今日はお天気が 悪いだとか 体の調子が 悪いだとか 子供が言うことを 聞かないだとか 生活していくのに 大変だとか そんな 悪いことばかり 言っていることに 疲れてしまった 悪いことばかりでも 私は今日も こうして ちゃぁ〜んと 生きている 今日元気で 生きていかれたら それでいいではないか
明るいから いいんじゃない 暗いから 悪いんじゃない 明るいあなたが いいのです 暗いあなたが いいのです あなたが あなたであれば それでいいのです
友人から 新緑と私をイメージして 組んで下さったという ネックレスが届いた 私のイメージは みずみずしくて 若々しくて でも 静かで 柔らかで 森の奥深いところにある 小さな日だまり という感じなのだそうだ この分析が 可笑しくて 友人の気持ちが 嬉しくて ネックレスをつけて 鏡に向かって 微笑む私は もうすっかり 春の中にいる
外で食べる ラーメンは 美味しいんだけど あとで喉が かわいちゃうのが 私の悩み あのラーメン屋さんは ちょっと違うぞ スープが違う 麺も違う 家族を連れて また行こう 外で食べる ラーメンは 美味しいんだけど 静かにゆったり 食べられないのが 私の悩み あのラーメン屋さんは ちょっと違うぞ 雰囲気が違う 感じも違う 友達誘って また行こう
学費にお金がかかる そんな話から 「みんなどうして 生活していけるのか 不思議」と言う友人 我が家はどうだろう? お父さんが頑張って 働いてくれても 生活していくには とても足りない それでも何とか やっていかれる このほんの少しの ささやかな余裕は おばあちゃんが 援助してくれた分
ホンワカ ホンワカ パクリと食べたら 信州の なつかしい味 野沢菜おやき ホンワカ ホンワカ ひと口食べたら おふくろを 思い出す味 切干おやき ホンワカ ホンワカ かわいいニコニコ おばちゃんの 真心込めた うの花おやき ホンワカ ホンワカ やさしいニコニコ おじちゃんの 丹精込めた キャベツのおやき ホンワカ 野沢菜 切干大根 うの花と キャベツにあんこ ヘルシーおやき おやき食べれば 素朴な心が 伝わって 私の心も ホンワカ ホンワカ
浮かない顔で ご飯を食べながら 「たべるときもち わるくなっちゃうの」 扁桃腺がはれて お薬を飲んでいる 一年生のみいちゃんは 今朝も小学校の給食を 心配している 毎日先生に 出している連絡帳に 朝の様子を 書いた途端に 元気になった みいちゃんは 今日もうれしそうに 学校へと向かった
いくつになっても 少年の心を持つ君は 僕のことなど忘れて どこでも飛んで 行ってしまうから 君に見つからないように こっそり糸をつけておく それでも君は 飛んで行く 君は赤い風船 いつでもどこでも 目を輝かせている君は 体のことも考えず どんどん夢を 膨らませるから 君に見つからないように こっそり空気抜いておく それでも君は 夢を追う 君は赤い風船
次から次へと 降りかかって来る いろんな試練 皮肉なものだね 何もない人生だったら 私が気に入っている この詩は できることなど なかったはず
体の調子が 悪いから 見えるものがある 手のかかる 子供たちだから 見えるものがある 生活に 追われているから 見えるものがある どれもこれも 私にとって 必要なもの だから 見せてもらえた
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