a008 あんなこと命かけてた若かった
a016 花の香が眠れと誘うお昼過ぎ
a017 宇宙人と時々思う世代の差
a018 見当たらぬ愛のかけらをまだ捜す
a019 たたいたり温めたりして開けるビン
a020 夏帽子わずかに顔に陰作り
a021 雨の日を待って夫をこき使い
a022 喧嘩しても夫婦一つの船をこぐ
a023 ちょっぴりの秘密の中にある平和
a024 見たことはないけど釣ったという魚
a025 価値観の違う両者の言う正義
a026 大嫌い大好きなのも同じ人
a027 うちの娘(こ)が一人手を振る参観日
a028 ランドセル慣れて来たのか様になり
a029 子沢山すぐに比べてしまう癖
a030 持参した本は睡魔に奪われる
a031 まだタバコやめる理由が見つからず
a032 都合悪いことだけ忘れる物忘れ
a033 じゃあまたと言って終わらぬ立ち話
a034 極楽の下見この世でしてみたい
a035 相談を聞いてて逆に相談し
a036 悩む程周りは気にも留めてなく
a037 想い出をエネルギーにして待つ未来
a039 幸せはたまに来るから幸せね
a040 喜びも悲しさも倍にする満月
a041 喜びは二倍悲しみ癒す満月
a042 幸せをだるまに込めて祈ります
a044 知るよりも「知らぬが仏」は楽でいい
a045 太ること気にせぬ妻が気に掛かり
a046 夢でいい叶えば尚いい夢描く
a047 あの星は君の努力を知っている
a051 夢でいい叶えば尚いい夢描く
a052 顔はパパ頭ママ似で子は悲惨
a053 恐いから二人で開ける玉手箱
a054 黙っててと昨夜の話もう耳に
a055 叶えてとだるまに祈る君の夢
a056 うわさ話伝言ゲームより適当
a057 喧嘩しない思えば顔も見ていない
a058 七転び八起き幸せ運びます
a059 転んで起きてひとつ年輪刻まれる
a060 転んでも最後は起きるだるまです
a061 転んでも起き上がるたび強くなる
a062 転んでは起きて転んでまた起きる
a063 計画を立てた心は旅に出る
a064 実現せぬ目標掲げ早十年
a065 幸せはたまに来るから幸せね
a066 前向きに生きて何でも良しとする
a067 叶えてとだるまに祈る君の夢
a074 悪いとこ直せばあなたじゃなくなるわ
a075 夢の中いい句出来たがメモとれず
a076 あれもこれもやりかけたまま春は行く
a077 味方にも時には敵にもなる夫
a078 見ていない聞いていないで世を渡る
a079 人生は短いが今日は長かった
a080 円満という二文字にする妥協
a081 近頃はペットまでもがデジタル化
a082 死にたいと言いつつ今日も金勘定
a083 三歳の時を懐かしがる五歳
a084 笑う門三日待っても来ない福
a085 話させて聞かせて自慢に持ち込んで
a086 お互いに「若い」とかばう同級会
a087 何の為来たのか忘れ照れ隠し
a088 「かあちゃん」を幼稚園ではママと呼び
a089 「好き」と言うたった二文字に要る勇気
a090 神様に悪いことまでお願いし
a091 寝ずに待つ子を持て余すサンタパパ
a092 相談と言うが決心してる彼
a093 不細工は寝不足と服のせいにする
a094 大事にする「今は耐えろ」と教えられ
a095 出掛けてく夫に子供つけて出し
a096 さりげなく上手に内情聞いて行く
a097 カタログの人似合ってただけの服
a098 子に託す夢も今ではただの夢
a099 大福はすごい名前がつけてある -香枝流さん作-
a100 スキ・キライ キライ・スキ・スキ日が暮れて -香枝流さん作-
a103 スイッチ消すように消したいこの想い
a104 唄われておやきホンワカ風に乗れ
a106 「頑張って!」何をやるんだ頑張って
a107 使われぬ色鉛筆の白なげき
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