息子が結婚するという 彼女に赤ちゃんが 出来たという 私の夢は膨らんで その中で暴走を始める 夢はすぐ覚めることを 私は知っている 見させて貰えた夢は オマケ 現実だけで感謝感謝 こんなに幸せなことが あるんだと 思わせてくれた 嬉しい出来事
来年の今日も 再来年の今日も 今日と同じ ことをしたいと 思えるような そんな日にしたいな
いつからだろう 親の言うことなど 聞く耳を 持たなくなった息子 息子が素敵過ぎる 彼女を連れて来た 息子は今 彼女に再教育を されようとしている 途中で出来なくなった 私たちの代わりに 彼女色に 染まるであろう息子を 遠くから見ている
嬉しいのと大変なのが いつも セットになっていて 喜ばせたと思ったら 困らせる 知らない方が楽ならば 教えて貰わなくていい 知らないという幸せを 今は望んでいるから 知らない方がいい 何事も ほどほどでいい
竹の子採りから戻った 夫の機嫌が良さそうなので 包丁を差し出して 「いい?」と聞いてみると 皮をむいてくれるという しばらくすると 「皮をむいたから アク抜きするように」と グズグズしていたら 「今我が家に 竹の子以上に大事なことが あるのか」と 冗談で言っているのだが すぐにやらないと そのうち本気で怒り出す 皮むきだけで良しとして 早速アク抜きを始める
去年買ったダルマも 一昨年買ったダルマも どんど焼きに出さずに 並べて置くような そうはしたくない 中学から 高校になる時に 新しい制服に するように 気分一新 今の自分に 必要な物を
インコにおはよう と言っても返事がない どうしたのかと見ると 羽根をくわえている それでも おはよう おはよう と声を掛けると 下まで降りて来て くわえた羽根を 置いてから おはよう おはよう と返してくれた 今日もインコの おはようで始まる朝
朝の詩の縁で知り合い 十二年近くになる頃 善光寺参りにと いらしてくださり 次は小豆島でと 約束して五年 今度は私達が小豆島へ ようやく 再び 夢が現実のものとなる お世話になった 佃煮屋さんもご一緒に 次は長野で
そんなことをしていて お父さんが 居なくなったら 私が意地悪されるわ と言ったら 意地悪されたら 嫌なのかと 奥さんはいい人だから と言われるよと娘 夫も娘も 我が道を堂々たるもの そうね堂々と 私も
この家で 息子や嫁や孫達と 暮らしていた義母が よく言っていた 目を瞑るという言葉 あれもこれも目を瞑る この家で笑顔で 暮らしていく為に どんな良い人でも 一緒に居たら 大変なのだから
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