*パソコン |
疲れていても あなたと一緒だと 無理をしてしまう 何もかも後回しにして あなたを 見ていたくなったり 時にはあなたを 放ったらかしにしてしまう 私だけれど・・・ 人生は こんなにも楽しいよって 教えてくれた あなた 素敵な人たちに 出会わせてくれた あなた あなたなしで 生きて行くことは もう 無理だと思う
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*一緒になって |
*一緒になって
とても良いとは思えない 今日の私の出来事も これからこの先数十年 生かされているその為に 良くなることの一つなら ありがとねって 受け入れようか
幸せなんて程遠い 今まで生きて来た道も 地球がバランス取りながら 回っていられるその為に 必要なことの一つなら 一緒になって 回って行くさ
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*お日様 |
*お日様
ここだけを中心に
照らしていると思ってた
お日様は
実は私が眠っている間に
地球の裏側まで行って
照らしていたっていう落ち
誰にでもやさしくて
あたたか〜い
お日様
お・か・え・り・な・さ・い
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*山茶花 |
*山茶花
きれいに咲いた花を 誇らしげに 表舞台に立たせて そっと後ろで 控えている葉が 何だか 適齢期を迎えた娘と 娘を見守る 母親のように思えて 山茶花を見つめながら 成長した娘と 重ねていた
私もまた 娘を誇らしく思う この山茶花の 葉のように
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*淡いピンクのシクラメン |
*淡いピンクのシクラメン
結婚して二十四年 四十九回目の バースデーの少し前 廊下に置かれた 淡いピンクの シクラメン 「お母さんにって お父さんが 買ったんだよ」と娘 これは私の好きな色 襖一枚へだてた 向こうから 「俺の好きな 色なんだ」と 夫の声が返って来た な〜んだ 知っていたのかと 思ったのに・・・
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*きれいな目 |
*きれいな目
君があんまり 素敵だからって よく知らないで 欲しくなったり なんかしてさ
お金さえ出せば 何だって 手に入れられる だなんてね
人はもう 救ってなんか 貰えないよ 人以外は みんな きれいな目をしてる
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*だから私も |
*だから私も
この地球で
それぞれが
主人公として
精一杯
生きている
動物も
植物も
人間も・・・
だから私も
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*秘められたパワー |
枯れちゃったのかな と思っても すぐに抜いたり 切ったりしてはダメね 少し放っておいたら ホラ、いつの間に新芽が出てる 周りの心配をよそに 「ちょっと休んでいただけだよ〜」 だなんて・・・
内にはどれ位のパワーを 秘めているんだか・・・ 見かけだけでは わからないものね あなたに秘められた そのパワー
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*写真 |
*写真
目の前に 突然現れた写真が 心の奥底で眠る思いを 呼び覚ます 見なければ 目覚めることもなく 通り過ぎたでしょう あの時出合った思い あの時迷った別れ道 懐かしい思い出 一瞬にして 遠い日にさかのぼって あの時の思いを 詠んでみる 違う道に向かう私を 思い描いて 今の私が詠んでみる
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*進化 |
この世に生きる 生き物が 生きる為に 進化して来たように 私もまた ここに嫁いで 角を落として 自分を曲げて まあるくなって 生きて来た 人生半分 もうそろそろ いいですか 丸くなくても いいですか
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*人はいい |
*人はいい
どこにでも 自由に行ける 人はいい
寒い時 寒いと言える 人はいい
みんな我慢して 頑張っている
辛くたって 悲しくたって 人なら いいだろう
やろうと思えば 何だってできる
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*いつだって初めて |
みんなに優しいのに あなたにだけ 優しくありません いつもしていることが いつの間に 当たり前に なってしまうのは 嫌だから
いつだって 今は初めて
笑顔を向けたら 笑顔を返して欲しい
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*樹の心 |
清々したねって… 確かに 青い空は見えるように なったけど…
私たちが生まれる ず〜っと前から 強い陽射しを さえぎって 強い風を 一身に受けて 私たちの生活を守って 生きていた 言葉を持たない ものたちの心を もっと多くの人が 理解することが 出来たなら
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*今を頑張る |
過ぎてしまったことが どうだったかなんて そんなことは もういいの 今はどう? これからはどうする? それが大事
少しだけ背伸びして 今を頑張って いずれ今となる未来に 灯りをともしておく これって どうだろう
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*のんびり |
*のんびり
何をしているのかって 何もしちゃいないさ 何を考えてるのかって 何も考えてなんかいない
食べて休んで動いて ホラ 人間と同じだろ 違うのは 何も持たずに 自然の中だけで のんびり 生きてるってことさ
何も持たなければ ホラ こんなに楽に生きられる
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*子どもの為なら |
あと五年で 死んだ親父の年になる と言う夫に お父さんは おばあちゃん似だから と教えてあげる
親を癌で亡くした夫が 不安を抱くように 子どもたちを 不安にはさせたくない 癌にはさせられない 病気になんて ならないように 相性の悪い夫とだって 上手に付き合う 子どもの為なら 何だってする
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*姿 |
特別に言われなくても 私がこうして やって来れたのは 親が働く姿を 見せてくれていたから 成長する子を見ながら 初めて気付くこと
お手伝いして 宿題はやったの ちゃんと食べて 早く寝なさい 早く早くって 注意している姿ばかり 見せて来てしまった 私の言うことなど 子どもたちは ちっとも聞かない
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*役割 |
人には それぞれ 役割がある
左手が 右手を 羨ましがっても なろうとしても それには少し 無理がある
気が向いた時 真似する位で 丁度いい
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*まん丸こころ |
一緒に暮らして そろそろ二十五年 お互いに年を取ったね おばあちゃん
私の顔を見るたびに 「あ〜居て良かった」 と言うでしょう 「行っちゃいけない」 と言われたら 意地でも 出掛けたくなるのにね
やさしい おばあちゃんの まん丸こころが 私の心を丸くする
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*あなたがいる |
私が本当に 信頼していたい人は と思う時 先ずあなたが浮かぶ
沈んだ私を 元気にしてくれる人は と思う時 先ずあなたが浮かぶ
いろんな人たちが 浮かんでは 消えていく中で いつまでも 消えない あなたがいる
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「詩の小部屋」から拾い集めた詩を載せています・・☆
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☆・・「風香の詩いろいろ」・・☆
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☆・・次のページもご覧下さい。
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