「風香の詩いろいろ」パート6

6-1.一番は〜92.変わらない心 ヾ(^- ^〃)

*一番は


数ある
ぬいぐるみさんたちの中で
あの子の
一番のお気に入りは
一番きたなくなった
あのピンクのぬいぐるみ

かわいい
ぬいぐるみさんたちの中で
あの子の
一番の宝物は
一番古くなった
あのプーさんのぬいぐるみ

素敵な
人たちがいっぱいいる中で 
一番大切なのは
一番ガタガタになった
あの寂しがり屋のあなたです

*私の癖


思い通りに
ならなかったのは
先に行って
ぶつかるはずの災厄を
ここで
逃れさせて頂けたから

何があっても
前向きに
何があっても
都合良く

いつの間に
身について
しまったんだろう
私の癖

*大丈夫だから


どんなにか辛くても
時は必ず過ぎて行くから
一日一日を
何とか無事に過ごしていたら
いずれ思い出に変わって行くから
大丈夫
そんな心配しなくても
大丈夫だから

今のままいたくても
時は止まってはくれないけど
今しかない今を
大切に過ごしていたら
それは思い出に変わって行くから
大丈夫
もっといいあしたがあるから
大丈夫だから

*ただ一緒に


言葉なんて
 なくたっていい
ただ
 一緒に居るだけで
ただ
 一緒に居られるだけで

言葉なんて
 いらない
ふたりの間に
言葉は
  いらない

*あなたのドア


k3-f2 あなたのドア photo:風さんの作品より


*あなたのドア

悲しい時
辛い時
消えて無くなって
 しまいたい時

あなたのドアを
 ノックする

困った時の
 行き場所を
見つけることが
 できたから
わたし
これからは安心して
この人生
 やっていけそう

☆☆

*駅


温泉に
二泊して来るという義母を
駅まで送り届けた
いつもならスウ〜っと
駅の中に消えて行くはずなのに
この日の義母は
駅の正面で立ち止まったまま
車の中の私に手を振り
見送っていた
これでは
どちらが送っているのか
分からないみたいだ
義母のあの日の姿を
わたしは
生涯忘れることはない

*夢を描く


沢山のもしもを考える
寝る前の
楽しいひと時
楽しい時間

あまり現実的でないことは
絶対に無理だけど
少しだけ夢みたいなことなら
いつでも夢のように描いていると
本当に現実のものとなる

私はいつも夢を描きます
あの人素敵だな〜って思っていたら
思いもかけず
向こうから誘ってもらえたり
あの会社に入りたいと思っていたら
本当に入れたり
無理なことでも
諦めないで思い描いていたら
叶えられる
そんなことって確かにある

だから私は
いつも思い描く
楽しく生きられることを・・・

*求めなければ


n008 求めなければ


*求めなければ

何も求めなければ

こんなにも

楽に生きられる

だなんて

私は知らなかった


相手に何も求めないことで

こんなにも

楽に生きられること

*翼広げて


o8.ms19-f6-47 翼広げて


*翼広げて

危ないだとか
止めた方が
いいだとかって
言われたら
私は飛べない
鳥になる
凄いねって
誉められて
思った通り
やってごらんって
好きにさせて
もらえたら
私は思い切り
翼広げて
大空を飛び回る
持っている以上の力
きっと出すこと
出来るでしょう

*“最高”の人


「実家に行って来ます」って
言った時
お願い
「何かあったの?」なんて
聞かないで
ニッコリ笑って
「行ってらっしゃい」って
言ってくれたら
“合格”
「ゆっくり
行ってらっしゃい」って
言ってくれたら
“最高”

わたしも
出来ることなら
“最高”の人に
なりたいよ

*選挙前


後援会入会用紙の
顔写真を見た娘
「こんな偉い人が
うちに来たの
会いたかったな」って
とっても残念そう
「この人はね
顔は笑っていないけど
目が笑っているの
だから
心がきれいな人だよ」

小さな子どもには
見えるのかな
人の心が

*自然


FF001 自然


*自然

これは
自然なことなのかと
考えてみる

何ごとも
自然に
照らし合わせてみる

自然が全てを
教えてくれる
正しいこと
そうでないこと

わたしの
進むべき道を

*散歩


o019 散歩


*散歩

川の音
鳥の声
風の音

出会う人は皆
「おはよう」と言う

わたし
生きてる

*もういいじゃない


あれもこれもって

もうがんばらなくても

いいじゃない


あれだけで

これだけで

もう十分じゃない


ゆっくり歩いても

立ち止まっても

もういいじゃない

*自由を


過去の可哀想な私に

今の半分でいいから

自由を

わけてあげたい


未来の自由な私から

もう少しだけでいいから

自由を

わけてもらいたい

*生きること


あんなに暑かったのに

今日は寒い


厳しい季節の中

生きるとは

こんなにも大変なこと


そう簡単には

生きられないから

だからこそ

生きてみる価値がある

そうなんですね

*私の落ち度


i020 私の落ち度


*私の落ち度

「あの人に
こう言われた」
じゃなくて
「この人に
こう言われた」
じゃなくて

あの人に
あんなことを
言わせてしまった
この人に
こんなことを
言わせてしまった

言わせてしまった
私の落ち度

☆☆☆

*いつも心に


「また会おう」
って言って
会わずにいたことが
悔やまれます
先は長いんだから
いつでも会えると
思っていたから・・・

あなたの方からは
私が見えるかも
知れないけれど
私の方からは
あなたが見えない

でも
いつでもいます
私の心に
あなたはいます

☆☆

*年


写真を見せたら
「わかーい!」って
わたしのこと
みんなが口々に
言ってたって

うれしい〜

わたしが
年を取るのを
やめたのは
いつあなたに会っても
困らないようにです

*またあした


m010 またあした


*またあした

新しい
今日を告げてくれた
あなたが
「またあした」と秋色に染めて
帰って行った
私も一緒に
秋色に染まる夕暮れ

あすにはまた
会えるから
「またあした」と言って
私も家路に急ぎます

決して
裏切ることのないあなたに
必ず会えることを
私は知っているから
「またあした」

☆☆

*甘えさせてやろう


甘やかすのではない

甘えて来たら

甘えさせてやろう

時期が来たら

ちゃ〜んと

巣立って行けるように

甘えさせてやろう

*心の中


私の心の中には
女の私が居て
男みたいな私が居て

私の心の中には
童心のままの私が居て
お年寄りみたいな私も居る

その時々で
いろんな私が
顔出して
私に指示を
するのです

*変わらない心


さ〜何かを
するぞ〜って時
心配なのが
「お天気」
でも、お天気よりも
何よりも
一番心配なのは
「人の心」
いつ変わってしまうか
分からない
人の心が
一番一番 心配

でも、中にはいる
何があっても
何が起きても
ずっとずっと
変わらない
変わることのない人

「詩の小部屋」から拾い集めた詩を載せています・・☆


  ☆・・「風香の詩いろいろ」・・☆

[1] [2] [3] [3-2] [4] [5] [6] [7] [7-2] [8] [8-2] [9] [10]

[11] [11-2] [12] []


[詩の小部屋トップ]

☆・・次のページもご覧下さい。

ホーム「風香の蝶の舞う丘」へ