*私の中で |
誰が来ても 寄って行ってと 言っていた祖母 忙しいって言ったって 死んでく人さえ いるじゃないって 引きとめて
子供の頃聞いた言葉が いろんな場面で蘇る
だからそんなに 慌てることない 大丈夫だよって
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☆
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*人それぞれ |
周りからみたら どうしてって 思えることでも 人それぞれのやり方 というものがあって
試したり 考えた結果 今のその人には そのやり方 なんだろうな
いい方法が 他にいくらあっても
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☆
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*シャボン玉 |
*シャボン玉
あの日あの時 見てた夢 次から次へ 浮かんで消えた シャボン玉
消えてなくなる その前に 急いでメモして おいたから 今もちゃんと ここにある 浮かんで消えた シャボン玉
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☆
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*またあした |
*またあした
やりかけたまま そのままになって しまってはと 無理してしまうけど
忘れたら 忘れたで それもいい
この辺りへ一つ またひとつ 荷物を降ろして また あした
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☆
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*ひと言 |
会社を辞めたいって 言った時だって 父は寂しそうな顔で 本当は辞めない方が いいんだけどな とだけ言った
私も子供たちに 母さんはこう思うって ひと言だけに 留めておけば良かった
父だって言いたい事が 山ほどあっただろうに
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☆
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*夫婦円満 |
スーパーで いつも一緒の ご夫婦を見かける
仲がいいんですね と、声を掛けると 合わせているだけ と、ニッコリされて 軽く会釈をすると もう旦那様の方へ
本当だわ 合わせているだけ 夫婦円満の秘訣ね
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☆
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*幸せと自由と |
会う度にニコニコして 幸せを感謝するように ありがとうを繰り返す 車椅子に乗って
会う度に怖い顔して 幸せを遠ざけるように 不平ばかりを繰り返す お元気そうなのに
不自由でも 幸せそうな人と 自由でも 幸せそうではない人と
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☆
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*笑顔 |
もう十分生きたから もうこれ位に して下さいって お願いして来たの と、おばあちゃん
でも一緒に出掛けると あ〜楽しかった また連れてって また美味しいもの 食べましょうよって
また会いたいな おばあちゃんの笑顔に
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☆
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*母 |
家の中で独りになって 色んな不安が 膨らんだんだね あるはずのない事を 怒って言う 母になってしまって
施設の中で見守られて 人の優しさが 嬉しかったんだね 良くやってくれると 幸せそうに話す 母に変わった
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☆
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*おばあちゃん |
ひどいこと言ったのに 良くやって貰って ひどいばあさんで 悪かったね と、おばあちゃんが 言うから ひどい嫁で悪かったね と、私も言った 二十七年一緒に暮らし 離れて暮らして五年 私の顔を見ると 孫のことばかりの おばあちゃんが 今日は珍しい事を言う
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☆
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*言わない |
話したいという 欲求があるから 情報はもれると言う
いっぱい 聞いているはずなのに おはよう こんにちは うふふふふぅ〜 としか言わない うちのインコ
余計なことは 言わない
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☆☆☆
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*小さなこと |
ヒヤッとして 災難から免れた時 命さえあれば ほかのことなど どちらでも いいことと思う
大変な問題だと さっきまで悩んでいた あれやこれが どちらでもいい問題に 変わる瞬間 小さなことだったと 気付かせてくれる瞬間
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☆
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*今から準備 |
どうしようかと 迷ったことも 嫌だ嫌だと 悩んだことも 全てが夢の様に過ぎ いつの間にか 終わってた
今ここにある幸せも いずれこの手を放れる せめて手放すその時に 君が困らないように 君を困らせないように 今から少し準備する
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☆
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*時に任せて |
過ぎ去る時に 身を任せ 今やるべき ことをしながら 待てばいい
誰にでも平等で 裏切ることのない 時にお任せして 十年でも二十年でも
そうして 嫁いで三十二年が 過ぎました
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☆
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*この家族で |
自分で決めて 生まれて来るのだとか
そうかも知れないし そうじゃないかも 知れないけれど
生まれる前から 自分で決めて来た人生 自分で決めた事ならば 進む事も 退く事も 出来るけれど 今回は この人生で 今回は この家族で
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☆
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*母の思い |
*母の思い
もう少し生きたいと 言っていた父に対し もうそんなには 生きていたくないと 言う母
父を見送った 母の杖の歩みが 一段と遅くなった
母は安心して ゆっくり 年を重ねている
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☆
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*返事 |
おはよう 気を付けて 行ってらっしゃい 「う〜ん」
イヤホンを付けた耳に 届いたかな
いくつになっても 子を思う親の心は 返って来るひと言で ホッとするもの
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☆
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*アレルギー |
アレルギーに なった時には 初めてのことに戸惑い 治さなければと医者通い 必死にもがいて三十年 今は上手に付き合おう そう思える様になった
あの人の態度に 訳も分からず 考えの違いに驚き 絶対無理と拒否反応 何度も起こし三十三年 こちらもまた上手に そう考える様になった
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☆
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*役割 |
食べることと 寝ることと 遊ぶことのうち 盲導犬には 寝ることが好きな子が 向いているという
長所ばかりか 短所と思われることも 必要とされている だから、あの人も あの子も、私も いろんな人がいて いろんな役割があって
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☆
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*違う個性 |
何もない時には バトルを繰り広げる 親子、夫婦、兄弟も 何か事が生じた時には 私にはない違う個性を 発揮してくれるから 価値観の違いに 一緒に居たくない日も これからこの先 続いて行く未来の 厄除けとして お守りとして 一日も長く 待機していて貰おう
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☆
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*検索 |
分からないことを
夫に聞くと
こんなことも
分からないのか〜・・
と、前置きが長い
息子は何を聞いても
すぐに教えてくれた
グーグル先生に
聞いてみるといいよ
と、教えてくれたのも
息子だった
グーグル先生は
特に優しくはないが
怒ったりもしない
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☆
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*あの人も |
ひどいこと言ったのに
何も言わないで
良くして貰って
ひどいばあさんで
悪かったねと
おばあちゃん
おばあちゃんの
後を追うかのような
生活ぶりのあの人も
ひどいじいさんで…
と、言うのだろうか
ここは目をつむって
許すことにしよう
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☆
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*光景 |
*光景
その立場になった時
寂しいと考える人には
寂しそうに映るし
楽しいと考える人には
楽しそうに映るし
普通と考える人には
普通の光景に映る
同じものを目にして
見え方の違いに驚く
百人居たら
百通りの光景が
あるはずだから
どう映っているのかと
ちょっと想像してみる
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☆
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*親子 |
離れて暮らしていても
そこはホラ
やはり親子
子の全てで
あったような親と
親の一部で
あったような子と
共に生きた思い出は
いつもそこにあって
いつだって取り出せて
いいなあ
親子って
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☆
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*一緒の時も |
カメにはカメの
ウサギには
ウサギのペースがある
仲良く暮らすお話は
カメさんは
カメさんらしくて
ウサギさんは
ウサギさんらしい
一緒の時も
貴方はあなたで
私はわたし
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☆
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*波に乗って |
*波に乗って
目が覚めると
今日が始まっている
今日の波に乗って
一日を過ごす
明日もまた
良い波に乗るには
終わり方が大事
明日にならないうちに
今日の波から
上手に降りること
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☆
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*自分に問う |
自分にとって
大事なことは
何かと問う
やるべきことは
何かと
どちらでも
良いことに
白黒つけようと
して来たことを
振り返りながら
さてさて
やるべきことはと
自分に問う
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☆
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*これでいい |
満足してしまったら
その上には
行かれないかも
知れないけれど
これ位でいいと
思えたらいい
思わないから
大変になる
これでいい
これで十分と
思ったらいい
思いさえすれば
楽なもの
楽しいもの
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☆
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*好きな自分 |
どうしようと
思った時
どうしたいかよりも
好きな自分で居る事を
選びたい
楽しそうな自分
輝いている自分
幸せそうな自分
自分らしい自分
何か言いたくなっても
言わずにいる自分を
選びたい
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☆
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*思うままに |
*思うままに
一年後 三年後
十年後 二十年後
今を振り返った時
間違ったと
思える選択も
それはそれで
良かった事
どちらに転んだって
良かったって事は
今、どちらを選んでも
良いという事
頑張らなくても
無理しなくても
今、思うままに
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☆
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*岩 |
大きな岩がどけられて
陽が射して
風が流れ始めた
深呼吸をしてみる
いい気持ち
忘れていた
いつもの風景が
目の前に広がる
大きな岩など
初めからなかった
思い込みという
大きな岩がどけられた
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☆
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*おはようで始まる朝 |
インコにおはよう
と言っても返事がない
どうしたのかと見ると
羽根をくわえている
それでも
おはよう おはよう
と声を掛けると
下まで降りて来て
くわえた羽根を
置いてから
おはよう おはよう
と返してくれた
今日もインコの
おはようで始まる朝
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☆
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*孫の成長 |
入学前には
グラグラしてる
と言っていた孫の乳歯
その歯も抜けて
お祭りには
新しい永久歯が
顔をのぞかせていた
楽しみだなあ
この歯が生えそろう頃
一段と成長するだろう
先の夢を描きながら
今朝も散歩をする
これからもまだまだ
見守っていられるよう
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☆
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*百一歳ばあちゃん |
心臓に続き腸の調子が
悪くなった時も
手術しないで見守った
百歳の時の
コロナ感染も
乗り切った寒い冬
食事、水分ほとんど
摂れていない状況に
延命はしないと
覚悟したお盆前
寝てばかりで食べたり
食べなかったりの
百一歳ばあちゃんは
暑い夏も乗り切った
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☆
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*花風車 |
色とりどりの花の風車
リースみたいなの
素敵なご夫婦からの
素敵なプレゼント
ホームページに
奥さんの名前で
のせてみたら
旦那さんの作品という
いいえ 仲良し夫婦作品
みつる&きくちゃんの
作品とした
あれからあの方達は
一体どれ位 笑顔の花を
咲かせたことでしょう
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☆
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*製氷機 |
一昨年の夏突然氷を
作らなくなった製氷機
3日程するとまた作り
昨年は3ヶ月休んだ
時々休む製氷機ではと
冷蔵庫を買い替えよう
とするとまた動き出し
今年は大丈夫と
思っていた休日明け
突然の休業宣言
そのうち作るだろうと
氷は冷凍室で作り
動く気になるのを
気長に待つことにした
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☆
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*一生の付き合い |
ここに来てからの
春から秋は
草取りの日々だった
次男を出産後間もなく
花粉症になったあの夏
アレルギー物質は
避けるべきでも
雑草に近付いては
薬を飲む
いつまで続くか
草取りも花粉症も
一生の付き合いでいい
どうも草取りのお陰で
元気でいられるらしい
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☆
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*それぞれのペースで |
結婚して子が生まれ
子が結婚して
孫が生まれた
振り返ると
綱渡りのような日々
あの時があっての
今だけれど
あの時は
何だか忙しかった
今はゆっくりと
流れて行く
それぞれのペースでと
幸せを願う日々が
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☆
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*見守られて |
通る車は皆上手に
猫をよけて走り去る
その姿を見守る
野球少年達
通りがかりの人が
車道から歩道まで運び
最悪はまぬがれて
暫く見守っていた
少年達も去って行く
段ボール箱のベッドを
用意してくれた
電気屋さんの奥さんに
付き添われ見守られ
皆、猫を心配していた
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☆
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*おじいちゃんの元へ |
喉ぼとけも頭も顎も
ちゃんと残っています
立派なお骨です
素晴らしいですと
褒められたお骨を残し
天国へ旅立った
百一歳のおばあちゃん
若い頃お医者さんに
骨を褒められたことが
自慢だったそのお骨は
ひと足先にいった
おじいちゃんの元へ
頑張ったなと褒めて
くれることでしょう
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☆
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*皆揃って |
コロナ禍で百寿の
お祝いも出来なかった
子供の名前は忘れても
五人の孫の名前は
忘れなかった義母(はは)
五人全員駆けつけて
この日は皆揃って
おばあちゃんの百寿の
お祝い そしてお別れ
まあ大きくなったわね
その辺で会っても
分からないわ
遺影のおばあちゃんは
いつも通り微笑んだ
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☆
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「詩の小部屋」から拾い集めた詩を載せています・・☆
|
☆・・「風香の詩いろいろ」・・☆
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☆・・次のページもご覧下さい。
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