期待などしない心の軽いこと


気遣いもなし心許した君と居て

気を遣わないようにとっても気を遣う


あの一瞬が左右するとは気付かない

気が付けばバレンタインは通り過ぎ

気付いたらやってよと言いそうになる

気付かれない様に記念日通り過ぎ


嫌な時楽しい時も立つキッチン


記念写真撮って別れた雪だるま

気付かれない様に記念日通り過ぎ

翌日になって記念日思い出す


昨日まであんなに元気だった花

昨日までの迷いが消えた妻の肩

昨日はともかく明日はともかく今日生きる

昨日より今日より明日と若返る


希望の星やがて普通の子に育ち


君が居るという幸せの中に居る

君と居たなつかしい日をありがとう

君と出逢う為にして来た回り道

君の幸せ祈り見上げる遠い空

君の元へ思いを流す笹の舟


決めたはずの心はすぐに動き出す

決められなくて立ち止まってる分かれ道

言い分があっさり通り決まる役

生きている限りやろうと決めた仲

決心も情には勝てぬ別れぎわ

決断は心ときめく今のうち

自分のことは自分で決める子に育ち

多数決でやっと決まったあみだくじ


気持ちまで勝手に作り言う噂

気持ち悪い嫌だ嫌だと見る幼虫

自分以外の人の気持ちもわかる人


客よりも店員さんが目立つ店

お客さんになって時々来る我が子

お客さんみたいな子どもやって来る


休日にパパストレスをまた貯蓄

休日は甘酒飲んで休肝日

休日は子や孫の為空けておく


給食のありがたさ知る春休み

お弁当見ては給食懐かしむ


旧姓で呼ばれ開いた過去のドア


給料日待ってましたとすぐに消え


兄弟の違う個性も弾む春

兄弟の久しく揃う笑い声

上を見て育ち弟良く育ち


今日食べていられることにまず感謝

今日一つ済ませて胸を撫でおろす

*今日一つひとついいこといい予感

今日二つ神様からのプレゼント

今日もまたいずれ刈り取る種を蒔く

今日よりも良くなる明日が待っている


協力して傘を壊した雨と風


今日わたし見放されたの幸せに

去年咲いたあのひまわりの種が咲く

去年よりゆっくり進む母の杖


距離を置くことも大事ね長い距離

返された言葉二人の距離を決め

ねえ風邪をうつさないでとおいた距離

プチ別居会えない距離という安堵


弁当に嫌いな物をそっと入れ


キラキラと子供の頃に見た夜道

キラキラと無言で光る星が好き


切り札はこんなことでは使わない

着る羽目に今シーズンもなった服


きれいさっぱり持って歩けるだけでいい

きれいだなバラは遠くで見てるもの

きれいねのお世辞美人を作ります

ピンクにキイロきれいな服の色で咲く


金運か健康運か迷う年


禁煙がまた不機嫌にさせている

・禁煙はやめたと強気弱い意志


金の斧今更ウソと言えません

昨年の金魚すくいの金太です

三匹の金魚すくえた得意顔

水槽の金魚に悩み打ち明ける

「く」 空気. 草. グズグズ. 薬. 癖. 口. 靴. 愚痴. 熊. 雲.  クラス. 比べる. 暗い. 車. Xmas. 来る. 苦. くれる. クローバー. 悔しい. 勲章. 軍配.


いい空気吸って人間らしくなる

なごんでくその中空気とけていく


草取りはもう済んだかと電話来る

・雑草の強さに学ぶど根性


グズグズしてたら良いことだって色あせる


薬指なかなか指輪欲しがらず

薬より医者との会話良く効いて

三度三度薬飲まずに食べてます

錠剤のあとは目薬点鼻液


子沢山すぐに比べてしまう癖

左肩にいつもバッグをかける癖


口開けて食べようとして目が覚めた

口止めをされた話で句にできず

口紅を落としあなたに会いに行く

アラ彼女ポッカリお口開けたまま

つい口が余計なことを語り出し


靴がある今日も遊びに来たあの子

靴下の身になって切る足の爪

靴を買う時にはあったあのやる気

雨降ると少しためらうスニーカー

あれこれと履いて選んだ同じ靴

新しい靴が心を弾ませる

大き目の方がと迷い買った靴

・ガラスの靴落とし忘れたシンデレラ

散歩する靴の音まで弾む春


愚痴るだけしっかり生きて行ける人

子育てをしている時の多い愚痴

末っ子は聞くのも得意母のグチ


いたずらな熊は冬眠させておく


曇った日晴れた日雨の日どれも好き

雲のカーテン下ろしお日様昼寝中

さあ乗ってごらんと雲がそこにある

なごり惜しむ沈む夕陽の前に雲


クラス替えしても家族はまだ一緒


比べずに楽しんでたら良いのです


暗闇にひとつ蛍の舞う光


クリスマス気分サンタが帰るまで


・来るうちはチューも抱っこもしてあげる


苦しくて笑顔うっかり忘れてた

引き受けた時は見えないこの苦労


車も私も年追うごとにかさむもの


くれたのがあなたでそれでお気に入り

しおれてる母に娘のくれる水


クローバー幼い頃の髪飾り


悔しくて少し聞こえるように言う


勲章が胸にそれぞれ光ってる


軍配は忘れた方に上がるもの

「け」 計画. 継続. ケーキ. ゲーム. 化粧. 血液. 結婚.  決心. 欠点. 限界. 喧嘩. 玄関. 元気. 献血. 検査. 現実. 健闘. 倹約. 権力.


計画は続くつもりで立てたもの

計画を立てた心は旅に出る


継続は力まだまだ続きます


ケーキにも飽きてお餅に手が伸びる


帰宅時間時計チラチラゲームする


お化粧がすっかり落ちた夏の午後

もう顔は見向きもしない化粧品


血液型であーだこーだと決められる

A(B.O.AB)型であーだこーだと決められる


結婚のお知らせですという年賀

結婚をしたら誘って貰えない

遅かったすでに結婚してた彼


相談と言うが決心してる彼

決心も情に勝てない別れぎわ


*欠点も個性と言って誉められる

欠点を強調してる紅の赤


限界を知ってやさしい人となる


*喧嘩しても夫婦一つの舟をこぐ

喧嘩しない思えば顔も見ていない


玄関で福だけ通す招き猫


元気過ぎる夫でいつも空回り

元気出せ重ねた年に声掛ける

元気なうちは助ける側に回りたい

元気に育てやがては増える親の欲

音沙汰はないが元気に違いない

少しワクワク少しドキドキして元気

内科外科眼科回ってまだ元気

病気でも元気に見えるのが悩み

ふるさとに元気な顔を見せに来る

もう駄目と言っても息子まだ元気


頂いた命感謝と献血へ


検査検査病名ひとつ絞り込む


現実と夢のはざまで聞く言葉


健闘を祈っています遠い空


倹約と貯金が趣味のお金持ち

倹約と人にあげるの好きな人


権力の笠から尻尾見え隠れ

「こ」 子. 鯉. 幸運. 公園. 後悔. 合格. 工作. 高速. 更年期.  恒例. 声. コース. コーヒー. 氷. 呼吸. 極楽. 心. 個性. 戸籍. 小遣い. 言葉. 断る.  困る. ゴミ. 堪える. コレクション. 転ぶ. 怖い. 壊れる. コンビニ.


子が風邪をまだ引かなくて平和です

子が帰省するとお料理したくなる

子が出掛け夫婦ふたりという不思議

子が出来て以来祈ってばかりいる

子育ての悔いを生かして孫を見る

子育ては手間暇をかけ愛をかけ

子育てをしている時の多い愚痴

子沢山すぐに比べてしまう癖

子と思い親と思って諦める

*子と共に育つつもりで親になる

子どもから大事な親は奪えない

子どもの頃の私が夏の中に居る

子供の名時々犬を呼んでいる

子供の目輝かせてる遊園地

子供等は親の批判で盛り上がり

子に同じ態度と言うが疲れたの

子に厳しい母も猫には甘くなり

子に厳しく言って親にはまだ甘え

子に車で送らされてるバイト先

子に背中見せていい親らしくなる

子に託す夢も今ではただの夢

子にとって親は生きてるだけでいい

子の頭噛み付き獅子が魔を除ける

・子の描く夢に破れた親の夢

子の機嫌良くて話ができる朝

子の口が家庭事情を暴露する

娘の恋を我が身に重ねつい祈り

子の自慢やっと終われば孫自慢

子の受験控えて他に欲はない

子の成長願い叶えば年も取る

子の成長ばかり願った付けの老い

子の成長待って気付けば年を取り

子の背中押す為親も立ち上がる

子の世話も炊事洗濯飽きました

子の為と思う願いも届かない

子の時は許さなかったあれやこれ

子の年の分も一緒に生きた母

子の年を話して年は鯖読めず

子の取った年を数えて祝う親

娘の人形変わって今日は誕生日

娘の部屋はプーさん一家も住んでいる

子のやる気消えないうちに済ませます

・子の夢を押さえつけてる親の夢

子の夢を見たので安否確かめる

*児はいいな傘さすだけで嬉しくて

子は食べて行ければいいにたどり着き

子は常に冷静親を見つめてる

子もそれぞれ指に個性があるように

子を監視してるつもりが監視され

子を父母に任せられない世が怖い

あと五年かけて子離れする準備

あの子がパパになると私はおばあちゃん


鯉のぼりに夢を託した池の鯉

園児の声聞いて泳いだこいのぼり

園庭に思い思いの鯉の群れ

大空を泳ぐと決めた池の鯉

三男の時も待ってた鯉のぼり


幸運が忘れた頃にやって来た


公園で園児集める笛の音

公園で待ちくたびれた洗い髪


後悔も時々してる捨て上手


合格の喜びも消す請求書


工作をやらされている夏休み


高速代浮いたお金で無駄遣い

高速を使いわざわざ食べに行く


更年期に子は反抗期親はボケ

更年期の頃はいいよとおばあちゃん

言い訳は親の介護と更年期


恒例の手作りチョコのお手伝い


声だけが花だったりの電話口

騒がしい蛙の声もすぐに慣れ

ただ今と帰宅した子の弾む声


コース変え少し運命変えてみる


コーヒーの癒やし効果のある苦味

コーヒーを飲めば治まる腹の虫


氷まくら頭の下に手も入れる


マニキュアに少し呼吸の邪魔をされ


極楽の下見この世でしてみたい


・心ウキウキ膨らむ夢の片想い

・心ふたつ聞かない方が良い本音

心やさしい鬼で金棒似合わない

♪ありがとう今日の心の色で書く

ありがとう心でいつも手を合わせ

いつだって心に光る星がある

*いつだって心は自由大空へ

いつだって心は自由夢を見る

・変わる季節こころも変えてくれるはず

定まらない心でいつも揺れている

とがれてるお米に心見抜かれる

ひと言に乾いた心潤され


内弁慶外で出さないその個性

際だった豊かな個性かっ歩する


戸籍にもあればいいのに削除キー


おこづかいたしてパパへのプレゼント


言葉から生えて来た羽出た尾ひれ

言葉から貰う勇気とこの元気

言葉より黙るあなたのその態度

言っちゃいけない言葉何度も聞いて来た

温かい言葉が秘めているパワー

返された言葉二人の距離を決め

そんなつもりない言葉にも言いがかり

出し掛けた所で言葉仕舞い込む

閉ざしてる心灯りになる言葉

痩せるぞの言葉もすでに聞き飽きた


断れない作り笑顔がハイと言う


困ったら検索孫の育て方

困ったら義母を味方に敵討ち

困らせてみようかなんて尽くしてる

うちの家計に無くては困るおばあちゃん

大袈裟な涙勝手に出て困り

・受験生らしくないのが居て困り


ゴミを出す為の袋に出すお金


堪えてた涙を星があふれさせ


コレクション増えて居場所を脅かす


転ぶしか助かる道はない滑り

・転んで起きてひとつ年輪刻まれる

転んでも起き上がるたび強くなる

転んでも最後は起きるだるまです


恐いから二人で開ける玉手箱

子を父母に任せられない世が怖い


・壊れるものは壊れてそれで良いのです


コンビニの君の笑顔に会いに行く

「さ」 サイン. 最悪. 最後. 財布. 坂. さがす. 下がる. 先.  咲く. 酒. 札. 猿. 爽やか. さよなら. 参観. 散歩.


この人なら話していいというサイン


最悪ばかり浮かんで消えてまた浮かぶ

最悪も少し頭に入れておく

*最悪を思えば何のこれ位


最後まで勝つと思っていたい夢

・最後まで分からないから面白い

最後にはやはりお金の話です


サイフだけ黄色にしてもカラはカラ

財布だけ持ってニコニコ付いて行く

サイフのひも締めて出掛ける特売日

財布から長居無用と直ぐ出掛け


坂道に運動不足悟らされ

・下るしかない坂道の上に立ち


捜し物出て来た時はすでにゴミ

捜し物出て来るまでの重い価値

仕方なく買えば出て来る捜し物

ハンドルを握ればセブン探す癖


下がったと言う支持率はまだ高い

下がってから上り始めたエレベーター


先走る心を止めるのを忘れ

先はどうあれ幸せ色の空がある

先へ行くのに振り返ってる暇はない

先へ先へつい駆け足をしたくなり


咲きたくて胸はずませて待つつぼみ

咲く梅に過酷冷たい重い雪

咲くこともあるから種は蒔いてます

咲く時をじっと待ってて開く花

咲く花が近い別れを告げている

咲く花にもう実をつけた頃の夢

いつまでも咲いてばかりはいない花

一心に願う心の咲かす花

幼い日のユリは立派に咲いていた

これまでの苦労が花を咲かす時


・酒を酌み全てなかったことにする

一日がどうあれ酒で締めくくる

運転をするか迷って飲むお屠蘇

抑えてた本音も見える酒の席

簡単に病が止めた好きな酒

休日は甘酒飲んで休肝日

持参した美味いお酒で場が和み

好きだよと酒の力を借りて言う

好きな酒飲めば寿命も長くなる

ちょっとだけ酒と薬を差し入れる

酔った時の愛の言葉は愛がない

いつになくビール飲みたい休肝日

夫から一口貰い呑むビール

ビール腹欲しがる喉につい負けて

体に良いと知ってようやく飲むワイン

持参した美味いワインで場が和み


札の向き正し渡され心地よく

新札が終わる時代を告げている


さようならストレス貯金増やす人

さよならと言って解けてく雪だるま

さよならは前にも一度してたわね

さよならもしないで夕陽また沈む

さよならをしても心にいつも居る


猿を見る目も温かい申の年


爽やかな日です風吹く曇り空

セールスの若さ明るさ爽やかさ


うちの娘が一人手を振る参観日

親の方が注意されてた参観日


散歩する靴の音まで弾む春

犬の方が付き合わされている散歩

お出掛けも散歩も好きな万歩計

早朝の散歩ひとりになれる時

その中のひとりになって散歩する

「し」 死. 幸せ. CM. 時間. 仕事. 持参. 自信. 地震. 自然.  親しい.実現. 失敗 実物. 尻尾. シナリオ. しばらく. 自分. 脂肪. 仕舞う. シミ. 写真.  シャボン玉. 自由. 充電. 姑. 修行. 授業. 受験. 趣味. 正直. 上手. 食. 知る. 白.  信号. 人生. 心配.


死にたいと言いつつ今日も金勘定

死の淵で修業足りぬと拒否をされ

死んだ時メガネ入れてとおばあちゃん

生き死にのどうせ誰もが通る道


幸せ祈り今を楽しむ方が勝ち

幸せがあふれ出したらチャンスです

幸せが次の不幸を気にしてる

幸せじゃないのねすぐにケチをつけ

幸せって普通のことと思う今

*幸せと思う心幸せ連れて来る

幸せな顔を集めた写真集

幸せな姿見つめて描く夢

幸せな話ばかりを好む耳

幸せな二人で鬼も赤くなり

幸せの種が忘れた頃芽吹く

・幸せの種を気ままに蒔く仲間

幸せの種を未来に向けて蒔く

幸せの花が未来に向けて咲く

幸せは少し仕舞えと届く箱

*幸せはたまに来るから幸せね

幸せはやはりみんなでなくちゃ駄目

幸せも一緒に連れた春を待つ

幸せを絵にしたように孫と居る

*幸せを数えていつもいい笑顔

幸せをだるまに込めて祈ります

幸せを願う気持ちは皆同じ

・幸せを人に分けたい嬉しい日

幸せを見つけられずにいる不幸

*七転び八起き幸せ運びます


CMのこすらず落ちるまた買って

使いかけの洗剤増やすコマーシャル


時間よ止まれどんな今でも今がいい

追われたり追いかけてたりする時間

帰宅時間時計チラチラゲームする


仕事終え安堵していた夢の中

仕事中小声で電話かけて来る

はかどらない仕事を数え日を数え


持参した美味いお酒で場が和み

持参した美味いワインで場が和み

持参した本は睡魔に奪われる


自信過剰になりそうお世辞ありがとう


地震洪水自然の前で立ち尽くす

地震だと教えてくれた招き猫

地震にも気付くことなくよく眠る


・自然体でいよう私である為に

受けるのは恵みばかりでない自然

地震洪水自然の前で立ち尽くす

♪好きなのは自然と愛と勇気です

その時が来れば自然にやめられる


親しい仲見ていて欲しい第三者


実現しない目標掲げ早十年

実現に向けて一緒に見てる夢


失敗が多くて人も許せます

失敗を慰めながら生きている


実物と違う児の描く美人ママ


権力の笠から尻尾見え隠れ

難題が時折見せるその尻尾


順番が狂うシナリオだってある


・しばらくはあなたの元で咲いてます

・しばらくは空っぽにして遊びます

しばらくは来ない平和を夢で見る


自分以外の人の気持ちもわかる人

自分のことは自分で決める子に育ち

自分のことは自分でねって児に言われ

自分らしくあれと自分に言い聞かせ

自分らしく生きてライバルなどいない

・自分らしく前へと進む二歩三歩


いざという時の脂肪を蓄える

蓄えも少しは欲しい体脂肪

先ず脂肪脱いでから着る春の服


・あれもこれも後で使うとまた仕舞い

片隅に別の人生仕舞い込み

幸せは少し仕舞えと届く箱

引き出しに仕舞った過去に触れてみる


しみにしわ気にした頃がなつかしい

しみにしわ負けるものかと若作り


写真写り良過ぎたリンゴ照れ笑い

言うことを聞いてた頃の子の写真

犯人らしく撮れた写真と子に言われ


*シャボン玉ほんの一時見てた夢

かも知れないばかりが浮かぶシャボン玉


仮の宿と決めて心は自由の身


母さんの笑顔充電して育つ

横になり充電したらまた動く


姑の話し相手という仕事


終わるまで修業と思い時を待つ

・これも修行か良くもならずに生かされる

死の淵で修業足りぬと拒否をされ


授業中頬杖ついて寝る特技

授業中寝てはダメよと子を送り


・受験生らしくないのが居て困り

明日からと言っては寝てる受験生

子の受験控えて他に欲はない

心配も少し残して受験終え


趣味だって楽しみながら育てた子

まじめに主婦しておろそかになった趣味


正直に言ったばかりに嫌われた

・正直に言ってはダメと念を押す


上手には描けなかった今日の顔

さりげなく上手く内情聞いて行く


食事中無言電話に出てしまい

食卓に四季も一緒に盛り付ける

食卓にニンニクばかり並べられ

食品がないと不安な冷蔵庫

食欲不振やさしい梅に助けられ


知らぬが仏何も知りたくありません

*知るよりも知らぬが仏楽でいい

牛乳を飲むのに牛を知らない子


白い息吐いて怪獣気分なり


信号が青なら乗れる終列車

信号機遅刻覚悟で待っている

信号待ちしてて思わず入る店


人生のつり橋渡る途中です

人生の途中でプラン立て直す

*人生はいいものですねいい出会い

人生は間違いだらけ誤字脱字

人生は短い今日は長かった

お先にどうぞまだ人生はまだ長い


心配する暇があったら祈ります

心配はいらないみんなしてること

心配も少し残して受験終え

心配をする人だから話せない

「す」 スイッチ. 姿. 好き. スキップ. 過ぎ. 涼しい. スッキリ.  素敵. 捨てる. ストーブ. ストレス. 砂. 素晴らしい. スマホ. 住む.


スイッチ消すように消したいこの思い

スイッチポンあとはお願い洗濯機

タイムリミットまでのスイッチオンにする


幸せな姿見つめて描く夢

そんな時人は姿を見せるもの


好きじゃなきゃきっと幸せだったはず

好きだったのはこの夫とアルバム見る

好きだよと酒の力を借りて言う

好きなこと言えて幸せ言える家

好きなことやれてそれぞれ元気なら

好きな酒飲めば寿命も長くなる

好きなのはご飯寝ること遊ぶこと

♪好きなのは自然と愛と勇気です

好きなのは黙って餌をくれる人

好きな私描いて服を着せてみる

あなたの好きな物を作って行って来ます

母ちゃん嫌い息子が好きと言っている

漢字の意味知って名前が好きになり

大嫌い大好きなのも同じ人

投げるのは左取るのは右が好き


♪スキップスキップ心すこうし弾ませる


過ぎたこと何も言うまい前を見る

*過ぎたこと忘れて新しい明日


涼しさが夏の疲れを癒します

涼しさの後の残暑は身に堪え

涼しさを求め過ぎたか秋になり

涼しさを求めて夜のスーパーへ


片付けて心スッキリ整理され


あなたってやっぱり素敵だと思う

・それぞれに輝いていて皆素敵


捨てて来た想い集めて封をする

捨ててまだ心に残るわだかまり

捨てられず何でも届く場所にある

捨てるのが下手で不便と同居する

与えられる罰も知らずに捨てている

片付けて捨てて捨ててもまだ重い

爪切って嫌な思いも切り捨てる


ストーブがすぐに止まるという合図

ストーブで背中と心温める


ストレスが消えるあなたの誉め言葉

ストレスが溜まると我慢しなくなる

ストレス通帳いつもプラマイゼロにする

ストレスになるので少し離れてる

ストレスに負けないように食べている

*ストレスはところどころに置いて行く

会わないでいたらストレスたまらない

さようならストレス貯金増やす人


一日かけて落とすつもりの砂時計

落ちる砂終わってもまだ砂時計

砂時計引っ掛かってる星の砂

♪砂浜にひとつ落として来たピアス


素晴らしい出来栄えですね花と蝶

素晴らしい人ね不快にさせないで


置き去りにされたスマホが鳴っている


プーさん一家も娘の部屋に住んでいる

・償いが出来る世界に住んでいる

「せ」 背. 税金. 成功. 盛装. 生態. 贅沢. 成長. 整理.  セールス. 世界. 節分. セピア色. 責める. 先生. 戦争 先祖. 洗濯


マシュマロのせいねと伸びた背に拍手

雨に消えた無言の背中まだ残る

子の背中押す為親も立ち上がる


税金の搾り取られた使い道

重い税減ってくパパのお小遣い


成功はきっとあとから付いて来る


盛装した途端緊張したお腹


生態を知れば全てがいとおしい


贅沢は言わない全部食べてみせ


成長が止まる変化を受け止める

成長した子等に子育て非難され

成長と共に破れる親の夢

成長の喜びすぐに来る別れ

子の成長願い叶えば年も取る

子の成長ばかり願った付けの老い

子の成長待って気付けば年を取り

順調にみんな成長して離れ

無理難題言われ成長してる親


整理整頓すぐに笑顔も取り出せる


セールスの若さ明るさ爽やかさ


・それぞれに生きよと世界与えられ


節分は園を休むと言う娘

豆まいて福がニッコリ春の風


・セピア色の過去はきれいに塗り替える

アルバムの君の笑顔はセピア色


今はよそう言えば私が責められる


先生が汗かき食べた夏みかん

先生の胸に園児の手が伸びる


戦争はやだとばあちゃん消すテレビ

ばあちゃんの中で戦争未だ続く


ご先祖の心わたしにあると知る


洗濯機の上でよく寝る猫でした

子の世話も炊事洗濯飽きました

スイッチポンあとはお願い洗濯機

お隣の洗濯物に雨が降り

「そ」 早々. 総菜. 想像. 相談. 育つ. 卒業. そのうち. 染まる.  空. それぞれ. ソワソワ. 損. 尊重.


早々に終えて澄ましていたい暮れ

早々に飲ませ寝かせてからの趣味


お惣菜買ってゆとりも買って来る


想像を膨らませてる先入観


相談され文句言われたアドバイス

相談と言うが決心してる彼


育つ子に教えて貰う親の恩

育つ子へ無事でと祈り忘れない

・育つ子へ見つけて掛ける誉め言葉

上を見て育ち弟良く育ち


卒業の息子の背には羽が生え


そのうちに樹から離れて行く葉っぱ

そのうちにテレビ見ながら長電話

そのうちにどんな色にも染まる白

そのうちにまた良くなると思う老い

そのうちに良くなる為の曇り空


純粋でどんな色にもすぐ染まり


あとはもう晴れるしかない曇り空

この空をたどってすぐに会いに行く


・それぞれに生きよと世界与えられ

・それぞれに輝いていて皆素敵

それぞれの趣味楽しんで続く仲

それぞれの時を刻んでいる時計

それぞれの夢など生きていて平和


ソワソワと出番待ってるお雛様


損得で変わる態度がその目安

損をしてホントに得が取れるのね


亡き父を尊重したら責められる

「た」 体重. 大丈夫. 大切. 体操. 体調. 太陽. タイム. 宝.  蓄え. 出す. 七夕. 種. 旅. タバコ. 食べる. 黙る. 試す. ダメ. 頼る. 誕生


体重が増えて増えなくなる写真

・体重は標準だけど二段腹

軽くなれ足も心も体重も


・大丈夫医者が言うからもう元気

大丈夫君はちゃあんとここに居る

大丈夫今日の夫は上機嫌

だいじょうぶ最後の日まで見てるから

大丈夫と夫が採って来たキノコ

大丈夫つぎに来るのは幸せね

大丈夫笑ってぬぐう涙あと

・今までもこれからだって大丈夫

八割は駄目と言っても大丈夫


大切に体ゆっくり使ってる

大切に仕舞うことない過去ばかり


体操と手品も付いた講演会


体調に今日の機嫌を左右され

体調にソッポ向かれた日の不安

体調を良くしてるのはこの薬


太陽がいつもニッコリ娘の絵

・太陽で居なきゃならない主婦である

太陽は出ていないのに暖かい

太陽になって家族に陽を注ぐ

太陽のように注いで欲しい愛

後から来たビルに太陽うばわれる

お日様が雲と一緒にする遊び

お日様がさよならしたら出掛けます

お日様に負けるものかと雪だるま

お日様もお休みですね曇り空

北風と太陽のその風タイプ

・ケチャップで太陽描いたオムライス

せんべい布団太陽さんに会いたがり

陽の入りも陽の出もじっと待つ葉っぱ


さあ今だタイムリミットあとわずか


宝くじ当たり描いた夢が好き

宝くじやぶれることに慣れた夢

上に上にゴミ寸前の宝物

カタツムリ子供の頃の宝物

買ってない宝くじでも気にかかり

光る石小さい頃の宝物


蓄えも少しは欲しい体脂肪

いざという時の脂肪を蓄える

貯筋貯骨老後の為に蓄える


七夕に逢える幸せ教えられ

・短冊にあなたと私夢ひとつ


咲くこともあるから種は蒔いてます

蒔いた種あなたいつまで刈らせる気

幸せの種が忘れた頃芽吹く

・幸せの種を気ままに蒔く仲間

幸せの種を未来に向けて蒔く


旅のお供に笑顔が売りのガイドさん

可愛い子に旅をさせない心配性

立ち止まる時も気が合うふたり旅

どちらでもいいよいずれは終わる旅


居なければ嫌なタバコも懐かしい

禁煙がまた不機嫌にさせている

・禁煙はやめたと強気弱い意志

吸われると困るタバコを買わされる


食べ過ぎと言ってた口へまたジュース

食べて寝て遊んで猫はまた眠る

食べて寝てしゃべり忘れた嫌なこと

食べ物ともう思わなくなった菓子

食べられないと余計食べたい検査の日

あり余る食べ物前に絶つ命

あれこれと体にいいと食べ過ぎる

あれこれと食べて安堵のお茶を飲む

あなたの好きな物を作って行って来ます

おさまらない腹の虫にも食べさせる

お供えは私の好きな物ばかり

ジャガイモの芽に負けないように食べている

スーパーの試食はちゃんと食べていた

ちゃんと食べちゃんと休んだ日のゆとり


黙っていたらふくれっ面とまた怒る

黙っててと昨夜の話もう耳に

黙らせて機嫌をとりに来る夫


試しにと少し限界超えてみる

・これでもかこれでもかって試される


これからもずっとダメだと言っていて

授業中寝てはダメよと子を送り

引いてみてダメならちょっと押してみる

もう駄目と言っても息子まだ元気


当たり前と思って頼り過ぎていた


誕生会までに将来決めてる児

誕生日祝って年は数えない

誕生日過ぎて増えてた年一つ

誕生日娘お嫁に行ける年

娘の人形変わって今日は誕生日

・宝物包んでパパの誕生日

「ち」 血. 小さい. チェック. 近い. 違う. 力. 地球. 父.  チャンス. チャンネル. 注意. 蝶. チョコ. 散る.


血も涙も親もあるんだ誰にでも

生きること全て血となり肉となり

同じ血を引いた子孫が生きている


小さい頃はやりたがってたお手伝い

小さな秋もやがて大きな秋になる

小さなことくらい瞑れる目でいたい

小さな孫に心半分支配され

生活をまた脅かす小さな蚊


鏡見て最後のチェック忘れない

いい人だ先ず相性をチェックする


近くだとつい心配をしてしまい

近付いて傷付けられて傷付けて


お互いに待っていたのね違う場所

実物と違う児の描く美人ママ

すれ違ったらどうしようかとふと思う


力不足と言って責めずに詫びている


・地球から戦争のない星探す

地球にもまだ咲いているこんな花

誤った地球の未来選択肢

嫌だけど虫も地球に住んでいる

多過ぎる人に地球も持て余す


父親には損得よりも意地を張る

父に似た息子またよく似てる孫

父の顔になって子供と遊んでる

耐え抜いた体病んでも強い父


いく度のチャンスのがして今がある

幸せがあふれ出したらチャンスです


チャンネルのように替えたいこの頭


注意したら指図するなと子に言われ

注意など聞かない頭何思う


美しい花に似合いの蝶が舞う

美しく蝶を映した水溜り

風の中舞ってる蝶の心意気

素晴らしい出来栄えですね花と蝶


チョコ足して送った孫の忘れ物

チョコレート狙い優しくなった俺

恒例の手作りチョコのお手伝い

四角のチョコ溶かしハートにする作業

そのままで美味しいチョコをまた溶かす

間違いはあの日のチョコで始まった


散る桜未練などない葉の緑

「つ」 疲れ. 月. 次. 着く. 作る. 都合. 続く. 綱. 妻.  強い. 鶴. 連れ.


疲れたと先に言われて頼めない

疲れてるあなたにそっと雨の音

疲れ取る並んだバスの良い寝相

しゃべり過ぎよりも無口はなお疲れ

何十年来の疲れ取るのが長くなり

文化的生活野性疲れ果て


足元を照らし歩けとお月様

お散歩の足元そっと照らす月

お月様がもっと歩けと照らす道

生きるのもいいね空には月と星

カーテンを開けてお月見床に就く

まるくやさしく愛と光をそそぐ月

満月になってあなたを照らしたい


次行くのは私あなたはお留守番

次々と膨らむ夢の中で生き

次は無いつもりで少し無理もする


アパートに着いたその日に受信料


ハイポーズこれで作れるパスポート


都合良い子ども良い子と言う大人

都合良く記憶塗りかえ責めて来る

都合良く忘れちゃうのね幸せね

都合悪いことは忘れる物忘れ


美味しいと言えば数日続く味


・綱渡りしながら育て育つ親

運動会年を忘れて引いた綱


妻(夫)ひとりの為に滅ぼす身もひとつ


強い味方の親があっての追える夢

強くあれ優しくあれと親の夢

強そうと言われ鬼さん誇らし気


あと998羽折るところ

千羽鶴はじめの二羽が私たち


連れて来て会わせてくれた車椅子

連れてってと父困らせた幼い日

「て」 手. 出会い. 定年. 手紙. 敵. 適当. テスト. 手間. 出る. てるてる坊主.  テレビ. 天. 天気. 電柱. 天秤. 電話.


手枷足枷未だ飛べずに生きてます

手から手へ足されて足して夢と愛

手さぐりで親も子育てしています

手のモデル顔も一度は見てみたい

・手も口も出さず見ている親でいい

手を掛けていない雑草良く育ち

手を掛けて心を掛けて咲かす花

手を出した趣味に時間を奪われる

手のモデル顔も一度は見てみたい

・手も口も出さず見ている親でいい

手を掛けていない雑草良く育ち

手を掛けて心を掛けて咲かす花

手を出した趣味に時間を奪われる

・あなたの手借りたらきっと飛べるはず

温めた手で温める子供の手

うちの娘が一人手を振る参観日

幼子の氷柱持つ手を紅く染め

広げても人には二つしかない手


出会うたび仕舞った過去が蘇る

*いい出会いまたいつの日かいい別れ

いい別れまたいつの日かいい出会い

・新しい出会い心も弾む春


定年まではまだ幸せという保障

定年を待って付き合わされる旅


絵手紙の枝まだ伸びているらしい

絵手紙のピリッとしそうとうがらし

絵葉書に聞いて宛先書いてます

・受け取ってくれる笑顔に出す便り

お返事がまだ出せなくて今日も暮れ


一番の味方一番敵になり

七人の敵から解放される家

七人の敵と談笑した疲れ


適当に書いていいかな特技欄


テスト中暇持て余し描いた猫

テスト前予定は立派子どもたち


子育ては手間暇をかけ愛をかけ

ひと手間を掛けて言葉のトゲを抜く

ひと手間を掛けて時間を取り戻す


出かかった言葉修整して話す

出掛けてく夫に子供つけて出し

出過ぎないように足並み合わせとく

出た虫も雪に震えてまた戻り

出るあくび押える為に飲むコーヒー


てるてる坊主続く雨では荷が重い

てるてる坊主晴れてニッコリいい笑顔


テレビ消す手間よりリモコン捜す手間

いびきかく夫の聞いているテレビ

片付けはつけたテレビに邪魔をされ

そのうちにテレビ見ながら長電話


それはいいねと天が私に味方する


お天気に振り回されて癒されて

振り回してみたい今度はお天気を


電柱に相合傘と二人の名

電柱に雷犬を抱っこする


天秤にかけると見えて来る答え


電話でも頭下げてるお人好し

あの頃に戻って話す電話口

あの人と知らず話していた電話

仕事中小声で電話かけて来る

「と」 遠い. 同級. 堂々. 動物. 童話. 遠い. 時. ときめき.  得意. 特技. 特産. 時計. トゲ. どこ. 年. 途中. 突然. 隣. 飛ぶ. 友. 取り敢えず. 取り扱い.  ドラマ. どんな.


遠い日の君の笑顔は日々薄れ

遠い旅終えて我が家の食卓へ

遠くから親は見守り祈るもの

遠回しに聞いてもトゲのある話

*遠回りしようと犬にせがまれる

息抜きの遠出が逆に息つまり


同級会声を聞いたら思い出す

・お互いに若いとかばう同級会


・堂々と近頃年のせいにする


動物園見に来た人が見られてる


童話って割と残酷なんだよね


遠い日の君の笑顔は日々薄れ

遠い旅終えて我が家の食卓へ

遠くから親は見守り祈るもの


時少し動かすことが出来たなら

時々でいいから居たい同じ時

時の流れもどこ吹く風のおばあちゃん

時を待ち花は迷わず開花する


・ときめいてきらめいている春に酔う

ときめくことも私忘れていたなんて

しおれても得意なことで開く花


しおれても得意なことで開く花

ほころびは安全ピンが得意です


授業中頬杖ついて寝る特技


特産に春の足音添えてあり


それぞれの時を刻んでいる時計


いい人だ美しいのにトゲがない

気高さもトゲも愛して欲しい薔薇


馬鹿だな〜あれキーどこと握り締め


どこだって〇〇さんちの七不思議

どこででもゴロリうたた寝できる夏

どこで手を抜こうか家事に思案する

どことなく何だか福が来た様な

どことなく福がいらした気がしてる

どこへ捨てよう持って行き場のない怒り

どこへでも行ける身軽で何もない


年重ね新たに見える良い眺め

年頃の子を持つ友と語り合う

年相応異常ではない疲労感

年取ったくらいで人は変われない

年寄りと子供元気であればいい

年寄りの何でも美味と言う平和

足枷も手枷も取れて五十代

おばあちゃんの何回目かの干支の年

子の成長願い叶えば年も取る

子の成長待って気付けば年を取り

子の年の分も一緒に生きた母

子の年を話して年は鯖読めず

子の取った年を数えて祝う親

さあどうぞ年が上だと敬われ

十二ある中であなたは同じ干支

新年を迎え私も新しい

背伸びする娘と年は取りたくない私

なぐさめも増えてお互い年を取り


途中から一緒に住んで凍りつく

途中からそれて私の今の道

途中下車して会えたのがあなたです

人生のつり橋渡っている途中

人生の途中でプラン立て直す

慎みと恥じらい途中置いて来た


突然の雨が持たせる赤い傘


特価品よりも隣の高い品


危ないと言われ飛ばずに歩いてる


友からのみかん元気という知らせ


・取りあえずここは頭を下げておく

・取りあえずこの場はハイと言っておく

取り敢えずこれから夢を見て決める


取扱注意あなたと腰に貼る


ドラマの中で少し冒険しています

大空を飛んだ鳥にもあるドラマ

出来過ぎた話退屈したドラマ


どんな着ぐるみ着てるみたいなそんな外見

・どんな日も黙って笑い丸く生き

どんな日もボクの心の空は青

「な」 名. 中. 長い. 流す. 泣く. 鳴く. 慰める. 夏. 懐かしい.  何. 怠ける. 並. 涙. 悩み.


名が付いてお風呂も入るぬいぐるみ


中で見た景色と違うカゴの外

中までは見えないあなたその心


長い髪切ると今度は伸ばしたい

長生きをすれば嫌な世見せられる

長い目で見ましょう今日は目を瞑る

会える日を待ってて長い日を送る


温泉で友と語って流す憂さ

支えてたものを流して行く作業

たまったら悲しいドラマ見て流す


泣いていた園児も笑う雪だるま

泣いている時間何だか惜しくなり


可愛いねカエルの声で鳴くインコ


失敗を慰めながら生きている


夏に見た花火一緒に仕舞う秋

夏バテをしないようにと食べ過ぎる

夏帽子わずかに顔に陰作り

・夏祭り三つ四つとはしごする

夏休み終われば家に居なくなる

・夏休み家族ごっこをして遊ぶ

夏痩せを待ってた服をまた仕舞う

から揚げを並んで買った夏祭り

工作をやらされている夏休み


懐かしい声に心が動き出す

三才の時を懐かしがる五才


何言ってもあなた(君)のペースになる話題

何言ってるのたまたまそうじゃ無かっただけで

・何があってもいずれ笑顔に福となる

何ごともなかったように酒を酌む

何事も程々ここで一休み

何ごとも程々だよと酒を酌む

何事もなかったように来る電話

何事もなくて記憶もない好い日

何も言わず黙って笑い丸く生き

何もかも捨てて忘れて原点へ

何もかも年のせいだと許します

何もかも無かったことにして許す

何もかもやめてこれだけ今日はやる

何もかも忘れたいから早く寝る

何もない笑顔の中で育った子

何もない心に灯しておく明かり

・何を言っても人は勝手に思うもの

何だって二つ返事でして貰う

何度でもやり直したい砂時計

何度も聞いた話相槌打っている

何にでもすがって頼む受験生

何年かすれば自然に捨てられる

・何年もかけて集めた不用品

何の為来たのか忘れ照れ隠し

何べんも言っていい足りない言葉

・何枚も撮って選んだ良い笑顔


来た春が私を怠け者にする


・並でいい頑張りたくはない私


涙キラリ堪えきれずに溢れ出す

アメリカの人形青い目に涙

大袈裟な涙勝手に出て困り

・悲しみは流しましょうと出る涙

・悲しみを癒す涙が伝う頬

堪えてた涙を星があふれさせ

タマネギが堪えた涙あふれさせ

まいったな涙浮かべたあの子の目


悩み事やさしく包み流す時

悩む程周りは気にも留めてなく

悩むならいっそ買わずにおきましょう

悩んでる心にグサリ刺す言葉

犬に悩み聞いてもらって楽になる

祈ることないと退屈する悩み

打ち明けて励ましあった悩みごと

大きな悩み消えて忘れていた悩み

買う時も手放す時もある悩み

聞かされて深みにはまる悩みごと

水槽の金魚に悩み打ち明ける

誰にでも頼る家族で悩まない

どの家も同じ悩みと聞いている

マイナスイオンの中で悩みは打ち明ける

「に」 荷. 似合う. 二. 逃げる. 日曜. 日記. ニュース. 入学. 人間. 


終わる度ホッと一息荷を降ろす


似合うわよって白い清楚な服届く

八月はスイカの縞がよく似合う


二回目はあなた許してくれますか

*二度とこない今日この時よありがとう


逃げ道を残して母は鬼になる

逃げようが我慢しようが風任せ

逃げようかそれか無難に泣き寝入り

逃げればいい思った途端楽になり

死に待ちは俺は嫌だと逃げ出した


日曜の朝はゆっくり日が昇る


♪大空を見上げて指で書く日記


・騙されないようにと聞いているニュース

団らんの会話ニュースに止められる


入学式待ちきれなくて咲いた花


人間の味を出してる顔のしわ

「ぬ」 ぬいぐるみ. 抜く.


ぬいぐるみどの子と寝よう児が思案


抜いて描いてどうにでもなる眉じゃない

「ね」 願う. 猫. 寝る. 念願. 年輪.


願ってた今はあの頃懐かしい

神様にとても言えない願いごと

神様に何でもお願いしています

神様に悪いことまでお願いし

子の為と思う願いも届かない

ひたすらに願う心の咲かす花


猫三匹に取り囲まれたカゴの鳥

ネコにされネズミになった児と遊ぶ

猫にとっては猫中心の町であり

猫を見て子が怠けると言う夫

夫との間に猫が丸く居る

夫の稼ぎと猫に話して餌をやる

おはようと鳥や猫にも声をかけ

空腹の時にはタマも媚を売る

ごはんよの声に一番乗りは猫

じじばばも子もいた猫も犬もいた

地震だと教えてくれた招き猫

じゃれて来たタマに忙しそうな振り

尻隠さずのタマのシッポが炬燵から

擦り寄られ頭なでてる猫嫌い

ただ猫と触れ合ってたら通り過ぎ

ただ猫に触れて一緒に居たいだけ

ないないない寝ている猫もどけて見る

ニャ〜と鳴くオマエ人ならいい男

野良猫もインコも犬も聞き上手

野良猫をタマの敵と追いかける


寝ずに待つ子を持て余すサンタパパ

寝たふりにまだ気付かないパパとママ

寝て起きたらまた新しくなる私

寝てるだけで癒してくれる猫といる

寝てるだけで癒すフクロウまた眠る

寝不足で今日の授業は短いぞ

眠ってる赤ちゃんみんな違う顔

眠れずに時計の音を聞いている

寝る時は猫も独りになりたがる

生きることちゃんと寝ること食べること

居眠りをしていましたと顔に型

嫌なこと忘れる為に早く寝る

梅干しが寝てる体を目覚めさせ

お昼寝が済めば遊んでくれるタマ

お昼寝の邪魔でしたかと来たメール

ここはどこ私は誰の昼寝起き

さあ寝よう思ってからの一時間

叱られて眠った遠い日の私

地震にも気付くことなくよく眠る

ジャガイモは暗いお部屋で眠らせる

冗談と弁解だってする寝言


念願の自由もきっと甘くない


年輪と言われてしわも誇らし気

・転んで起きてひとつ年輪刻まれる

「の」 能力. 残る. 望む. 飲む. 乗る. のんびり.


能力がなくて頑張らずに済んだ

三つしかない能力が十をやる


残された道は長生きだと思う

残り物終わり夫の飯がない

いくつまで生きてくれても残る悔い


・あたりまえを私に望むのはやめて


飲ませれば良かった飲めなくなった父

飲み終えたお茶の向こうで待つ仕事

飲み過ぎた酒に目覚めの邪魔をされ


乗りかかった船にしばらく乗ってます

・乗り越えた困難先にある自信

乗り越えて来たものだけが咲いている

ヘルスメーター可愛くてつい乗りたくて


のんびりと観覧車乗る干支の猿

・のんびりと命ゆっくり終わらせる

のんびりと広い心の人と居る

のんびりな背中押されて続いてる

のんびり屋の息子の時計進めとく

「は」 歯. ハエ. 墓場. 履く. 恥. バス. はずす. パソコン. 初.  鳩. 花. 話. 花火. 離れ. 羽. 跳ねる. 母. 腹. バラ. 春. 晴れ. パワー. 反抗. パンク. 反対.  判断.


歯が痛み忘れてた歯を思い出す

うちの娘を歯磨き好きにした歯医者

かた焼きの煎餅なんかに負けない歯


頭の上のハエも追えずによそのハエ

それよりも先ずは頭のハエを追え


墓場には持って行かない捨てて行く

墓場まで持って行くのが大分増え


履く人の無事を願って磨く靴


恥じらいは何処に置いたかあら不思議

慎みと恥じらい途中置いて来た


一日の疲れ癒して眠るバス


はずしたら指が覚えた開放感

はずれても晴れれば文句ない予報


パソコンが壊れて急に暇になり

パソコンの画面の中にある宇宙

パソコンに自由と心奪われる

パソコンを覚えた指が字を忘れ


あなたらしさ出せて初めてあなたです


鳩好きの娘喜ぶ鳩サブレー


花美しく競って尚も美しく

花に雨当たり別れの季節かな

花に酒そしてあなたが居ればいい

*花の香が眠れと誘うお昼過ぎ

花も人もやさしい笑みを返す春

・花や猫はいいな誰にも話さない

あなたの花が私の夏を紅く染め

雨上がり花びら敷いたアスファルト

雨の日の為にお花の傘を買う

一度咲いた花は寒さもいとわない

香り来る花はどの花春の色

コスモスは静かに秋を受け止める

運のいい桜は池に落ちて咲く

咲く花が近い別れを告げている

咲く花にもう実をつけた頃の夢

水仙が風や寒さに耐えて咲く

水仙も歌い出しそう春が来た

菜の花が心に春を連れて来た

去年咲いたあのひまわりの種が咲く

幼い日のユリは立派に咲いていた


話させて聞かせ自慢に持ち込んで

話したら気楽でいいと二度言われ

話したら二つ三つと縁があり

話したらよそ者なんて呼ばせない

話すだけ話した父の高いびき

話すのはみんな内緒のつもりだね

話せなくなって聞く耳養われ

話そうか迷い話した時の悔い

・うなずいてくれる人だけ話したい

演奏中後ろで親も話してる

お世辞より良いとこ見つけただ話す

この人なら話していいというサイン

ここだけの話は風に乗りたがる

ここだけの話を仕舞う場所がない

じゃあまたと言っても続く立ち話

十年後真相知った子の話

それはねえ昔むかしの話です

父さんのお陰ですよと子に話す


打ちあがる花火今だと感で撮る

大空で燃えた花火の潔さ


順調にみんな成長して離れ


羽つくろう鳥も独りになりたがる

羽伸ばし過ぎて戻れぬ元のさや

羽のない天使我が家に降りて来た

言葉から生えて来た羽出た尾ひれ

卒業の息子の背には羽が生え


いいことがありそうピョンと跳ねてみる


母親の前で夫はまだ良い子

母親は子への質問まで答え

母親を注意しているおママごと

母がいて大げさになる甘えっ子

パパとママお手々つないだ児の日記

母娘一緒に映す試着室

石焼き芋若き日の母思い出す

ここに居る何があっても母だから


おさまらない腹の虫にも食べさせる

一大事ゴルフしている太っ腹

空腹の時にはタマも媚を売る

コーヒーを飲めば治まる腹の虫

盛装した途端緊張したお腹

八分目お腹心も丁度いい

ビール腹欲しがる喉につい負けて

別腹にストレス分を詰めている

・別腹は体に悪い物が好き

満腹でおさまる程の腹の虫


バラ色に輝いていた頃の夢

バラ色のプランでひとつトゲもある

きれいだなバラは遠くで見てるもの

さあ撮るよ薔薇の匂いをかいでみて

よく見ればトゲもあります薔薇の花

礼節は守りましょうと薔薇の棘


春雨があっと言う間に梅雨の雨

春行きの切符手にする南から

♪春を待つ花も私も雑草も

春を待つ春の足音聞きながら

春を待つ身には嬉しい花便り

あなたとの同じ思い出綴る春

*あれもこれもやりかけたまま春は行く

来た春が私を怠け者にする

給食のありがたさ知る春休み

信州に少し遅れて来た春よ

そこまで来た春をそうっと捕まえる

先ず脂肪脱いでから着る春の服

ただ時を過ごし近付く春を待つ


・晴れよりも少しやさしい曇り空


旬のお野菜パワーでアンチエイジング

へこんでるって言ってるけれどあのパワー


パンクした迎え頼むと言う電話


壁に穴二つ三つと反抗期

更年期に子は反抗期親はボケ


反対に遺伝だからと子に言われ


判断をされる見た目を整える

「ひ」 ピアス. 光る. 久しい. 美人. 必要. 人. 一つ. 一人.  雛. ヒビ. 暇. 向日葵. 秘密. 百. 秒針. 平等. 病名. 拾う. 貧乏.


集めてたピアス今では児のおもちゃ

聴くことが好きでピアスが似合う耳

♪砂浜にひとつ落として来たピアス


いつだって心に光る星がある

みがけば光るダイヤモンドもうちの子も


・久しぶりに会えてうれしい夢の中

久しぶりに会えばご無沙汰まず詫びる

久しぶりに会えば太って分からない

久々の積もる話で時は過ぎ


美人とは言えず聡明そうと彼

美人にもお金持ちにもある悩み


必要があって立ってる今の場所


・人が居るという幸せの中に居る

人ごとの様に話して笑ってる

人ごともやがて私も通る道

人里にうっかり迷い込んだ熊

人様にはゴミでしかない宝物

*人それぞれ比べられない比べない

・人それぞれ違う心で生きてます

人だけを責めるあなたの悪い癖

人並みに出掛け連休らしく過ぎ

人に言うと思っていないから話す

人のことはみいんな棚の上に置き

人の話自慢笑って聞く余裕

人の悪い話と自分の良い話

・人は人人はそれぞれそれでいい

人は人比べないから悩まない

人前で年はいくつと子に聞かれ

人も犬も猫もインコも年を取り

・あーこれが私なんだと人を見る

あの人が留守でポッカリあいた穴

あの人と知らず話していた電話

あの人に会わせてくれる為の人


ひとつ咲きふたつみっつと別れの日

ひとつずつ重荷降ろしたカレンダー

ひとつずつ済ませて消して軽くする

ひとつずつ楽しみながら終わる夏

一つだけにしよう笑顔でいる為に

ひとつでも若く言われてみたい年

ひとつ二つ愚痴がはじけたシャボン玉

・歩み寄るしかない一つ屋根の下

大勢で行ってお一人様ひとつ

お気に入り一つ残したぬいぐるみ

・お願いは一つ平和と決めている

来た道を一つ話せば丸くなる

物事の一つ一つに訳がある

やりたいこと削り削って夢ひとつ


ひとりでは出来なくなってからの仲

独りでは出来なくなってからの夢

ひとりなら何があっても飛びません

一人増え愛の配分変えてみる

この中で誰か一人と言われても


ソワソワと出番待ってるお雛様


ごめんなさい入ったヒビは埋めておく

柔軟な心ひび割れなどしない


カゴの鳥眺めてタマは暇つぶす


向日葵が太陽さんを待つ夜明け

向日葵の葉っぱに虫の食べた穴


・美味しさの秘密信州育ちです

チチンプイプイ母の秘密の隠し味

・ちょっぴりの秘密の中にある平和


百年の恋がバリバリ音を立て

・百薬と思って飲んでいるお酒

百薬をちっぴり越して飲んだ酒

生きて百年あとはどうする使い道


秒針に時の長さを知らされる

秒針の音が今夜は聞こえる日

秒針の音の静かな時計買う


平等の文字など無駄な石頭


病名が消えて浮かんで医者へ行く

病名が分かって介護一年生


・昼時に夫が居るという悪夢

昼寝して夫待ちます良い笑顔


・拾ってくれる神もいるさと歩き出す

どんぐりが子に拾われてコマにされ


貧乏も良い味わいのある暮らし

「ふ」 不安. 封印. 風船. 夫婦. 服. 福. 富士. 無事.  不思議. 双子. 二人. 仏壇. 太る. 船. 冬. 振り返る. プリクラ. 降る. 古い.  風呂. 雰囲気.


あり過ぎて不安にさせているお金

内定に新たな不安もう芽生え


封印をされて行き場のない言葉

思い出の君を封印したあの日


風船が小さくなって一夜明け

風船と一緒に太くなった文字

風船を真似てリンドウ膨らんだ


・夫婦っていいな半分ずつになる

・幾度の危機乗り越えてまだ夫婦

埋めあって夫婦で越える山や谷

二十年夫婦つないだ子の話題


服脱いですぐにほころび縫う息子

好きな私描いて服を着せてみる

不細工は寝不足のせい服のせい

普段着はいつも元気な君が好き

マネキンに似合ってたので買った服


福の神泣いて閻魔に引き渡す

福の神何故だか妻と馬が合い

福の神貧乏神を連れて来た

膨らんだ夢と一緒に大空へ

・福を呼ぶ笑顔が好きな縁起物

福を呼ぶ笑顔幸せ連れて来る

福を呼ぶ私の好きな縁起物

いいことがありそう福を掲げとく

縁起物供えて福を招き入れ

・飾られて達磨ニッコリ福を呼ぶ

・なんとなく何だか福が来た様な

なんとなく福がいらした気がしてる

なんとなく福が来たよな気がしてる


富士山がいつでもそこにある暮らし


無事終わり今日の日を消すカレンダー

・一日を無事に送って積み重ね

長期戦の介護一日無事に過ぎ

ハイハイと丸く合わせて無事に生き


不思議だね嬉しい時も出る涙


双子でも出来ると焼いた目玉焼き


二人だけの世界になっているベンチ

二人にはキラキラ違う星が見え

二人にはどんな指輪もまぶしくて


仏壇で願い叶うと児は信じ


体にいいからと食べてはまた太り

久しぶりに会えば太って分からない


お互い様とそこまで来てる助け舟

笹舟を流した川も蓋をされ

*何艘も持ってる母の助け舟

乗りかかった船にしばらく乗ってます

やたらには出さない母の助け舟


冬来れば雪国の友思い出す

立ち上がるだけで気合いを入れる冬


振り返る過去の自分は謎だらけ

振り返る過去の全てが懐かしい

振り返る過去の中にもあった夢

振り返る過去はいつでもそこにある

ああすれば良かった過去を振り返る

先へ行くのに振り返ってる暇はない


プリクラをハガキに貼って出せた頃


降る雨が一歩秋へと向かわせる

降る雪に夢ふくらんだ幼い日


古い額はずすと明日が見えて来る


男湯の会話聞こえる露天風呂


雰囲気が私に何も言わせない

「へ」 平日. 平凡. 平和. ベスト. 下手. ペット. 別腹. 勉強.  返信. 弁当.


平日のみんなが留守の家が好き


平凡という幸せな日が暮れる


・お願いは一つ平和と決めている

しばらくは来ない平和を夢で見る

それぞれの夢など生きていて平和


ベスト体重おんぶするのにいいチャンス


下手なのもいいね私である安堵


家空けられるようにペットは諦める


別腹にストレス分を詰めている

・別腹は体に悪い物が好き


生きている限り勉強だよと言う


返信が一日延びて今日も暮れ


弁当に嫌いな物をそっと入れ

運動会張り切るママのお弁当

お弁当見ては給食懐かしむ

「ほ」 頬. 包丁. 褒美. ホーホケキョ. ポーズ. 吠える.  ポケット. 星. 欲しい. 程々.骨. 微笑む. ほめる. ボランティア. 盆. 本当. 本音. 本能.  本物. ぼんやり.


頬染めてお餅も焼いたどんど焼き


包丁を研いで新巻鮭を待つ


お別れも悲しくないという褒美


ホーホケキョ姿見せずに癒します

ホーホケキョ慣れて来たのか上手くなり


ほおずきをキュッキュ鳴らしていた笑顔


ポーズとる犬の決まっている写真


吠えられた小さな器吠え返す


ポケットの中でハンカチ洗われる

着替える前の服のポッケに入れたまま


あの星は君の努力を知っている

いつだって心に光る星がある

この星を任されている私たち

堪えてた涙を星があふれさせ

ちっぽけな悩みですねと光る星


親しい仲見ていて欲しい第三者


ほどほどでそっと立ち去る風になり

程々といつでも逃げて行く覚悟

程々の暑さビールを美味くする

ほどほどの距離が取り持つ夫婦仲


いい骨とレントゲン見て誉める医者

コツコツと溜めては測る骨密度


微笑みをすぐに返してくれた笑み

微笑んで小春日和が去って行く


誉め言葉万病に効きますと医者

褒めてくれた親のない世で欲は無い

誉められてまっすぐ育ち育ち過ぎ

誉められて誉められ過ぎた分の照れ

いい人だあの人ボクを誉めている

お下がりの娘の服で褒められる

・育つ子へ見つけて掛ける誉め言葉

年季入りと汚れた鍋も誉められる


ボランティアのつもり話を聞いている


盆だ暮れだと喜んだ日が懐かしい


本当のことを言ったら切れる縁

本当の私に戻る数時間

損をしてホントに得が取れるのね


・心ふたつ聞かない方が良い本音

席立つまで本音言わない保護者会


本能に任せています分かれ道


本物はおとぎ話の熊じゃない


ぼんやりと心の声を聞く夜明け

ぼんやりとライトが動く霧の道

「ま」 マイペース. 舞う. 前. 蒔く. 孫. 増し. 先ず. また. まだ. 間違い.  待つ. 祭り. 窓. 真似. 守る. 丸. 稀. 真ん中. 万歩計.


・信念を通すあなたのマイペース


舞い終えてお獅子ニッコリ福を呼ぶ

舞い終えて福神様を待つお獅子

舞う蝶を見ているネコのハガキだね


*前向きに生きて何でも良しとする

*前を見て今日も元気という笑顔

さよならは前にも一度してたわね


蒔いた種あなたいつまで刈らせる気

・幸せの種を気ままに蒔く仲間

幸せの種を未来に向けて蒔く


孫が出来たの年を取ったの悩みごと

・孫とならゆっくり出来る帰り道

孫の為娘の為と爺元気

孫の名は忘れられないおばあちゃん

犬と猫インコ目当てに孫が来る

言っていた掛け声孫に指摘され

おじいちゃんに態度で示す孫娘

おじいちゃんの天下視線で崩す孫

休日は子や孫の為空けておく

子育ての悔いを生かして孫を見る

子の自慢やっと終われば孫自慢

困ったら検索孫の育て方

幸せを絵にしたように孫と居る

使用期限過ぎた私を使う孫

見向きもしない子供遊んでくれる孫


仕舞い忘れよりは増しかと動じない


まず自分守ることから始めましょ

先ず脂肪脱いでから着る春の服

先ずは葉を枯らし落として冬支度


また刻む地球の歴史一ページ

また違う物が食べたくなる食後


まだ浅い心の傷を埋めておく

まだ一番偉いと思っている夫

まだ苦労足りてないのね傷付けて

まだ寒いと賢い虫は出て来ない

まだタバコやめる理由が見つからず

まだダメと酷使した目のストライキ

まだ花火まだ楽しんでいたい夏

まだまだと続けていたら進化する


人生は間違いだらけ誤字脱字


待合室ゆっくり過ぎる待ち時間

待ち焦がれた春は幸せ色で咲く

待ちわびる春に我が子は巣立ちます

待つ体力ないと行けない大病院

待っている時の楽しい使い道

新しい水着と夏を待つ娘

あと三日あと三年と待ってみる

網戸替えあとは来る蚊を待つばかり

・雨の日を待って夫をこき使い

三十年待って想いを打ち明ける

病室で父を待ってたスニーカー

やがて来る別れを思い時を待つ


から揚げを並んで買った夏祭り


窓開けて作ろう風の通り道

窓際に秋の陽射しが暖かい


アリの真似無理と悟ったキリギリス

切符入れに真似して入れた無人駅


守られて子には直接来ない風

守るため体調だって崩します


*いいことを一つ数えて丸くなる

いが捨てた栗が袋で丸くなる

来た道を一つ話せば丸くなる

三角四角丸くなってくおでん鍋

・三角や四角を丸に入れて住み

まん丸の心が丸くする心


稀にある奇跡希望をまだ持たせ


真ん中で子と遊んだり親看たり

真ん中で妻が笑うという平和


お出掛けも散歩も好きな万歩計

「み」 身. 身内. 見栄. 味方. 水. 道. 皆. 見放す. 見本.  耳. 土産. 未来. 未練. 見る.


身の丈に合った荷物のその重さ

身は風に任せた明日も風任せ


会った時知らないふりをする身内


おしつけはおの分見栄も入ってる


味方にも時には敵になる夫

*神様と先祖味方に付けてます

困ったら義母を味方に敵討ち

それはいいねと天が私に味方する


水に流すつもりで飲んで忘れましょ

水やりができる範囲のお付き合い

あさがおに話し掛けては水やる児

しおれてる母に娘のくれる水


道なんて無くても行けるどこへでも

あと戻りだって出来ます好きな道

描いてる通りの道を歩んでる

来た道を一つ話せば丸くなる

転ぶしか助かる道はない滑り

税金の搾り取られた使い道


みんな生きてる小さな虫にもある悩み

♪みんな好き愛してるのはあなただけ

・みんな罪人何回だってやり直す

みんなみんなここまで越えて来た仲間

みな同じ子供地球の宝物

皆違う人と比べてしまう癖

みな出かけひとり食事が美味しくて

みな胸に仕舞い別れを告げて捨て

みんな生きてる小さな虫にもある悩み

♪みんな好き愛してるのはあなただけ

・みんな罪人何回だってやり直す

みんなみんなここまで越えて来た仲間

ありがとうみんな周りがしてくれる

鬱陶しいみんな言うけど快適じゃん

これくらいそれくらい皆目を瞑る

幸せはやはりみんなでなくちゃ駄目

幸せを願う気持ちは皆同じ


主治医から異常はないと見放され


ああなっちゃイケナイデスという見本


幸せな話ばかりを好む耳


お土産は君が集めている蛙

お土産も揺られて眠る夜行バス

帰省した子の手土産を先ず供え


誤った地球の未来選択肢

過去ばかり浮かび未だ見えない未来

幸せの花が未来に向けて咲く


未練など露ほどもなし散る桜


見たい日と見たくない日がある鏡

見ていない振りも優しいお月様

見て聞いて拾う良いこと悪いこと

見てた夢目覚まし鳴って幕閉じる

見ないように聞かないようにする努力

見なかった聞いてなかったことにする

見なければ買わないはずの物ばかり

見なければ増えることなどない不満

・見る度にきれいになって離れてく

見当たらない愛のかけらをまだ捜す

見え隠れしているような君の愛

見え透いていても嬉しい誉め言葉

見え過ぎて困った時は目を瞑る

見えるのはみんなデッカイ福ばかり

見送った母を支える細い杖

見送って猫と一緒にティータイム

見覚えある息子の顔は父の顔

いいよって黙って見ててくれる人

薄着の子見てる私が震えてる

脈をとるナース見つめて狂う脈

「む」 無. 迎え. 昔. 向く. 婿. 虫. 難しい. 息子. 娘. 無駄. 胸. 無理.


無気力を拾い集めてまた休む


新年を迎え私も新しい


昔の良さ今の悪さを比べても

それはねえ昔むかしの話です


向き合って一人自然と会話する

向けられたカメラ童女も顔を出す


いつの間に馴染んで婿も楽しそう


虫達の上手になった演奏会


むずかしく考えたから難しい


息子の時は気にしなかった別れの日

息子の名を騙り風邪だと言う電話

息子より嫁の私がいいみたい


娘の背中に小さくなったランドセル


無駄でしかない言い訳は止めておく

無駄なことばかりにかけて来た時間

無駄ばかりしていた過去を振り返る


・うるさがる子に話したい胸のうち

この胸に輝く君が今も居る

咲きたくて胸はずませて待つつぼみ


無理したらいけませんよと仏様

無理しても作る笑顔が福を呼ぶ

無理するなと言っては無理をさせる彼

無理なんかやめて歩ける道でいい

無理難題言われ成長してる親

無理ひとつやめてゆっくり動き出す

アリの真似無理と悟ったキリギリス

痛む目に無理させ本を読ませてる

キッチリと日々をこなして無理しない

接待しなきゃならない無理と笑ってる

「め」 目. 眼鏡. めくる. メニュー. メモ.


目が覚めて朝だと思う昼寝起き

目鼻付け名前も付けた雪だるま

目の前の大きなことに気を取られ

目の前の敵は加齢と立ち向かう

目を開けているのに耐えている会議

目を閉じればいつでも若い母(父)が居る

目を閉じれば次第に見えて来る景色

これくらいそれくらい皆目を瞑る

視力より勘を頼りに通す糸

倍返しされないうちに目を休め

太ったね親に厳しい子供の目


眼鏡かけ老いも弱さも受け止める

姉のメガネかければ姉妹瓜二つ

眼鏡の助けがあれば働く目

すぐどこか行っちゃうメガネ捜す母

ないなあと捜すメガネはおでこです


めくったらもう書かれてるカレンダー

めくられて一枚きりのカレンダー

雨降ってページ一枚めくる秋


特売の日にはメニューもすぐ決まる


夢の中いい句出来たがメモ忘れ

夢の中メモも取れずに句は消える

「も」 もう. 目標. 持つ. 元. 求める. 戻る. 物語. 貰う. 文句.


もう会えなくなる日の分も会って来る

もういいよって言ってください青い鳥

もういいよって全ての重しどけられる

もう一度白にしてから始めよう

もう一度楽しんでいる金縛り

もう一緒に居たくなくなるまでいたい

もう顔は見向きもしない化粧品

もう過去はどうあれ前へ歩を進め

もう勝てない子供相手に腕相撲

もう少しあともう少し今日を生き

私のあなたでもう少しだけいて欲しい

もうすっかりおばさん稼業板につき

もうすでに石に刻んだことだから

もうすでに水に流したはずのこと

もう捨てる生まれ変わったつもりなら

もう済んだ話持ち出し怒る親

もう駄目と言っても息子まだ元気

もうついて来ないウロウロしてた犬

もう何も要らない若さ欲しいだけ

・もう守るものなどはない一人旅

もう燃えるローソク尽きて母(父)は逝く

もう嫁に任せた口は挟まない


実現しない目標掲げ早十年


持ちつ持たれつどちらにしてもありがとう

持って行く徳を積もうと今日を生き


元の箱一度出したら入らない

・しばらくはあなたの元で咲いてます


求めないってだけでこんなに楽な道


戻って来た自転車サドル上げてある


思い込みながら出来てくストーリー


あの頃は貰うマッチがコレクション

夫から一口貰い呑むビール


文句言う親とやる気のない子供

文句さえ言わなきゃ割といいかもね

「や」 焼く. 約束. 野菜. 優しい. 休み. 屋根. やめる.  やらない. やる.


焼きたいが焼いちゃいけないおせっかい

焼き餅を焼いてみたくて種探す

やきもちを焼かずいられる仲になり


約束ゲンマン無理はしないと誓ってね

約束した時の気持ちに嘘はない

約束は果たせぬままに夢を追う

約束をそんな勝手に決めないで

神様とした約束はもう忘れ


旬のお野菜パワーでアンチエイジング


やさしい心のメガネをかけて人を見る

優しいと言われ意地悪出来ません

やさしいねはなしをきいてくれるひと

優しくあれ強くあれよと愛を込め

やさしくて素朴でまじめ温かで

やさしさが強さに負けたお人柄

・優しさで人の心は満たされる

やさしさに包まれてたら変わるもの

優しさに弱い涙の独り言

やさしさも強さも持ってまだ元気

優しさを求めるだけの倦怠期


体温計お休みしたい子に無情


・歩み寄るしかない一つ屋根の下


*なあんにもしたくないからもうやめた


やらないでいたら自分でやっている

やらないで理由ばかりを探してる

やらない日あってもやめることはない

やらない方がいいと体が教えてる


やる気ある私とやる気ない体

やる気ある私を止めに来る私

やることをみんな済ませてからの趣味

やることに口出しをするカレンダー

子のやる気消えないうちに済ませます

しないのがいいのかやる気起こらない

潤滑油の様ねやる気を起こさせて

「ゆ」 勇気. 誘惑 愉快. 雪. ゆっくり. 指. 夢. 許す.


あと一歩勇気を持って引き返す


外へ外へ心誘惑する春よ


不愉快な顔を我が家に持ち帰り

不愉快になって着るより捨てる服


雪かきを拒んでた子の雪だるま

雪だるまの頭せーので持ち上げる

雪解けに背伸びしているふきのとう

雪の日も出掛けてく子に送らされ

一夜だけ心貰った雪だるま

今は娘と遠いあの日の雪遊び

美しさ恐さも秘めた白い雪

梅の花見かねた雪が解けて降り

お日様に負けるものかと雪だるま

咲く梅に過酷冷たい重い雪

さよならと言って解けてく雪だるま

残雪が我が物顔で冷やします


ゆっくりと行けばゆっくり過ぎる時

ゆっくりと時は流れて待ちぼうけ

ゆっくりと進む独りでいる時間

ゆっくりと溶ける休日パンの上


薬指なかなか指輪欲しがらず


夢一緒に見たら確率倍になる

*夢でいい叶えば尚いい夢描く

夢と知り寝てる娘を抱きしめる

夢の中いい句出来たがメモ忘れ

夢の中メモも取れずに句は消える

夢ひとついだいて飛んだシャボン玉

夢破れジューンブライドただの梅雨

諦めた夢は老後に取っておく

諦めた夢を時々出してみる

あなたとの考え思い夢のズレ

*いいことがありそう夢を掲げとく

いいとこで続くみたいに終わる夢

・いい夢を描いて回る風車

・いい夢を見せて去ってく君と夏

一枚になって夢見るカレンダー

いつかまた夢は頭上に掲げとく

いつか夢叶うと信じ掲げとく

起き上がる度に嬉しい夢描く

押し花になってあなたと見てる夢

・叶うって信じて夢を掲げとく

叶えてとだるまに祈る君の夢

その先を夫婦で見てる違う夢

ひっそりと黄色く咲いた花の夢

膨らんだ夢と一緒に大空へ


気遣いもなし心許した君と居て

子の時は許さなかったあれやこれ

失敗が多くて人も許せます

まっいいかあとは詫びたり許したり

「よ」 良い. 様子. 要領. 予感. 予定. 読む. 嫁. 余裕. 喜び. 夜.  弱い.


良いことが入れるように捨てましょう

良いことだけ思い出しては子に自慢

良い事もあればあったで悩み事

・良いことを見つけ人間やって行く

良い点のはずのテストに裏切られ

良いところあって嫌いになれません

良い夏の思い出ばかり語る秋

良い人も一緒に住むと嫌な人

良き思い出色鮮やかに塗り足され

良くなること今の私に慣れること

どっこいしょここに降ろして良いですか

仲の良い二人相手を思いやる


様子見て勝った時だけ聞く試合


要領の良さは兄ちゃん見てたから

要領の悪さもたぶん親譲り


快復の兆しに春のいい予感


・予定通り進めてあとは運任せ

予定分終えたら今日の幕を引く

駅までと勝手に予定立てられる

裾上げの予定ズボンはまだここに


読まれても良いことだけを書く日記

読み終えてホッと心を温める

読むつもりがほこりかぶって数ヶ月

読めたので書けると漢字書いてみる

読んでさえくれればいいと子にライン


嫁が金取ったと言わぬボケてない

・嫁が金取ったとはまだ言ってない

いい嫁をやめて笑顔を取り戻す


余裕ある時は善人ぶってみる


喜びの卒業式は別れの日

喜びは二倍悲しみ癒す満月

・ガラス玉喜んだ日もあった君

成長の喜びすぐに来る別れ

ピンポ〜ン喜んで児が呼び入れる


夜遊びに出掛ける猫を呼び止める

夜遊びはおやじ寝てから堂々と

夜の田の水満たされて鳴く蛙

夜更かしのせいよ体に攻められる

一夜明け新たな年が動き出す

一夜だけ心貰った雪だるま

365分の1の夜が暮れる


・立ち直る為に時には吐く弱音

「ら」 ライバル. 楽. ラスト. ラッキー. ラブラブ. ランチ.


傷付けて傷付けられてライバルで

自分らしく生きてライバルなどいない


楽を知り体は元へ戻れない


ラストシーン分かっていても見たくなり


ラッキーカラーと言って着てます派手な色


ラブラブのお手々つないだ手にインコ


ランチ取り止め舞い戻らせた空模様

「り」 理科. 離婚. 理想. 立方体. 理不尽. リモコン. 流行語. 量. りんご.


理科室の記憶は今も蘇る


離婚決め二人仲良くローン分け

離婚しよう相手が先に言う作戦


理想像妥協重ねて今がある


・立方体いろんな面を持って人


理不尽に慣らされたまま終わらない

理不尽に慣れてボチボチご返却


リモコンも持ってかれたとおばあちゃん


流行語だった言葉を未だ使い


量より質もう沢山は要りません


アップルと言われてリンゴ赤くなる

皮付きのままでとリンゴ渡される

写真写り良過ぎたリンゴ照れ笑い

「る」 留守.


留守中は夫自分でやっている

留守番はパパに頼んで娘と出かけ

あの人が留守でポッカリあいた穴

「れ」 冷静. 冷蔵庫. 連休. レンジ.


冷静に親を見ている子供の目


冷蔵庫入れればいいという過信

冷凍庫に去年作った雪だるま

冷蔵庫みたいな中に建てた家

冷凍して忘れた頃に出す料理


連休の長蛇の列の最後尾


レンジには冷めた夕べの出し忘れ

電子レンジが大活躍のお弁当

「わ」 若い. 我儘. 分かる. 別れ. 忘れる. わざと. 渡す. 私. 笑う. 悪い. 我.


若い気も無理はきかない若作り

若い気を老いた体がたしなめる

若いっていいね寝ないでまた出掛け

若返る他に策なく先ず動く

若かったあの日の君が好きでした

・若さの秘訣だから私も恋をする

若葉マーク先入観が気をもませ

・若者とやっぱり違う若作り

あとはもう若返るしかありません

・あんなこと命かけてた若かった

・お互いに若いとかばう同級会

しみにしわ負けるものかと若作り


我がままでないから頼み聞いてやる

我儘も介護だよって子は笑う

・わがままを孫がちょっぴり言える場所


分からなきゃいいかななんて揺れている

他人ではないのね痛みまだ分かる


別れたいのに別れられずに続く仲

お別れも悲しくないという褒美

寂しさもあるが喜ばしい別れ


・わざと穴あけて今度は縫えと言う


忘れたいことはちゃーんと覚えてる

忘れたらそれもまた良し皆捨てる

忘れてた思い出そっと仕舞い込む

忘れてた夢がひょっこり現れる

忘れてるだろう記念日誕生日

忘れてるだろう言葉に惑わされ

忘れ物届ける為の一時間

教えてくれた母はとっくに忘れてる

貸す方はそう簡単に忘れない

やりかけて上に積まれて忘れられ


渡したら最後返して貰えない


私が居なくなっても咲く花よ

私を多忙にさせているのはこの私

・私とは違うあなたのはかり方

私とは違うタオルの絞り方

私にも言っていたよね好きだって

・あーこれが私なんだと人を見る

あなたでいいやはりあなたがいい私

あなたの為はすべて私の為になる

あなたも私も変われないって思えた日

かわいそう私を責めてばかりいる

ぶっちゃけて私なんかに言わないで


笑い顔いいよねシワも許せちゃう

・笑う門三日待っても来ない福

笑って延びた寿命分だけ若くいる

笑ってる時もありますうちの犬

あれもこれもいずれ笑いになる話

あんなこともあったわねって笑いたい

そこはホラぐっと堪えて目で笑う

大木のみんな知ってる泣き笑い

出来なくても笑ってられることが増え


悪いことすぐ忘れるという特技

悪いことすべて忘れた良い笑顔

悪いことみんな蹴散らし獅子が舞う

悪いこと忘れる為に早く寝る

・悪いとこそれもあなたでそれでいい

*悪いとこ直せばあなたじゃなくなるわ

悪いとこばかり目立ってよく似てる

悪いニュース浴びて成長する子供

・悪いのは酒か夫かもう寝てる

悪口を聞かずに生きている平和

悪くても合わせていたらいい相性

・悪人も少しいるので鍵をかけ

弁護士は悪人守る人と言う


我生きる今この時を過去にして

2023年01月更新



風香の川柳-似てる句を拾い集めて♪

[1あ行] [2か行] [3さ行] [4た行] [5な行] [6は行] [7ま行] [8や行〜]

[タイトル別に拾い集めて♪] [変更した句♪] [川柳の小部屋一覧]

パート1 「あ行」 明日. あなた. アドバイス. 甘い. 雨. いい子. 家. 医者.  いずれ. 犬. 命. いびき. 今. いろんな面. 宇宙. 噂. 運動. 絵. 園児. 円満. 送り出す. 怒る. お世辞. 終わる. 


明日は我が身人のことなど言えません〜s12=川柳12
明日は我が身いいことだけにしておこう〜s12

あなた好き偉いあなたはもっと好き〜s2
あなたとの同じ思い出綴る春〜s6

あなたの手借りたらきっと飛べるはず〜s9
・あなたの為はすべて私の為になる〜s6

あなたらしさ出せて初めてあなたです〜s12
あなたらしくこの世で生きるのが定め〜s7

あなたが居て今の私がここにある〜s11
あなたも私も変われないって思えた日〜s9
あなただけ私の分も年を取り〜s4

あなたってやっぱり素敵だと思う〜s10
あなたでいいやはりあなたがいい私〜s8

ただ聞いて欲しい話にアドバイス〜s4
その時の気分でしてるアドバイス〜s2

甘そうな顔して見てる渋い柿〜s2
甘そうな顔して笑う渋い柿〜s6

降る雨が一歩秋へと向かわせる〜s5
雨降ってページ一枚めくる秋〜s5

友達の前で息子はいい笑顔〜s6
インコにはちゃんとあいさつしている子〜s6

自宅では寝てる夫の仕事好き〜s6
七人の敵から解放される家〜s6

薬より医者との会話良く効いて〜s1
聴診器幼子の風邪良く効いて〜s1
大丈夫医者が言うからもう元気〜s4

主治医から異常はないと見放され〜s7
今までの集大成と医者は言う〜s12

どちらでもいいよいずれは終わる旅〜s12
どちらでもいいよいずれは消す記憶〜s11

芸をして人と一緒に暮らす犬〜s5
毛染めされ人の気分で暮らす犬〜s5

あしたかも百かも命終わる時〜s8
いつ死なせてやろうか神も迷ってる〜s8
限られた命無限じゃない時間〜s10

大きなイビキふすま一枚通りぬけ〜s11
眠ろうとしたら聞こえて来たいびき〜s1

今までのどの時よりも今がいい〜s12
時間よ止まれどんな今でも今がいい〜s8

立方体いろんな面を持って人〜s9
その時々いろんな顔を持って人〜s11

宇宙人位に思いあきらめる〜s2
宇宙人くらいに思うことにする〜s2
宇宙人と時々思う世代の差〜s1

うわさ話伝言ゲームみたいだね〜s2
うわさなどどこ吹く風と聞かぬ耳〜s1
黙っててと昨夜の話もう耳に〜s2

運動は得意だったとおばあちゃん〜s3
運動の話になるとばあちゃんの 駆けっこ自慢で終わる食卓〜t3

太陽がいつもニッコリ娘の絵〜s5
一年になった子が描くお星様〜s6

公園で園児集める笛の音〜s11
遊んでる園児集める笛の音〜s2

円満と言う二文字にする妥協〜s2
歩み寄るしかない一つ屋根の下〜s10

ぶつからないように合わせる家の中〜s10
何も言わず黙って笑い丸く生き〜s5

行ってらっしゃい皆出た後の家が好き〜s2
行ってらっしゃい後は私の時間です〜s7

子を送り出せば半分仕事終え〜s2
見送ってホッと一息お茶を飲む〜s6
みな出かけひとり食事が美味しくて〜s7

送り出し時計静かに時刻む〜s3
送り出し一人っきりという至福〜s3

怒り出す時は決まって二人だけ〜s7
我慢したのね私の前で噴火する〜s12

そんなつもりない言葉にも言いがかり〜s10
吠えられた小さな器吠え返す〜s7

家でする弱い夫のうさ晴らし〜s4
黙っていたらふくれっ面とまた怒る〜s4

人だけを責めるあなたの悪い癖〜s4
人前でおんなじことが言えますか〜s4

お世辞より良いとこ見つけただ話す〜s7
頂いたお世辞お世辞ですぐ返し〜s2

終わるまで修業と思い時を待つ〜s12
終わるまでジッと座って耐える時〜s9

夏休み終われば家に居なくなる〜s9
夏休み終えて疲れを癒す日々〜s4

パート2 「か行」介護. 掛け声. 過去. 家族. 体. 変わる. 漢字. 聞く. 着ぐるみ. 傷付く.  客. 距離. 禁煙. 結婚. 言葉. このまま. これでも.


病名が分かって介護一年生〜s11
長期戦の介護一日無事に過ぎ〜s11

掛け声を独り言だと注意され〜s1
言っていた掛け声孫に指摘され〜s12

過ぎた過去引き出し息子責める父〜s6
もう済んだ話持ち出し怒る親〜s2
反論に過去のことなど言って来る〜s2

じじばばも子もいた猫も犬もいた〜s11
お祭りのような騒ぎでみんな居て〜s11
大木のみんな知ってる泣き笑い〜s11

みんな出て行き今は合わない者同士〜s11
増えて行き次第に減って行く家族〜s1

体にいいからと食べてはまた太り〜s1
体にいいからとまた買う無駄遣い〜s3

体より痛む心が気に掛かる〜s1
体より心に残る痛み増え〜s1

神様とした約束はもう忘れ〜s3
空気だと言ってたけれどある別れ〜s5
あしたには変わってしまう心です〜s7

パソコンを覚えた指が字を忘れ〜s4
使う場がなくて漢字は日々薄れ〜s7

・ただ聞いて欲しい話にアドバイス〜s4
ただ聞いて笑っていたら済む話〜s11

前聞いた忘れた母の長話〜s1
遮って前聞いたとは言えません〜s2
何度も聞いた話相槌打っている〜s10

着ぐるみがどうのこうのと言う見た目〜s12
どんな着ぐるみ着てるみたいなそんな外見〜s12

傷付けて傷付けられてライバルで〜s2
近付いて傷付けられて傷付けて〜s12
傷付けてもいいよ傷付けずに済んだ〜s11

お客さんになって時々来る我が子〜s12
お客さんみたいな子どもやって来る〜s11

距離を置くことも大事ね長い距離〜s10
距離おいてそっと見ている夫婦愛〜s11

良い夫単身赴任してた頃〜s4
ほどほどの距離が取り持つ夫婦仲〜s4

一緒には居ない努力をして元気〜s10
喧嘩しない思えば顔も見ていない〜s3

禁煙がまた不機嫌にさせている〜s3
・禁煙はやめたと強気の弱い意志〜s3

寂しさに負けまた失敗する結婚〜sk2
寂しくてまた結婚をしてしまう〜s2
寂しくてつい結婚をしたくなり〜s2

仲良しも口を開けば傷が付く〜s1
言ってよと言うから言えば怒る人〜s2
おかしいと聞かれ言葉を探してる〜s2

まず聞いてトゲ抜いてから出す言葉〜s1
本当のことを言ったら切れる縁〜s1

ここに居たらずっとこのまま嫁(妻.夫.親)のまま〜s12
このままじゃ定年は無い妻(夫.嫁.親)のまま〜s12
家に居たらずっと子のまま親のまま〜s1

これでもかこれでもかって教えてる〜s12
・これでもかこれでもかって試される〜s11

パート3 「さ行」財布. 坂 .捜し物. 試合. 字余り. CM. シナリオ.  脂肪. 姑. 授業. 趣味. 正直. 知らぬが仏. 信号. 水面. 末っ子. 住む. ストレス. 成長. 接待. 相談. それでも.


財布から長居無用と直ぐ出掛け〜s2
サイフのひも締めて出掛ける特売日〜s2

坂道の天へと続く良い眺め〜s12
上り坂の爽快感が止まらない〜s12

捜し物出て来た時はすでにゴミ〜s2
捜し物出て来るまでの重い価値〜s10

試合の結果聞かないのって勝った時〜s3
様子見て勝った時だけ聞く試合〜s3

字余りにしても言葉は譲れない〜s9
中八でないと想いは語れない〜s6

CMのこすらず落ちるでまた買って〜s2
使いかけの洗剤増やすコマーシャル〜s1

シナリオは書き換えるのが秘訣です〜s1
シナリオをまた書き換えて今日を生き〜s4

いざという時の脂肪を蓄える〜s11
蓄えも少しは欲しい体脂肪〜s7

夫への愛は負けそうお母さま〜s6
母親の前で夫はまだ良い子〜s5

授業中静かと思えばEメール〜s1
授業中静かにラインしています〜s1

まじめに主婦しておろそかになった趣味〜s7
復活した趣味は程々念を押す〜s12

正直に言ってはダメと念を押す〜s10
ハラハラドキドキ何を言うやら児の言葉〜s5

知るよりも知らぬが仏楽でいい〜s2
知らぬが仏何も知りたくありません〜s7

信号が青なら乗れる終列車〜s6
信号機遅刻覚悟で待っている〜s8

水面に落ちてしばらく咲いてます〜s8
まだ咲いていたくて落ちた水の上〜s8

末っ子の悲劇演じる親の前〜s3
末っ子の泣かされ上る演技力〜s4

末っ子の当たる所のない辛さ〜s2
末っ子は聞くのも得意母のグチ〜s6
末っ子に甘いホローは姉がする〜s7

住みよいと言った日本は過去のこと〜s1
安全で住みよい日本過去のこと〜s1

我慢していたのね家で荒れている〜s5
幸せじゃないのねすぐにケチをつけ〜s5
まだ夫諦めないで言う文句〜s6

参観日遅刻するなと子に言われ〜s2
うっかりママでしっかり者の子に育ち〜s3

接待漬け語呂もいいし美味しそう〜s1
接待漬け美味しそうだし語呂もいい〜s1

相談と言うが決心してる彼〜s3
相談され文句言われたアドバイス〜s2

それでもいいと言う人だけでいいじゃない〜s10
拾ってくれる神もいるさと歩き出す〜s8

パート4 「た行」 太陽. 蓄え. 助け舟. 頼み. 違い. 敵. 同級.  トゲ. てるてる坊主. 天気. 動物園. 年. 取り敢えず.


太陽は出ていないのに暖かい〜s1
太陽は出てるはずだが雲の上〜s1

蓄えも少しは欲しい体脂肪〜s7
いざという時の脂肪を蓄える〜s11

何艘も持ってる母の助け舟〜s8
やたらには出さない母の助け舟〜s8
お互い様とそこまで来てる助け舟〜s8

頼みたい時は笑顔でやって来る〜s1
頼みに来る時まで待って子を注意〜s1

伝わらない言葉はすぐに持ち帰る〜s9
無駄でしかない言い訳は止めておく〜s9

あなたとの考え思い夢のズレ〜s10
平等の文字など無駄な石頭〜s5

七人の敵から解放される家〜s6
七人の敵と談笑した疲れ〜s4

変わるほど話題性ある同級会〜s2
同級会声を聞いたら思い出す〜s2

よく見ればトゲもあります薔薇の花〜s1
気高さもトゲも愛して欲しい薔薇〜s10

ひと手間を掛けて言葉のトゲを抜く〜s7
まず聞いてトゲ抜いてから出す言葉〜s1

てるてる坊主晴れてニッコリいい笑顔〜s7
てるてる坊主続く雨では荷が重い〜s2

お天気に振り回されて癒されて〜s7
振り回してみたい今度はお天気を〜s7

動物園見に来た人が見られてる〜s1
動物園見られてる人見てる人〜s2

人前で年はいくつと子に聞かれ〜s1
子の年を話して年は鯖読めず〜s2

年いくつになっても若い頃のまま〜s6
向けられたカメラ童女も顔を出す〜s7

取りあえずここは頭を下げておく〜s1
取りあえずこの場はハイと言っておく〜s1

パート5 「な行」 流れ星. 猫. 似る.


流れない星も時々祈られる〜s4
流れ星急に願いと言われても〜s4
流れ星去ってため息一つする〜s6
夜の空願いかなえる星が来た〜s6

難題が時折見せるその尻尾〜s12
難題が教えてくれるお人柄〜s1

ひざの上に乗せているけど猫嫌い〜s1
擦り寄られ頭なでてる猫嫌い〜s6

ただ猫と触れ合ってたら通り過ぎ〜s10
ただ猫に触れて一緒に居たいだけ〜s10

屋根裏でこっそり猫が育てた仔〜s10
手のひらに乗せた子猫の離乳食〜s10
我が子のように育て育った猫のクロ〜s9

娘は美人と褒められ母似だと言われ〜s2
娘を美人と誉めて聞かれた父さん似〜s2

パート6 「は行」 話す. 引く. ひと手間. 百. 服.  封印. 夫婦. 弁当. ボーナス


話すのはみんな内緒のつもりだね〜s9
人に言うと思っていないから話す〜s11

聞く耳を持たない人と話し合い〜s10
第三者居ない時には話せない〜s12

前言ったことは忘れてまた自慢〜s2
聞き飽きた話私も話してる〜s7

引き出しに仕舞った過去に触れてみる〜s8
引き出しにもう懐かしくなった過去〜s10

ひと手間を掛けて時間を取り戻す〜s12
ひと手間を惜しんで掛けて来た時間〜s12

百円であ〜潤いのある暮らし〜s6
百円の物が増えてく狭い家〜s3

暑くても見せられなくて着てる服〜s3
先ず脂肪脱いでから着る春の服〜s2

子に服借りついでに若さ借りて着る〜s2
お下がりの娘の服で褒められる〜s11
この服は小さいでしょと子にせがみ〜s2

ついて来た子の服ばかり買わされる〜s3
変だったら母が着るさと買う娘〜s2
母娘一緒に映す試着室〜s7

捨てて来た想い集めて封印し〜s5
捨てて来た想い集めて封をする〜s5

その先を夫婦で見てる違う夢〜s6
幾度の危機乗り越えてまだ夫婦〜s5

縁あって出会えた人と今も居る〜s9
運がいいのか今もこの家住んでいる〜s5

弁当に嫌いな物をそっと入れ〜s2
弁当に嫌いな物をひとつ詰め〜s2

ボーナスを見なきゃ決まらぬスケジュール〜s1
スケジュールボーナス見なきゃ決まらない〜s1

パート7 「ま行」 舞う. 満期. 目. 眼鏡.


舞い終えてお獅子ニッコリ福を呼ぶ〜s12
舞い終えて福神様を待つお獅子〜s12

一年満期まだ生きるのと笑われる〜s12
一年満期生きるつもりと怒られる〜s12
一年満期生きる気かよと責められる〜s12

痛む目に無理させ本を読ませてる〜s8
まだダメと酷使した目のストライキ〜s7
倍返しされないうちに目を休め〜s12

すぐどこか行っちゃうメガネ捜す母〜s1
ないなあと捜すメガネはおでこです〜s5

パート8 「や行〜」 口約束. やる. ゆっくり. 夢. 夜更かし. 嫁. 嫁姑.  喜び. 理不尽. 若作り. 悪い.


遊園地目にした時の口約束〜s3
また今度子供も当てにしなくなり〜s4

やらないでいたら自分でやっている〜s10
やりたいことは何があってもやれるんだ〜s10
留守中は夫自分でやっている〜s5

やらない理由ばかり並べたコレクション〜s12
やらない理由ばかり並べて展示会〜s12

ゆっくりと歩いて行けば見えて来る〜s9
ゆっくりと行けばゆっくり過ぎる時〜s9

夢の中いい句出来たがメモ忘れ〜s2
夢の中メモも取れずに句は消える〜s2

夜更かしで明日の体調もう読めた〜s2
夜更かしのせいよ体に攻められる〜s9
遅くまで起きてたことを悔やむ朝〜s7

嫁が金取ったと言わぬボケてない〜s1
嫁が金取ったとはまだ言ってない〜s1

鬼ばばと鬼嫁どおりで馬が合い〜s2
困ったら義母を味方に敵討ち〜s2

姑の話し相手という仕事〜s10
夫より義母と一緒に居た時間〜s5
息子より嫁の私がいいみたい〜s10

喜びは二倍悲しみ癒す満月〜s1
喜びも悲しさも倍にする満月〜s1

理不尽に慣らされたまま終わらない〜s12
理不尽に慣れてボチボチご返却〜s12

若い気も無理はきかない若作り〜s1
若者とやっぱり違う若作り〜s1

悪いとこ直せばあなたじゃなくなるわ〜s1
悪いとこそれもあなたでそれでいい〜s12




風香の川柳-変更した句♪

[タイトル別に拾い集めて♪] [似てる句を拾い集めて♪] [川柳の小部屋一覧]

2023.4-変更した句♪


寂しさに負けまた失敗する結婚〜sk2=川柳-あいう...順→寂しくてまた結婚をしてしまう〜s2=川柳2

2023.1.12までに-変更した句♪


・鬼の面金棒持つ手が震えてる〜s12=川柳12→鬼の面金棒持つ手震えてる

お風呂場で川柳ゆったり読み返す〜s12→川柳を風呂でゆったり読み返す

・逃げようかそれとも無難に泣き寝入り〜s12→逃げようかそれか無難に泣き寝入り

まあきれい私を迎えてくれる花〜s12→まあきれいそっと迎えてくれる花

孫の名は言えなくなっても未だ笑顔〜s12→孫の名は言えなくたって未だ笑顔

ママとおでんわ充電完了孫元気〜s12→ママとおでんわ充電済んで孫元気

もう子には言うまい私の負の記憶〜s12→もう子には言わなくていい負の記憶

・頑張っているから応援したくなる〜s11→頑張っていると応援したくなる

・短冊にあなたと私の夢ひとつ〜s11→短冊にあなたと私夢ひとつ

お互いの力に感謝の嫁姑〜s10→お互いの力に感謝嫁姑

追った目に焼き付いたままでいる花火〜s10→目で追ったあの日の花火まだ残る

お手紙にあの日のあなたと風車〜s10→お手紙にあの光景と風車

・隠すことじゃないけど言うことでもないね〜s10→隠すことじゃないし言うことでもないね

・困らせてみたくてう〜んと尽くしてる〜s10→困らせてみようかなんて尽くしてる

幸せはあなたのお陰という笑顔〜s10→幸せはあなたのお陰いい笑顔

しあわせは忘れた人からやって来る〜s10→しあわせは忘れた人にやって来る

・それでもいいと言ってくれる人だけでいい〜s10→それでもいいと言う人だけでいいじゃない

パソコンが心の隙間に温い風〜s10→パソコンが心の隙間温い風

パソコン三昧したらと子連れでパパスキー〜s10→パソコン三昧してと子連れでパパスキー

良いことが私の元から離れない〜s10→良いことが私の元を離れない

・誤った地球の未来の選択肢〜s9→誤った地球の未来選択肢

心にスッと入る言葉に癒やされて〜s9→心癒した言葉いつしか刻まれる

心にも秋が来たよう十九日〜s9→心にも秋が来たようすぐ彼岸

・この体使って生きるという使命〜s9→この体使い生きるという使命

これ以上心寒くはしたくない〜s9→傷を負う前にその場を切り上げる

まだ夏の疲れも癒えぬまま多忙〜s9→まだ夏の疲れ癒えないまま多忙

・もう少し私のあなたでいて欲しい〜s9→私のあなたでもう少しだけいて欲しい

飛ぶ時期を人には告げず渡り鳥〜s8→飛ぶ時期を人に告げずに渡り鳥

前髪をあの娘も斜めに切っている〜s8→前髪をあの娘も斜め切っている

愛想良くニッコリ心でアカンベエ〜s7→愛想良くニッコリ心アカンベエ

・娘の部屋はプーさん一家も住んでいる〜s7→プーさん一家も娘の部屋に住んでいる

・贅沢は言わず何でも食べてみせ〜s7→贅沢は言わない全部食べてみせ

贈る人の心とお守り届けられ〜s6→贈る人の思いお守り届けられ

・おばちゃんの似顔絵可愛く娘の絵〜s5→おばちゃんのお顔可愛く娘の絵

・決められず立ち止まってる分かれ道〜s5→決められなくて立ち止まってる分かれ道

・どうしよう隣の洗濯物に雨〜s5→お隣の洗濯物に雨が降り

・入った蚊に刺され払えずした運転〜s5→入った蚊に刺され放題した運転

お弁当作れず渡す五百円〜s4→お弁当代わりに渡す五百円

・誤字脱字人生間違いだらけです〜s4→人生は間違いだらけ誤字脱字

電車待つばあちゃん見かねて草を取る〜s4→電車待つばあちゃん見かね草を取る

・味方にも時には敵にもなる夫〜s4→味方にも時には敵になる夫

水入り出るに出られぬ耳の中〜s4→水入り出るに出れない耳の中

・読めたので書けると思っていた漢字〜s4→読めたので書けると漢字書いてみる

我が身かも知れぬ非難をまたしてる〜s4→我が身かも知れない非難またしてる

会話など気にせぬ咳が出て困り〜s3→会話など気にしない咳出て困り

・禁煙はやめたと強気の弱い意志〜s3→禁煙はやめたと強気弱い意志

狭い家百円ショップで物が増え〜s3→百円の物が増えてく狭い家

人前で意見は言わずあとで言う〜s3→人前で意見言わずに後で言う

・増えた年数えず祝う誕生日〜s3→誕生日祝って年は数えない

おかしいと聞かれおかしいとは言えず〜s2→おかしいと聞かれ言葉を探してる

夫のすね太くて良かった子沢山〜s2→夫のすねいいね太くて子沢山

・鬼恐く節分休むと言う娘〜s2→節分は園を休むと言う娘

親になり諺の嘘に気が付いた〜s2→親になり諺の嘘気が付いた

・外国語何時まで経っても外国語〜s2→外国語幾ら経っても外国語

・傷口を埋めてくれる人開く人〜s2→傷口を手当てする人開く人

・声だけが花だったりして電話口〜s2→声だけが花だったりの電話口

・銀行マン大奥様はと無愛想〜s2→大奥様はと愛想の無い銀行マン

・この財布居心地悪いか長居せず〜s2→財布から長居無用と直ぐ出掛け

御老体横領してまで何を買う〜s2→御老体横領をして何を買う

・CMのこすらず落ちるでまた買って〜s2→CMのこすらず落ちるまた買って

・地震にも気付かず娘よく眠る〜s2→地震にも気付くことなくよく眠る

下の子の反面教師の第一子〜s2→下の子の反面教師第一子

少子化で児の友近所のおばあちゃん〜s2→少子化で児の友横のおばあちゃん

白雪姫ママより美人と鏡見る〜s2→白雪姫ママより美人鏡見る

・好きだったのはこの主人とアルバム見る〜s2→好きだったのはこの夫とアルバム見る

店員に迷子と言ったか呼び出され〜s2→店員に迷子と言って呼び出され

喉元過ぎ懐中電灯見当たらず〜s2→懐中電灯喉元過ぎて分からない

春の日浴び忘れたケータイ鳴り響く〜s2→春の日浴び忘れたスマホ鳴り響く

人前で元気な顔する四十代〜s2→人前では元気な顔の四十代

品行方正と不安気に言う夫〜s2→品行方正不安気に言う夫です

・不細工は寝不足と服のせいにする〜s2→不細工は寝不足のせい服のせい

振り向けば後ろで子供も爪を噛み〜s2→振り向けば子供も爪を噛んでいる

・弁当持ち給食懐かしがる息子〜s2→お弁当見ては給食懐かしむ

孫巣立ち靴磨く祖母の仕事減り〜s2→孫巣立ち靴磨く祖母仕事減る

待たされて聞き入る電話のオルゴール〜s2→待たされて聞いた電話のオルゴール

あの高校制服ないから嫌なんて〜s1→制服がない高校は嫌と言う

・苦しくてうっかり忘れていた笑顔〜s1→苦しくて笑顔うっかり忘れてた

・ことさらに思い出作りと友に会い〜s1→思い出は作るものよと友に会い

昨年の枯れ草新芽に邪魔をされ〜s1→枯れ草が退けと新芽に邪魔をされ

さりげなく上手に内情聞いて行く〜s1→さりげなく上手く内情聞いて行く

・柔軟な心ひび割れなど知らず〜s1→柔軟な心ひび割れなどしない

授業中静かと思えばEメール〜s1→授業中静かにラインしています
元の句はそのまま残して追加!↑

・情に負けず心を鬼にする勇気〜s1→情に負けずに心を鬼にする勇気

・人生のつり橋渡っている途中〜s1→人生のつり橋渡る途中です

接待漬け語呂もいいし美味しそう〜s1→接待漬け美味しそうだし語呂もいい
元の句はそのまま残して追加!↑

・たたいたり温めたりして開けるビン〜s1→温めたり叩いたりして開けるビン

・注意など聞かぬ頭は何思う〜s1→注意など聞かない頭何思う

・乗り越えた困難の先にある自信〜s1→乗り越えた困難先にある自信

ボーナスを見なきゃ決まらぬスケジュール〜s1→スケジュールボーナス見なきゃ決まらない
元の句はそのまま残して追加!↑

・夢破れジューンブライドはただの梅雨〜s1→夢破れジューンブライドただの梅雨

嫁姑問題修業とアドバイス〜s1→嫁姑修業だよってアドバイス

私だってまだまだ咲いてる四十代〜s1→私だって未だ咲いてる四十代
元の句はそのまま残して追加!↑

2023.1.8までに-変更した句♪


お財布とバック今年の干支を付け〜s11→お財布とバッグ今年の干支を付け

着膨れてうかつに入った喫茶店〜s10→着膨れてうっかり入る喫茶店

・写真写り良過ぎたリンゴの照れ笑い〜s10→写真写り良過ぎたリンゴ照れ笑い

振袖とメイクがきれいという日記〜s10→振袖とメイクきれいという日記

蛇口ひねるようにはいかぬ雨である〜s9→蛇口ひねる様にいかない雨だから

どのカード引いてもやはりあるドラマ〜s9→どのカード引いてもそこにあるドラマ

干し終えて見上げた空の青が好き〜s7→干し終えてホッと一息空の青

・最後には結局お金の話です〜s6→最後にはやはりお金の話です

初夢はまだ見れぬまま二日過ぎ〜s6→初夢をまだ見ないまま二日過ぎ

病気にはなりたくたってなれぬ主婦〜s6→病気にもなれない主婦という仕事
オマケ↓(こちらも追加!)
病気することも出来ないなんて主婦

骨折れて存在知らせてくれた足〜s6→骨折れてあると知らせてくれた足

もう寝てる車の中でも寝てたパパ〜s6→車でも寝ていたパパがもう寝てる

・色のない冬の雨では絵にならず〜s5→色のない絵にもならない冬の雨

・記憶にはないが前世はあるらしい〜s5→記憶にはないけど前世あるらしい

・さよならもせずに夕陽がまた沈む〜s5→さよならもしないで夕陽また沈む

知りたくはないのに教えてくれる人〜s5→知りたくない事を教えてくれる人

たたいたり持ち上げたりして買うスイカ〜s5→持ち上げたり叩いたりして買うスイカ

・陽の入りも陽の出も静かに待つ葉っぱ〜s5→陽の入りも陽の出もじっと待つ葉っぱ

・もう駄目と言うが息子はまだ元気〜s5→もう駄目と言っても息子まだ元気

アサガオも夏休み終え学校へ〜s4→夏休み終えてアサガオ学校へ

・産んだ親知らず卵は並べられ〜s4→産んだ親知らずに卵並べられ

倒された自転車風に逆らわず〜s4→倒された自転車風に身を任せ

・父に似た息子よく似ている孫で〜s4→父に似た息子またよく似てる孫

作る句の中にストレス封印し〜s4→ストレスを封印しては句を作る
オマケ↓(こちらも追加!)
封印した思い句にして吹き飛ばす

付けた名の漢字が意味を自己主張〜s4→名前に込めた親の思いが自己主張

長電話話の続きはまた明日〜s4→長電話あとの続きはまた明日

入院でもしなきゃ休めぬ家事育児〜s4→入院でもしないと続く家事育児
オマケ↓(こちらも追加!)
入院でもしたら休める家事育児

当たりとあるアイスの棒は捨てられず〜s3→当たってるアイスの棒のコレクション

いい点を取ったら買うと悔やむ祖父〜s3→いい点ならとした約束を悔やむ祖父

毛糸玉編まれず暇を持て余し〜s3→いつまでも待って夢見る毛糸玉

高原でそっとすくって吸う空〜s3→高原でそっとすくって深呼吸

ゴミ出しを考え買えなくなった品〜s3→ゴミ出しを思い買えなくなった品

飛んでいるトンボの邪魔にならぬよう〜s3→トンボの邪魔しない様にと遠回り

恥じらいがまだ着膨れになりきれず〜s3→恥じらいが中途半端に着膨れる

八割は使わず並んでいる食器〜s3→並んでる食器八割使わない

非常食食べられるうちに食べ尽くす〜s3→期限以内に食べてまた買う非常食

一人っていいよね家族送り出し〜s3→送り出し一人っきりという至福

吹く風が覚悟してねと葉を落とし〜s3→吹く風が覚悟してねと葉を落とす

辞めて困る人だけ希望退職し〜s3 →辞めたら困る人は退職希望する

夕食が済んで帰らぬ子が二人〜s3→夕食済んでまだ帰らない子が二人

優等生持つ親知らぬ子の悩み〜s3→優等生の親は知らない子の悩み

頂いたお世辞はお世辞ですぐ返し〜s2→頂いたお世辞お世辞ですぐ返し

頂いたたくあん主役で花が咲き〜s2→頂いたたくあん主役花が咲き

妹は諦め兄の子待ってる児〜s2→妹はやめて兄の子待ってる児

遠距離を知らずに話す電話口〜s2→遠距離と知らず話している電話

鬼さえも恐れぬ人が医者恐れ〜s2→鬼さえも恐れないのに医者恐れ

おばさんて言うけどいくつと年聞かれ〜s2→おばさんて言うけどいくつ年聞かれ

外泊に親お気に入りの友を出し〜s2→外泊に親の気に入る友を出す

・聞かされて深みにはまった悩みごと〜s2→聞かされて深みにはまる悩みごと

首に綱代わりにケータイ持たせとく〜s2→首に綱代わりにスマホ持たせとく

五歳の孫にもう忘れたのと注意され〜s2→五歳の孫にもう忘れたと注意され

式決まり輝き増す娘にへこむ父〜s2→式決まり輝き増す娘へこむ父

食べるのが賞味期限に追いつけず〜s2→賞味期限までに食べると忙しい

提出物計画表だけ誉められる〜s2→提出物計画表は誉められる

テストの点悪いとゲーム機雲隠れ〜s2→成績が下がりゲーム機雲隠れ

何もかも分った気になる十五歳〜s2→何もかも知った気になる十五歳

生足にお日様ちょっぴり照れて差し〜s2→生足にお日様少し照れて差し

羽伸ばし過ぎて戻れぬ元のさや〜s2→羽伸ばし過ぎて元には戻れない

・過去ばかり見ていて未来まだ見えず〜s1→過去ばかり浮かび未だ見えない未来

・決心も情には勝てぬ別れぎわ〜s1→決心も情に勝てない別れぎわ

弱点を知って涙は見せられず〜s1→弱点を知って見せられない涙

視力落ち代わりに良くなる心の目〜s1→落ちて行く視力に代わる心の目

好きと言うあの日の気持ちに嘘はない〜s1→好きと言うあの日の気持ち嘘はない

人の悪い話と自分の良い話〜s1→人の悪い話自分の良い話

メモなしの買い物三つがいいところ〜s1→メモなしの買い物五個がいいところ

・元の箱出してしまえば収まらず〜s1→元の箱一度出したら入らない

忘れてた傷口無惨に開かれる〜s1→忘れてた傷口無惨開かれる

2022.12.28までに-変更した句♪


大丈夫すでに心は春だから〜s8→大丈夫すでに心は春の中

待っている変わらぬ意思に困り果て〜s8→変わらない意思が待ってて困り果て

・おさまらぬ腹の虫にも食べさせる〜s7→おさまらない腹の虫にも食べさせる

・主治医から異常はないと見離され〜s7→主治医から異常はないと見放され

言葉にしてくださいあなた見たいから〜s6→言葉にしてくださいあなた見てみたい

・断れず作り笑顔がハイと言う〜s6→断れない作り笑顔がハイと言う

中八でないと語れぬこの想い〜s6→中八でないと想いは語れない

・かも知れぬばかりが浮かぶシャボン玉〜s5→かも知れないばかりが浮かぶシャボン玉

久しぶりに会えば分からぬほど太り〜s3→久しぶりに会えば太って分からない

飽きぬ味と書いてあるけどもう飽きた〜s2→飽きない味と書いてあるけどもう飽きた

・じゃあまたと言って終わらぬ立ち話〜s2→ じゃあまたと言っても続く立ち話

・大家族ボタンの主が見つからず〜s2→大家族ボタンの主が分からない

・同級会声を聞いたら思い出し〜s2→同級会声を聞いたら思い出す

・恥じらいを置いて来たのか見つからず〜s2→恥じらいは何処に置いたかあら不思議

春来ても脂肪脱げなきゃ服脱げず〜s2→先ず脂肪脱いでから着る春の服

久々で替えたタイヤは目を回し〜s2→久々で替えたタイヤは目を回す

太ること気にせぬ妻が気に掛かり〜s2→気掛かりは見事な妻の食べっぷり

降り続く雪と休日格闘し〜s2→休日は雪と格闘して終わる

目の前に学校あるから遅刻して〜s2→目の前が学校だから遅刻する

・もう顔が化粧品など欲しがらず〜s2→もう顔は見向きもしない化粧品

・夢の中いい句出来たがメモとれず〜s2→夢の中いい句出来たがメモ忘れ
オマケ↓(こちらも追加!)
夢の中メモも取れずに句は消える

夜勉強すると寝た子が夜も寝て〜s2→夜勉強すると寝た子が夜も寝る

怒ってる静まるまでは近寄らず〜s1→怒ってる静まるまでは離れてる

八分目お腹も心も丁度良く〜s1→八分目お腹心も丁度いい

無理難題言われる親も成長し〜s1→無理難題言われ成長してる親

2022.12.22までに-変更した句♪


噛まずにはいられぬ飴のその寿命〜s10→噛まずにはいられない飴その寿命

家族だとすぐわかっちゃう顔と顔〜s8→家族だとすぐ分かっちゃう顔と顔

昨日までの迷いは見えぬ妻の肩〜s7→昨日までの迷いが消えた妻の肩

使う場を持たぬ漢字で日々薄れ〜s7→使う場がなくて漢字は日々薄れ

ストライキ起こされる前の休肝日〜s5→ストライキされないうちに休肝日

行って来ます皆出た後の家が好き〜s2→行ってらっしゃい皆出た後の家が好き

押し付けず勝手にすればマイブーム〜s2→押し付けないで勝手にすればマイブーム

・弁当に嫌いな物をひとつ詰め〜s2→弁当に嫌いな物をそっと入れ

家に居たら子どものままで成長し〜s1→家に居たらずっと子のまま親のまま

お散歩の足元照らす春の月〜s1→お散歩の足元そっと照らす月

2022.12.20までに-変更した句♪


血液型で性格勝手に決めている〜s5→血液型であーだこーだと決められる
オマケ↓(こちらも追加!)
A(B.O.AB)型であーだこーだと決められる

捨てて来た想い集めて封印し〜s5→捨てて来た想い集めて封をする←追加
元の句はそのまま残して追加!↑

小さな蚊によって苦しめられる人〜s5→生活をまた脅かす小さな蚊

普段着は飾らぬ元気な君が好き〜s5→普段着はいつも元気な君が好き

水ないと知らせるすべを知らぬ犬〜s5→わーん水とかって吠えて欲しかった

命の水時には命を落とす水〜s12→命の水時には命脅かす
元の句はそのまま残して追加!↑

聞くことを思い出してる電話中〜s6→電話中思い出そうと上の空

仏壇に頼めばかなうと児は信じ〜s5→仏壇で願い叶うと児は信じ

やることが済むまで趣味に手は出さず〜s5→やることをみんな済ませてからの趣味

2022.12.10までに-変更した句♪


体より消えなぬ心の痛み増え〜s1→体より心に残る痛み増え
オマケ↓(こちらも追加!)
体より痛む心が気に掛かる

実現せぬ目標掲げ早十年〜s2→実現しない目標掲げ早十年

吸わぬ子が吸い殻拾うゴミ拾い〜s2→吸わない子が吸い殻拾うゴミ拾い

ただ穴が埋まらぬようにするピアス〜s3→ただ穴が埋まらない様するピアス

慣れぬ娘の柿むく手から目をそらし〜s3→柿の皮むく娘の手から目を逸らす

犬も吠え迎えてくれる美容院〜s4→看板犬が迎えてくれる美容院

税金の絞り取られた使い道〜s4→税金の搾り取られた使い道

もう勝てぬ子供相手に腕相撲〜s5→もう勝てない子供相手に腕相撲

雨の中紫陽花になり咲いた夢〜s6→紫陽花の様に咲かせてみたい夢

この胸に入って出ては行かぬ人〜s6→あの日のまま今も私の中に居る

定まらぬ心でいつも揺れている〜s6→定まらない心でいつも揺れている

慌てるのやめたら明日が見えて来た〜s7→明日には見えて来るから慌てない

気付かれぬように記念日通り過ぎ〜s7→ 気付かれない様に記念日通り過ぎ

曼珠沙華の燃えてるような赤い色〜s7→残された暑さ燃やして曼珠沙華

渡したら最後返してもらえない〜s7→渡したら最後返して貰えない

ケータイを忘れ心に空いた穴〜s8→ケータイを忘れポッカリ空いた穴

太陽は上にあるから一眠り〜s8→太陽がまだ高いので一眠り

年明けてもう新しい年の中〜s8→一夜明けもう新しい年の中

冒険が出来ぬ私の服選び〜s8→冒険をしない私の服選び

雪かきをすればまた降る雪をかく〜s8→雪かきを終えてまた降る雪をかく

さ〜乗ってごらんと雲がそこにある〜s9→さあ乗ってごらんと雲がそこにある

夏バテの体にやさしく雨が降り〜s9→夏バテにそっと優しく雨が降り

冬思い出して幸せ浸る夏〜s9→冬思い浮かべ幸せ浸る夏

あ〜これが私なんだと人を見る〜s10→あーこれが私なんだと人を見る

さ〜撮るよ薔薇の匂いをかいでみて〜s10→さあ撮るよ薔薇の匂いをかいでみて

忘れたいことはちゃ〜んと覚えてる〜s10→忘れたいことはちゃーんと覚えてる

あ〜これがあの時蒔いた親不孝〜s11→あーこれがあの時蒔いた親不孝

2022.12.11までに-変更した句♪


・結婚をしたら誘ってもらえない〜s6→結婚をしたら誘って貰えない

いない人の話でやけに盛り上がり〜s5→居ない人の話でやけに盛り上がり

まだ離れぬ末っ子ばかりに言う本音〜s4→まだ離れない子にばかり言う本音

雨に消えた無言の息子の背が消えぬ〜s2→雨に消えた無言の背中まだ残る

安全と思ってんだなマイペース〜s2→安全と思ってるんだマイペース

娘は美人で母似と言われ気を良くし〜s2→娘は美人と褒められ母似だと言われ

慎みと恥じらい途中に置いて来て〜s2→慎みと恥じらい途中置いて来た

取りたての免許命はかけられず〜s2→取りたての免許懸けられない命

痩せるぞの言葉もすでに聞き飽きて〜s2→痩せるぞの言葉もすでに聞き飽きた

夫が適に回れば義母を味方にし〜s2→困ったら義母を味方に敵討ち

風邪で休みたがる子に無情体温計〜s2→体温計お休みしたい子に無情

家族よりお金選んだ人の結末〜s2→家族よりお金優先した末路
オマケ↓(こちらも追加!)
家族より欲を優先した末路

片付けまい仕舞い忘れるよりましで〜s2→仕舞い忘れよりは増しかと動じない

羞恥心なければあまりない恐怖〜s2→私を怖がらせてる羞恥心

食に気を付け過ぎ具合悪い人〜s2→食べ物に気を付け過ぎて悪くなり

捨てるはずの服をまた出し着てる義母〜s2→捨てた服出して今年も着てる義母
オマケ↓(川柳12へ追加!)
着る羽目に今シーズンもなった服

多過ぎる人に地球も持て余し〜s1→多過ぎる人に地球も持て余す

お隣が解体我が家丸見えに〜s1→お隣が解体されて丸裸

片隅に別の人生仕舞いこみ〜s1→片隅に別の人生仕舞い込み

謙遜をそうねとあっさり受け取られ〜s1→謙遜を否定されずに受け取られ

子の喧嘩見てはいられぬ親だから〜s1→見てるのもハラハラ怖い子の喧嘩

この体の中に住んでいる私〜s1→この体借りてのんびり住んでます

この胸に輝く君が今もいる〜s1→この胸に輝く君が今も居る

際限なくまだ次を待つ人の欲〜s1→際限が無いのも辛い人の欲

2022.12.05までに-変更した句♪


いつか夢かなうと信じ掲げとく〜s5→いつか夢叶うと信じ掲げとく

親の恩育てた子供に教えられ〜s5→育つ子に教えて貰う親の恩

かわいい子に旅させられぬ心配性〜s5→可愛い子に旅をさせない心配性

子の成長願いかなえば年も取る〜s4→子の成長願い叶えば年も取る

探し物出て来た時はすでにゴミ〜s2→捜し物出て来た時はすでにゴミ

さわがしいカエルの声もすぐに慣れ〜s5→騒がしい蛙の声もすぐに慣れ

仕方なく買えば出て来る探し物〜s1→仕方なく買えば出て来る捜し物

成功はきっとあとから付いてくる〜s11→成功はきっとあとから付いて来る

太陽になって家族に陽をそそぐ〜s11→太陽になって家族に陽を注ぐ

ただ祈りどう転んでも良い覚悟〜s11→ただ祈りどう転んでもいい覚悟

ただ猫と触れ合っていたいだけの夕暮れ〜s10→ただ猫と触れ合ってたら通り過ぎ
オマケ↓(こちらも追加!)
ただ猫に触れて一緒に居たいだけ

テレビ消す手間よりリモコン探す手間〜s2→テレビ消す手間よりリモコン捜す手間

手をかけていない雑草良く育ち〜s4→手を掛けていない雑草良く育ち

引き受けた見えぬ苦労にする後悔〜s5→引き受けた時は見えないこの苦労

与えられた顔と体で生きている〜s9→与えられた顔と体で生きてます

いい嫁をやめて楽しい嫁稼業〜s2→いい嫁をやめて笑顔を取り戻す
元の句はそのまま残して追加!↑

祈ることないと退屈という悩み〜s5→祈ることないと退屈する悩み

うわさ話伝言ゲームより適当〜s2→うわさ話伝言ゲームみたいだね

怒ってるより恐い母のやさしい声〜s2→怒ってるより恐い優しい母の声

コース変えよ運命だって変えられる〜s7→コース変え少し運命変えてみる

続く雨てるてる坊主にゃ荷が重い〜s2→てるてる坊主続く雨では荷が重い

どことなく福が来たよな気がしてる〜s11→どことなく何だか福が来た様な
オマケ↓(こちらも追加!)
どことなく福がいらした気がしてる

中までは見えぬあなたのその心〜s5→中までは見えないあなたその心

誉められてまっすぐ育って育ち過ぎ〜s3→誉められてまっすぐ育ち育ち過ぎ

盛装した途端お腹も緊張し〜s2→盛装した途端緊張したお腹
元の句はそのまま残して追加!↑

ストーブに給油頼むと使われる〜s2←ストーブが給油まだかとこき使う
元の句はそのまま残して追加!↑

2023年01月更新



☆川柳の小部屋

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