おばあちゃんと出掛けると これなんかいいんじゃないと おばあちゃんが選ぶ 娘と出掛ける時には どれがいいと聞くと 直ぐに娘が選んでくれた 娘の七五三の時 娘は黄色を選び おばあちゃんは 赤やピンクを選んだ 流石にこの時は 娘が選んだ黄色の着物 2人を一緒に連れて出掛けると それぞれが選んで 1つに決めるのが大変だったが 元気だったおばあちゃんと 幼なかった小さな娘 今思えば夢のような 懐かしいひと時
希望、光 生きる力 宝物 そして私自身 子供とはと問われて 浮かぶ言葉 手が届かなくなっても それは変わらず 希望、光 生きる力 宝物 そして私自身
年を取ると こうなるんだと 少しずつ実感しながら これから どうなって行くのかと 観察中 父や母の言っていた 言葉や様子を 思い浮かべながら 私の年になれば 分かると言っていた 言葉を噛み締めながら 一歩前へとまた進む
言葉を話し始めた孫は いつもニコニコ いいよ〜 いいよ〜と あっちへ行ったり こっちへ来たり 楽しそう パパも〜 ママも〜 ジジも〜 ババも〜と みんなを呼んで 嬉しそう いつも笑顔で いることを 思い出させてくれた孫
孫が出来てから 私はおばあちゃん 悪くないが周りまで おばあちゃんと言う おばあちゃんと 呼ばれることにも慣れ 鬼とか、糞とか 付かなければ今は 何だっていいと思う そのうち孫がもっと もっと大きくなったら 鬼とか、糞とか 似合うように なるかも知れない
仰向けに寝ながら クマのぬいぐるみを 両手で掲げ ジッと見つめている 4ヶ月の孫娘 届いた画像を眺めては 可愛い表情に 小さな手にメロメロ 遠い日の私と 我が子を重ねながら 今の子はいいなと思う そして親世代は もっと大変だったと また思う
朝起きて直ぐ 歯を1本1本丁寧に 磨いてやると 歯が喜ぶ 水を1杯飲むと 喉が喜ぶ 胃が喜ぶ トイレに行くと 腸が喜ぶ 散歩に出ると 足の裏が喜ぶ 目が喜ぶ 耳が喜ぶ 何て気持ちのいい朝 全身の喜びが伝わる 今日の始まり
少しの暑さ寒さで わずかな刺激で ちょっとした言葉で 睡眠不足 少し体を使っただけで わずかな寒暖差で ちょっとした無理で 体力限界 今までにはなかった この程度のこと 何事も先ずは 今の自分に聞いてから 張り切っている時は 特に危ない
やれ飯の用意だ洗濯だ やれ介護だ孫の面倒だ おっと今度は スマホにインスタ… 私の散歩の邪魔をする 散歩する 時の私が句を作る と詠んだのは はるか昔のこと 散歩をしなければ 川柳も浮かんで来ない
断捨離を済ませた私に 香枝流さんから 届いたプレゼント 二十周年記!?と称して 仕分けされた 「風香・心の詩」 photo/香枝流カード 五冊のアルバム &第八十四弾新作カード ここは一つ お世話になっている 香枝流さんの断捨離に 協力して ありがたく 使わせて貰うことにした ああ 増えてしまった… と嘆きつつ 感謝して 喜んで
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