*何事もなく何かあっても大事にはならず困った時には助けてもらい何事もなく無事に生きていられるのはおじいちゃんやおばあちゃんたちがちゃんと立派な土台を築いてくれていたから私もちゃんと築いて行こう子供たちが何事もなく無事に生きて行かれるように
心配しても結果が同じならただ願っていよう無事を願っていようなるようにしかならないのなら全てを受け入れよう秋枯れた花も春には花を咲かせる
*刻まれる 今していることが顔に刻まれる心に刻まれる体に刻まれるだから出来るだけ良いことをする
*修行 俺が高校の時母ちゃんは修行だと思って高校に行けと言ったから修行だと思って行った今も修行だと思ってやっているからどうってことないよ受話器の向こうで二十二歳の息子が言った
寒い冬の先には春があることを知っていたから耐えて来た耐えて耐えて耐え抜いてやっと迎えた春だものやっと出逢えた花だもの花を求めて行楽へ花を眺めて酒を酌む美しい花に酔いしれる働くこともつい忘れ桜さくらと踊りだす明日も花見と騒ぎだす花の命が長ければ浮かれた時間も長くなるこれには困った花たちは「早く花びら落として」とやさしい風に頼みます風さん心を鬼にして涙流して花びらを落として去って行きました
小さなことに心を痛めていられるのは大きな悲しみがないから出掛けの雨も大きな災害にならない為のひとつ訳があって起きていることだからこれ位は我慢しようか
*思い悩む時 自分の一番大切なものが健在かどうか確認する確認できたらもうこれ以上望まなくてもいいではないか他のことはもう、どちらでもいいではないか
若い時には若さゆえの悩みがあり年を取れば年を取ったゆえの悩みがある今までにも越えて来た山や谷それよりも遥かに大変そうであるならば戸惑ってしまうのも無理はないでも大丈夫一歩ずつ前に進んでさえいたら乗り越えることが出来るはずだからこれから向かおうとする山は大きいけれど山を越えることによってひと回り大きくなって振り返ると大きかった山は小さく見えるものだ
「会いたい人には会っておこ」私に会いたいのに来れないなら私が会いに行ってあげるよもう一人で来れなくなった年老いた親だから私が会いに行ってあげるねあなたの可愛い娘を見せに行ってあげるから
咳をしている時「大丈夫」って言われると咳ができなくなるって娘が言った「温かな無関心」ってそういうことなんだ
明日という日はまた来るけれど今、この時は二度と来ることはないから今しか出来ないことは今、やっておきたい
私の肩に飛び乗ってグルグル喉を鳴らして甘えて来るまだ大人になりきっていないオス猫のスティッチ癒されているのは私の方だよ
昇る太陽に日の恵みをいただいて飾られた花に心癒されて駆け回る猫に元気を貰ってあなたからのメールに優しさをいただいて私の一日がまた始まる
*心の詩(うた) メモしなければ消えてなくなってしまうかもしれないふと浮かんだことそれが何だかいとおしくてそのまま放ってはおけなくてその場で文字に変換したあとで文字を並べたら文章が現れた心の詩が現れた
「かわいい子には旅をさせよ」と言うけれど子どもばかりに旅させないでたまには私も旅してみたい旅の便りを読みながら「あ〜疲れた」と寝転ぶ耳にカチカチ刻む秒針の音
子どもは言うことを聞かない夫とは意見が合わない親は何かとうるさいでもそれはごく普通の当たり前のこと共に生きるとはそういうことだと思ったらもうそんなことをわざわざ口に出して言う必要などなくなってしまった
出たら打たれて当然だだからといって引っ込んでばかりもいられない打たれたら強くなるたくましくなるやさしくなる打たれないように逃げ足だって速くなるあのモグラたたきのモグラのように
遊びに来た子にお父さんは怖い?と聞くと怖い時もあると言うお母さんは?と聞くと優しい時もあると言う怖い時があって優しい時があってなるほどねそういう中で子どもは育つってことなんだな
わたしも わたしもわたしだってちゃんと咲いてるよってわかっているよあなたも あなたもあなただってちゃんと咲いていることいつだって見ている遠くにいても近くにいてもいつだって見ているから
*生きてる理由 生きてる理由にちゃんとした答えなんて出せないよただ生きていて良かったって思えることがあるから生きていることを喜んでくれる人がいるから生きていないと悲しむ人がいるからだから生きてるだから生きていたいんだよ
*しあわせ しあわせは普通に見たら見えないけれどちょっと角度を変えて見たらちゃ〜〜んと見えるんだ小さなしあわせ見えるんだ小さなしあわせをいっぱい集めたらホラこんな大きなしあわせになったわたしはこんなに大きなしあわせの中にいる
頑張ってやらなくてもできるところまで来たからもう頑張らなくていいんだよあしたになってもあさってになってもいつになったってもういいんだよ
人と比べたってダメなんだよね人が何と言ったってそうなっちゃうんだから仕方ないよねこれが自分なんだからその自分は私にしか分からない私が付き合ってやるしかないんだからこれが私この私と如何に付き合って行くかそれが今後の課題
私の子が生まれるのを楽しみにしてた伯母は長男が生まれた頃には体調を崩していた春になって良くなったからと「お節句のお人形を」と言って出かけて倒れ帰らぬ人となった長男が生まれる前の年稲が実り始めた頃「実るほど頭を垂れるってね」と言っていた伯母年を取る度稲が実る度思い出すのは伯母の事
*少しずつ 辛い状況にあっても希望が見えたら大丈夫光が見えたら大丈夫だよその光に向かって少しずつでいいから進んで行ったらいいんだ一歩また一歩って
全体を見ていると気が付かないことも部分的に見ると見えて来る喜びや悲しみ自然の美しさ部分的にアップする写真は普段気が付かなかった細かい部分まで見せてくれるゆっくり話を聞いていると今まで知らなかった心の奥まで見せてもらえる喜びや悲しみ自然の美しさが見えて来る
*みんな知っている わたしたち人間は植物や他の全ての生き物たちと共にこの地球に住まわせていただいている人間ばかりが好き勝手に出来る地球ではないことを知らないものはいない自然に逆らうと自然から見放されることもみんな知っている
乾いた心を潤してくれたのはあなたの言葉冷えた心を温めてくれたのはあなたの言葉疲れた心を癒してくれたのはあなたの言葉心がふわ〜っと喜ぶのを感じたあなたの言葉あなたになら何のためらいもなしにどんな言葉も吐き出せた私
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