息子達に対しては 祈ることが多かった 怪我をした時も 試験を受けた時も 学校に行きたくないと 言った時も心から祈った
いつもいい子の娘は 何も祈る必要がなかった いつも元気で いつもいい子で 親を困らせることが無かった 親に心配をかけることが無かった 受験の時でさえ心配はしなかった 特別に祈る必要も無かった
担任の先生から 受験した高校がダメだったと聞かされた時 私は祈りました どうか 間違いであって下さいと
悲しんではいないだろうかと 心配している私の思いをよそに 「高校へ行って見て来るね もうこれで行けなくなるから」と 笑顔を見せ出掛けて行った娘
娘は母より強い そして挫折を知った娘は 人の痛みのわかる 優しい娘に成長してくれるに違いない 神様はきっと必要だったから 与えて下さったのでしょう
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