「風香の詩いろいろ」パート4

4-5.幸せ〜79.あと何回 ヾ(^- ^〃)

*幸せ


幸せっていうのは

幸せだと思えること

満たされていても

幸せと思わなければ

幸せではない


わたしは

幸せです

*やさしい言葉


a006 やさしい言葉


*やさしい言葉

やさしい言葉で
生かされている
わたしです

やさしい言葉に
元気をもらう
わたしです

やさしい言葉を
そっとかけたい
わたしです

☆☆

*風任せ


j004 風任せ


*風任せ

先のことなど

わからない

成り行き任せ

風任せ

与えられたものは

受け入れるだけ

きっといいこと

ありますようにと

祈るだけ

*心の温度


c004 心の温度


*心の温度

温かいって
感じる人
冷たいって
感じる人
体温でたとえると
平熱が36度5分
ちょっと
やさしくて37度
もう少し
やさしくて38度
これ以上やさしい人は
やさし過ぎ
そうね 
これは心の温度
私は38度の人が好き

*夕立


突然の夕立
しばらくすると
「迎えにきて〜」と
メールが入った

雨が降った日
自転車で通っていた
お兄ちゃんを迎えに行く
母親の姿を見て
育った三男からだ

どうせすぐに
雨は上がるだろう
分かってはいたが
迎えに行ってやることにした

他のことでは
いつも我慢して来た子だ
こんな時くらいは
甘えさせてやりたい

*雲をどかせば


空を
覆っている
雲をどかせば
青い空が
見えるはず
きれいな空が
見えるはず

あなたを
覆っている
雲をどかせば
澄んだ心が
見えるはず
きれいな心が
見えるはず

*しあわせ


CC006 しあわせ


*しあわせ

きょう一日
無事に生きられたら
しあわせ
食べられたら
しあわせ
何事もなく
過ごせたら
しあわせ

きょう一日の
無事を喜び
あしたの無事を
願うことができたら
しあわせ

しあわせに
気付くことが
できたという
しあわせ

*言葉に


揺れ動く心を
そのまま
放っておかないで
言葉に
変換して行くと
文章があらわれる

その文章を
読んだ時
揺れ動いていた心は
理解して
もらえたかのように
落ち着きを取り戻す

*やさしい一面


娘のクラスの
体格のいい男の子が
我が家に遊びに来た時に
お母さんに電話をかけていた
「ママ」と言ってるその声は
やはり小学二年生
男の子のそんな姿を見た娘
すごい秘密でも
知ったかのように
得意になって
「普段は威張っているのに
お母さんには甘えているんだよ」と
何だかとってもうれしそう
普段は見せない男の子の
やさしい一面を
見つけたのでしょう

コンビニへ


a101 コンビニへ


*コンビニへ

コンビニの
君の笑顔に会いに行こ

気だるい朝も
爽やかな君の声で
ファイトが湧くんだ
朝飯は買うけど
君の笑顔は
もらっておくからね

コンビニへ
君の笑顔に会いに行こ

疲れた夜も
元気な君の声で
パワーが出るんだ
夕飯は買うけど
君の笑顔は
もらって行くからね

☆☆☆

*おじいちゃんへの手紙


今日は
“秋分の日”
「今日どこかへ行こう」と言う
小学二年生の娘に
「今日はお墓に行かなきゃ」と答えると
「それじゃ〜
おじいちゃんに手紙書かなくちゃ」と
すぐに便箋を持って来て

「おじいちゃんへ
おじいちゃんは
おはかでいつも
なにをかんがえているの?
こんどそっとおしえてね。
みさより」と書いていた

封筒には
おじいちゃんのお墓の所在地と
おじいちゃんの名前

次は
「おじいちゃんがきれいだと思う女の人は
どれだと思う?」と言いながら
シールを持って来た
私はその中から
おじいちゃんがきれいだと思いそうな
アリエル(人魚姫)を
選んでやりました

その様子を書いている
私を見て
「封筒にこれも入れて
おじいちゃんに見せてあげる(えへへ)」と
娘は楽しそうに笑いながら
プリントアウトした
“おじいちゃんへの手紙”を
おばあちゃんに見せに行った

*隣には


n004 隣には


*隣には

幸せな暮らしの隣には
悲しみが
苦しみが
痛みが
あなたの隙を狙ってる

不幸な暮らしの隣には
光が
明かりが
ぬくもりが
あなたに手を差し伸べる

*必要な時に


必要な時に
必要な人に
出会わせてもらえて
必要な時に
必要な話を
聞かせてもらえるから
悩むこともなく
前に進んで行くことが出来る

今聞いている
この話も
きっと先に行って
困らないように
聞かせてもらっている話

*ビーズのブレスレット


小学生だった私が
プレゼントした
おもちゃの指輪を
祖母は喜んでしていた
近所の人がいい指輪と
誉めていたっけ
おばあちゃんがしたら
本物に見えるんだと
私は密かに思っていた
今、私は小学生の娘が
お守りと言って
作ってくれたビーズの
ブレスレットをしている
どう見ても
本物には見えない
ただ一つ言えることは
このブレスレットに
守られてるということ

*あと何回


両親の元を離れて
この家に嫁いで
早、二十二年
あと何回
父に会うことが
出来るだろう
あと何回
母に会うことが
出来るだろう

年老いて
二人だけでいる両親と
一緒に暮らしたい
ふと
そう思うことがある

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